加齢とともに気になるお肌の悩みの一つ、シミ。
みなさんはシミが気になりだしたのは何歳くらいからですか?
かくいう私は、元々色白のため小さい頃からソバカスという名のシミがあります。
私の場合は、物心ついた頃からシミとはお付き合いしているので、10代の頃は本当にソバカスが悩みの種でした。
そのため30歳を過ぎた今となっては諦めの境地に入り愛着すら湧いてきていますが、大半の方は30歳を過ぎたあたりから気になり出すものですよね!
最初にシミを見つけたときの絶望感は20年以上前に経験済みなので、その気持ちはよく分かります!
そこで、今回はシミができる年齢からシミができるメカニズム、シミの進行を阻止する方法までご紹介したいと思います!
そもそもシミが気になりだすのは何歳から?
とある大手化粧品メーカーのアンケートでは、シミが気になりだす年齢としてあげる人が多かったのは30歳~35歳あたりだそうです。
この年齢からできてくるシミは通称、老人性色素班と呼ばれ若い頃からの積み重なった紫外線のダメージが原因です。
そのため、子供の頃に外で遊びまわっていた人や学生時代の部活で真っ黒に日焼けしていた人は20歳頃からシミが出てくる人もいます。
その反対に子供の頃から日焼けをすることが少なかった人は40歳を超えるまで出てこない人もいます。
また、女性の場合は妊娠・出産などでホルモンバランスが大きく崩れた際に、一気にシミが増える人もいるようなので要注意です!
なぜ紫外線が蓄積するとシミになるのか?
そもそも紫外線がお肌に悪いことはなんとなく知っている人が多いと思いますが、なぜ紫外線の浴びすぎがシミになるんでしょうか?
シミの元となる物質の名前を「メラニン色素」といいます。
そもそも赤ちゃんや小さな子供はシミがありませんよね?
でも赤ちゃんや小さな子供でもこの「メラニン色素」は保持しています。
では、何故メラニン色素がシミにならないのか?
通常人の肌ではターンオーバーというお肌の再生処理が一定周期で行われています。
しかし、加齢とともにこのターンオーバーの周期が遅くなり、蓄積した紫外線の処理に追い付かなくなったとき、シミとして肌に現れるんです。
通常メラニン色素は肌の表面の中の「表皮」という部分の一番最下層、「基底層」にあるメラノサイトという物質によって作り出されます。
この基底層は、メラニン色素の生成だけでなく、肌細胞の生産を行うという非常に大切な役割も担っています。
基底層で作られた新しい肌細胞やメラニン色素は肌の再生を行うターンオーバーによって、少しずつ肌の表面に押し上げられます。
そして、肌の表面まで押し上げられると自然に外へと排出されます。
そのため、子供にシミがないのは、紫外線の蓄積量に対し、基底層がきちんと機能し、ターンオーバーという肌の再生処理が追いついているためシミとなって現れないのです。
でも、年齢を重ねると紫外線の蓄積量は増える、ターンオーバーの周期も子供の頃より遅れるので、対処のしようがないとお思いではありませんか?
でも、今からでも遅くはありません!
全く手入れをしないよりも、気付いたときからでも手入れを正しく行えばシミの進行や濃くなる速度を遅らせることはできます!
次の章では、シミの進行を遅らせるお手入れ方法をご紹介しますね!
シミの進行を遅らせるには体の外と中からお手入れを!
前の章でも述べましたが、シミの原因は長年蓄積した紫外線が原因です。
そのため、まずは今後も浴び続けるこの紫外線を徹底的に阻止しましょう!
この紫外線の量は通常4月頃から地上へ降り注ぐ量が増え、7月~8月がピークとなります。
そのため春から夏にかけては「紫外線対策してるよ!」という方も多いかもしれません。
でも、シミの進行を遅らせるのであれば、冬場の紫外線対策も手抜き厳禁ですよ!
日焼け止めの使用は年中無休がマストです!
そして、既に蓄積してしまった紫外線については、しっかり保湿やケアをして少しでも蓄積量を減らしていきましょう。
蓄積した紫外線対策には、スキンケアアイテムとして美白効果のあるものを取り入れるのもオススメです!
また、ターンオーバーの周期を維持できればシミの進行を遅らせることもできるので、食生活や生活スタイルも見直し、規則正しい生活を心掛けましょう。
体の中からも改善を行い、シミ対策を進めてくださいね!
まとめ
では、今回ご紹介したしたことをまとめますね!
- シミのでき始めを自覚する年齢平均は30~35歳。これは幼い頃からの生活スタイルも影響するので、平均より早くても気に病まないで!
- シミの発生は紫外線の蓄積量+お肌の再生ターンオーバーの機能が衰えるため!
- シミの進行を遅らせるためには今後浴びる紫外線対策+既に蓄積してしまった紫外線のケア+肌の再生周期をあげるため体の中からケアを!
シミができてしまったからと言って、諦めるのはまだ早いことをお分かりいただけましたか?
若い頃からしっかり対策をしているのがベストですが、今からでも遅くはありませんよ!
みなさんも体の外と中から、しっかりとシミ対策を行ってください!