色々なご利益を期待して身につけるお守り。
しかし、気付いていたらなくなっていたということはありませんか?
お守りには神様が宿るといわれています。
それだけに、お守りをなくしてしまうとバチが当たるのではないかと不安になってしまいますよね。
実はお守りがなくなってしまったことにはある意味が隠されているんです!
お守りをなくした!バチが当たる?
お守りがなくなってしまってバチが当たるのでは……と思うかもしれませんが、
お守りがなくなった状況やお守り自体の扱いはどうだったかを思い浮かべてみましょう。
乱暴に扱ったり、テキトーにその辺りに放置していたりしていたでしょうか?
そうでなければ大丈夫です。
きちんと丁寧に取り扱った上でなくなってしまったのなら、
ごめんなさいと真摯に謝れば神様もわかってくれるでしょう。
お守りがなくなることにはスピリチュアル的な意味がある
お守りがなくなるということにはスピリチュアル的な意味が隠されています。
それは、「お守りが持ち主の身代わりになって消滅した」という解釈です。
お守りというものは、昔は身代わりとして使われてきました。
現代では「神様からご加護をいただく」という使い方ですが、
昔は「自分に降りかかってくる厄をお守りに受け止めてもらう」というように用いられていたんです。
なので、お守りがなくなってしまったということは、
「自分に降りかかってくるはずだった厄をお守りが身代わりになった」という解釈ができるんです。
もしお守りがなくなっていなかったら、もっと大きな災厄があなたの身に降りかかっていたかもしれません。
そのため、お守りがなくなってしまったといって問答無用でバチが当たるというようなことはありません。
もちろん、お守りを粗末に扱っていなければですが……。
あるいは「持ち主がお守りの加護がなくても立ちゆくようになったので、役目を終えて立ち去った」と考えればよいでしょう。
お守りには安産祈願や合格祈願色々なご利益があります。
お守りがなくなったということは、ご利益を受けなくても大丈夫になったと解釈できます。
たとえば、志望校に合格できる十分な学力が身についたので、神様が加護を与えずともいいと判断して立ち去ったというようにですね。
そう考えると少しは気持ちも楽なのではないでしょうか?
身代わりになった、あるいは今までご利益をくださったお守りへ感謝しましょう。
お守りがなくなったあとはどうしたらいい?
なくなってしまったお守りをいつまでも気にしてはいられません。
なくなったお守りへは「今までありがとうございました」と感謝しましょう。
それでもお守りがないと不安だというようであれば、新しいお守りを手に入れましょう。
なくなったお守りから引き継ぐようにして持ち主へご利益を与えるでしょう。
もし前のお守りが何かのはずみで戻ってきた時は
(たとえばカバンの隙間から出てきたとか家具の影に落ちていたのを見つけたとか)
「新しいお守り(神様)だけでは不安だ」と判断して戻ってきてくれたと解釈しましょう。
心配だったりほっとけなかったりでまた様子を見に来てくれたんですね。
まとめ:お守りをなくした時は…
- お守りをなくしたからといってバチが当たるわけではない
- お守りがなくなった=役目を終えた
- なくなったお守りに感謝を忘れない
- お守りがなくて不安なら新しいお守りを手に入れる
お守りは神様が宿っているものですので、粗末に扱うのはNGです。
日本の神様は自分を敬ってくれる相手には優しいですが、ぞんざいに扱ってくるような人には容赦しません。
あなただって乱暴に接してくる人に何かをしたいとは思わないはずです。あまりひどい扱いだと懲らしめたいと思うでしょう。
お守りを粗末に扱うということは、厄除けどころか厄を呼び寄せることになります。