物の数え方シリーズ、メガネ編です!
私もメガネを常時つけているほど目が悪いですが、
そういえばメガネはメガネで「いくつ」と数えたことはないような……。
果たしてメガネはどう数えるのでしょうか?
メガネは「本」「台」「個」が正しい
メガネの数え方について辞典を引いてみたところ、
正しい数え方は「本」「台」「個」が正しいようです。
昔の、耳ではなく鼻でかけるタイプのメガネだと「一掛け」と数えるようです。
モノクルだと「本」や「台」よりも「枚」と数えた方が適切です。
確かにモノクルはレンズがほとんどですから、「枚」と数えるのはふさわしいですね。
どこで区別をつけているかというと、フレームありとなしのようです。
フレームがあると「本」「台」を使い、
フレームのないレンズだけなら「枚」を使うのだそうです。
形で区別しているので、視力矯正用のメガネだろうとサングラスだろうと老眼鏡だろうと同じ単位を用います。
英語や他言語でのメガネの数え方は?
英語でのメガネの数え方
英語でメガネの数え方は「One glasses」「Two glasses」と「数+glasses(メガネ)」で数えます。
メガネは2枚のレンズでできているので、1つでもGlass(ガラス)の複数形になります。
英語と似た言語であるフランス語やドイツ語でも同じ構成です。
フランス語では「Une lunettes」、ドイツ語では「Ein Gläser」となります。
中国語でのメガネの数え方は?
中国語では数+単位+数えられるものという構成で数えていくため、
メガネを数える時は「数+単位+メガネ」という構文になります。
ではどう書くのかというと「一个眼镜」と数えます。
メガネに特に決まった単位はなく、数える時は「个」と数えます。
「个」は中国語での「個」にあたる字で、要するに「1個」「2個」と数えているわけです。
特に決まった単位がないものは、とりあえず「个」で数えるのでこのように数えます。
いくつ知ってる? メガネの豆知識
フレームの数字はどんな意味?
フレームをよく見ると「54□17-140」など数字が書いてあることがあります。
これはメガネのサイズです。
最初の数字は「レンズ一枚の横幅」、2番目の数字は「ブリッジの幅」、最後の数字が「テンプルの長さ」を示しています。
これを覚えておくと、自分に似合うサイズの眼鏡が見つけやすくなります。
試しに私も自分のメガネを見てみましたが、フレームの塗装が剥げていて数字が消えていました……。
プラスチックフレームは磨ける!
オシャレ用として伊達メガネをかける人に朗報です!
オシャレ用の伊達メガネを筆頭にプラスチックのフレームのメガネがありますが、
使っているうちにどんどん色がくすんで光沢がなくなってきます。
そうなるとオシャレでなくなって捨てることになりますよね。
実はこのプラスチックフレーム、磨くことができるんです!
アセテートやセルロイドなら、磨くことができるます。
プラスチックフレーム専用の研磨剤なども売っていますが、
お店で磨いてくれるところもあるので、まずは近所の眼鏡屋さんに相談してみましょう!
まとめ:メガネの数え方はズバリ…
- メガネは「本」「台」「個」と数える
- 古い鼻かけメガネなら「一掛け」、モノクルなら「枚」が正しい
- 英語では「One glasses」、英語と同じ構成のフランス語やドイツ語でも同じ数え方
- 中国語では「一个眼镜」
ちなみにメガネを使っていると鼻あてなどにつく緑のコケのようなものですが、
「緑青」(りょくしょう)というサビの一種です。
鼻あてについた皮脂や汗などがサビを引き起こします。
緑青を防ぐ方法は、皮脂や汗をつけないこと。
ついたらこまめに水洗いすることです。水分もサビの原因となりますので、洗ったらしっかりと乾かしましょう。
緑青がついてしまったら、眼鏡屋さんでパーツの交換をしてもらいましょう!
1000円前後のパーツ代がかかりますが、その場で交換してもらえます。