辛いものは好きですか?
辛いものといえば唐辛子です。
料理に辛味を加えるために、
粉末状の唐辛子をふりかけたり、細かく刻んだ乾燥唐辛子を加えたりと
ひと味プラスするためにもよく使われます。
そんな唐辛子を美味しく長く保存する方法を調べてみました!
一味唐辛子など、粉末状の唐辛子の保存方法
粉末状のパウダータイプの唐辛子のボトルは冷蔵庫で保存しましょう。
唐辛子の天敵は湿気と熱です。
湿気や熱で唐辛子の風味が損なわれてしまいます。
生ものではないので常温保存ができるからといって
吊り棚やコンロ周りなど、ぱっと手に取れる場所に置いておきがちですが
吊り棚やコンロ周りは湿気や熱がこもりやすい場所です。
すぐに取れる位置にあると手間はかかりませんが、逆に唐辛子の寿命を縮めてしまいます。
できるだけ冷蔵庫などの冷暗所で保存しましょう。
そして、子供が誤って目に入れたりしないように、子供の手の届かない高さにしましょう。
たかが唐辛子と思うかもしれませんが、唐辛子の粉末が目に入ったことが原因で失明することもありえます。
乾燥させた唐辛子は冷蔵庫で保存!
しっかり乾燥させた唐辛子は長期保存ができます。
生の唐辛子は1週間ほどですが、乾燥させることで1年くらいもちます。
保存する時は水分が入らないように、密閉できる容器に入れます。
シリカゲルなどの乾燥剤などがあればさらにGoodです。
ビンに入れておくと見た目もおしゃれです。
乾燥した唐辛子は米びつに入れておくと、虫よけの効果があります。
1つ2つほど入れておくだけでお米を虫から守ることができます。
米びつに唐辛子を入れたとしても、唐辛子の辛味がお米に移ったりはしないので安心してくださいね。
唐辛子は冷凍保存できる! 冷凍の仕方と使い方
生の唐辛子は冷凍保存ができます。
冷凍の唐辛子は空気に触れると劣化していきますので、鮮度を保つために1つずつラップにくるんでいきましょう。
少し面倒ですが、こうすることで使う時に1つずつ取り出しやすくなって使いやすくなります。
使う時は電子レンジなどで加熱して解凍したりせず、凍ったまま使いましょう。
刻む時は包丁よりもハサミで切るといいです。
どうしても解凍したい時は電子レンジで半解凍させるか、水にさらしたり常温で放置しての自然解凍にしましょう。
劣化してしまって変色してしまったものは見た目も味もよくないので、
使わずに捨ててしまいましょう。
保存できる唐辛子と保存できない唐辛子
唐辛子と一口に言っても色んな種類があります。
赤い唐辛子に青い唐辛子、「鷹の爪」や「ハバネロ」など品種もさまざまです。
中には、乾燥や冷凍でも保存できない唐辛子もあります。
肉厚な品種である「ハバネロ」は乾燥しにくいので、保存には向きません。
スーパーではまず取り扱っていないので入手する機会もあまりないでしょうが、
もし手に入れた時に普通の唐辛子の要領で乾燥させて保存しようとしても
うまく乾かずに半乾きのような状態になってしまいます。
しっかりと乾いておらず、水分が抜けきっていないので、
そこからカビや虫が発生してしまうこともあります。
肉厚な品種の唐辛子を手に入れたら、乾燥させたり冷凍させたりせずに
できるだけ早く使い切ってしまってください。
まとめ:唐辛子の長期保存方法はズバリ…
- 唐辛子の天敵は湿気と熱
- 一味唐辛子など粉末状のものは吊り棚やコンロ周りに置かずに冷暗所へ
- 乾燥唐辛子は湿気が入らないように密閉容器へ
- 生の唐辛子は冷凍保存ができる。1つずつラップにくるんで冷凍庫へ
唐辛子の辛味は種にあります。
乾燥唐辛子をミルなどで粉末にする時には種を取り除くと辛味が抑えられます。
逆に、辛味がほしいという時には種を取り除かずに挽きましょう。