「うど」とは山菜の一種です。漢字で「独活」と書きます。
のろまな人のことを「ウドの大木」と呼びますが、その「うど」です。
うどは成長しすぎると食べられなくなる(=役立たずになる)のが由来なのだそうですが
若く柔らかいうちならば食べることができます。しかも、かなりおいしいんです!
今回はそんなうどの保存方法について紹介します!
うどってなに?女性に嬉しい効果のある山菜なんです!
うどは山菜の一種です。
「うど」という言葉の響きや「ウドの大木」という言葉の印象でなんか冴えない感じがしますが
実は栄養豊富で、女性に嬉しい効果がたくさんある山菜なんです。
うどはカロリーが低く、腹持ちがいいのでダイエット食として注目されています。
ダイエット中の空腹を耐えるためにこんにゃくを食べたりしますよね?
あの役割がうどにはできるんです!
また、カリウムや葉酸を含んでいるので、
むくみ解消に効果があるとされています。
カリウムや葉酸のはたらきで体内の塩分を排出しようとするはたらきが強まり、
塩分を尿として排出しようとして体内にたまった余分な水分が使われることになり、
結果としてむくみ解消につながるわけですね!
うどには2種類ある!種類によって保存方法は変わる?
うどには2種類あります。
ひとつは食べやすいように栽培された「軟白うど」で
もうひとつは野山に自生している「山うど」です。
品種の違いではなく、育て方の違いですね。
どちらも品種としては同じものになります。
この2種類のうどですが、保存方法は特に変わりません。
どちらも日光を避け、湿らせた新聞紙でくるんで冷暗所や冷蔵庫で保存します。
あまり置いておくと固くなってしまい、まさに「ウドの大木」になってしまうので
早いうちに食べてしまいましょう。目安は2~3日です。
それ以上長く保存する場合は冷凍保存するといいでしょう。
うどは下ごしらえをしてから冷凍保存がおすすめ
うどを長く保存する場合は冷凍保存がおすすめです。
凍ったまますぐ使えるように下ごしらえをしてから冷凍しましょう。
うどの下ごしらえの仕方は、
表面のうぶ毛を包丁でこそぎ落とし、皮をむいてから調理に使う大きさに切ってから酢水につけてアク抜きします。
酢水につける時間は10分ほどが目安ですが、生でそのまま食べる場合はもう少し長くつけておいたほうがアクのエグみがなくなって食べやすくなります。
そうしてアク抜きしたうどを軽く湯通ししてからフリーザーバッグに入れて冷凍庫に入れます。
冷気が均等に行き渡るように平べったくならして横向きに置きましょう。
1つの袋にまとめて全部入れるのではなく、小さな袋に1回分ずつ小分けにすると使いやすく、取り出しやすくなります。
冷凍したうどは凍ったまま調理に使うことができます。
解凍する時は自然解凍しましょう。
電子レンジで加熱して解凍すると、うどに火が通ってしまって食感を損なってしまいます。
どうしても電子レンジを使う時は半解凍にするといいでしょう。
まとめ:うどの保存期間と保存方法はズバリ…
- うどは「軟白うど」と「山うど」の2種類がある
- どちらも湿らせた新聞紙で包んで冷暗所か冷蔵庫で保存
- 保存期間は生なら2~3日ほど。それ以上は冷凍するか漬ける
- 冷凍する時は下ごしらえをしてから冷凍する
- 冷凍したうどを使う時は自然解凍、もしくは凍ったままで
うどは山菜の中でもクセがない味で、ちゃんとアク抜きができればおいしく食べることができます。
きんぴらや白あえなど、レシピも豊富にあります。
3~5月のまさに今が旬です!
旬のうちに買って、冷凍保存しておくのはどうでしょうか?
うどの苦味が気になるという人は、11月頃の寒い時期に出回る「寒うど」が苦味が少なくて食べやすいかと思います。