プロパンガスの使用量のほとんどは、お風呂で使うお湯の給湯器が占めています。
では、プロパンガスでお風呂をわかす場合、いったいどれくらいの料金がかかっているのでしょう。
節約術も合わせて紹介しちゃいます!
プロパンガスでお風呂に入った時のガス代は平均63円!
お風呂をわかす場合、水をガスで温めてお湯にしなければなりません。
水温15度で42度のお湯を作ると考えると、その差は27度。
1リットルの水の温度を1度あげるのに必要なカロリーは1キロカロリーです。
浴槽の容量が200リットルとすると、27度×200リットルのカロリーが必要になります。
計算してみると、5400キロカロリーが必要となります。
これをプロパンガスの使用料金の平均額に当てはめて計算してみると
だいたい200リットルの浴槽に42度のお湯をためるとして、
1回あたり63円かかります。
風呂には入らず、シャワーだけで入浴を済ませる場合、
設定温度42度の条件で計算してみたところ、だいたい1回70円くらいのガス代がかかります。
1ヶ月(30日)毎日入ると考えると
63円×30日で1890円、シャワーだけなら70円×30日で2100円が
1ヶ月の金額になります。
プロパンガスでお風呂に入る時の節約術!
お風呂だけでおよそ2000円もかかっていることがわかったところで、
ちょっとでも節約したいですよね。
そこで、お風呂にかかる金額の節約術をご紹介します!
お風呂の節約術その① 追い焚きをしない
追い焚きをすると、お湯を温めるためにガスが使われてしまいます。
200リットルの浴槽の場合、追い焚きで1度あげるごとに約4円のガス代がかかります。
できれば追い焚きをすることがないように、お風呂はサッと素早く入りましょう。
ダラダラと長く浸かっているうちにお湯が冷めてきて、追い焚きしてお湯を温めて……とやっていると
ガス代がどんどんかさんでいってしまいます。
お風呂の節約術その② 風呂フタを活用して保温!
追い焚きをしないよう、お湯の保温も大事です。
そこで使われるのがお風呂にフタをすることです。
フタをすることで、お湯が冷めにくくなり、追い焚きをする必要がなくなります。
家族で入浴する場合、交代の間に浴槽にフタをしておくと
お湯が冷めにくいので、誰かが1人入るたびに追い焚きをしなくて済むようになります。
浸かっている最中に浴槽の半分だけフタで覆うのも有効です。
フタが物置場になるので、タオルなど置くことができます。
フタを机がわりにして読書やスマホをすると、長風呂になってしまうのであまりおすすめできません。
お風呂用の保温シートもあります。
お湯に浮かべるだけで保温してくれるので、こちらも活用してみましょう!
お風呂の節約術その③ 設定温度を下げる
お湯の設定温度を1度下げるだけでもだいぶ節約になります。
追い焚きのところでも言いましたが、お湯の温度を1度あげるだけで4円かかります。
ということは、1度下げれば4円の節約ができるということです。
熱いお湯が欲しくなる寒い冬場は仕方ないですが、
夏場は1度だけでも温度を下げてみるのがいいかもしれません。
お風呂の節約術その④ 使うお湯を少なくする
設定温度だけでなく、使うお湯の量を減らすのも節約になります。
肩までつかる全身浴ではなく、下半身だけつかる半身浴なら
1回あたりのお湯の量を減らすことができます。
お湯が減ればそのぶんガスを使わずに済むので、
結果としてガス代の節約になります。
湯船につかった時、お湯があふれてザバーー!っとならないように
自分が入ることで増える嵩を考えてお湯を入れてくださいね!
まとめ:お風呂1回のプロパンガス代は…
- プロパンガスでお風呂で入った時にかかる金額の平均は1回63円
- シャワーだけなら1回70円が平均
- 30日で1890円、シャワーだけなら2100円がかかってしまう
- 節約するには追い焚きをしない・お湯の保温をする・設定温度を下げる・量を減らすの4つがポイント
冬場に洗い物でお湯を使う時の使い方を見直すことも節約のポイントです。
お湯を出しっぱなしにするのを止めたり、設定温度を下げることで節約ができます。