赤ちゃんが生まれる前に用意した長肌着、短肌着、ロンパースやカバーオールなどなどこれっていつまで着せていいものかしら?
そう思っているママもいるでしょう。
毎日見ていても赤ちゃんは日々成長しています。
特に生まれてからの半年で体重は倍以上に成長します。
さらに季節や気温の移り変わりに合わせて服装も変えていく必要があります。
それに、家族でお出かけするときはかわいいお洋服を着せておしゃれさせてあげたい!ですよね。
いつから赤ちゃんは大人のようにズボンやパンツやスカートをはいてもいいのでしょうか?
赤ちゃんのおしゃれ着デビューについて調べてみました。
オムツ替え回数が少なくなったらズボンデビュー
新生児赤ちゃんのオムツ替えは、一般的には1日に10〜12回と言われています。
しかし、3ヶ月も過ぎると赤ちゃんの体重は増え、ママも育児に慣れてくる頃です。
オムツ替えの回数は7〜8回くらいにまで減って
授乳中にバタバタと足を動かしたり首を持ち上げるような動きをしたりと、運動量が増えてきて、
新生児用のカバーオールやコンビ肌着では足元がはだけてきてしまいます。
そろそろ新生児用のお洋服からサイズアップして、動きに合わせたベビー服へとシフトを考える時期と言えるでしょう。
50cmサイズの頃の赤ちゃん
50cmサイズのベビー服は、病院で着るような肌着やコンビ肌着、
オムツ替えのしやすい股の分かれていないタイプのカバーオールなどの商品が多いようです。
赤ちゃんを寝かせたまま着替えられる短肌着や長肌着は股の部分を覆わないので、
頻繁にオムツ替えする新生児期には理にかなっていると言えます。
写真を撮ったりする機会も多い時期ですが、おしゃれよりは赤ちゃんの発達やお世話のしやすさを優先した方が良さそうです。
60cmサイズの頃の赤ちゃん
60cmサイズだと選択肢が増えて、
おしりの部分にゆったりした余裕のあるモンキーパンツや、スカート付きのブルマタイプのパンツ、アメリカ映画に出てきそうな足先まで覆うタイプのロンパースなどもこのサイズからは登場します。
パンツタイプのオムツは60cmサイズからありますが、発達や赤ちゃんの生活によって使い分けるのが良さそうです。
早い子ではこのサイズを着る頃から寝返りをしたり腹ばいしたりし始めます。
お腹周りを圧迫しない服装が赤ちゃんも快適でしょう。
70cmサイズの頃の赤ちゃん
70cmサイズはもう大人のようにおしゃれなお洋服も選べます。
このサイズを着る頃には、もうしっかり首が座っていて、寝返りやおすわりができるようになっている赤ちゃんが多いでしょう。
パパやママと一緒に遊んだりお出かけしたりが楽しい時期です。
動きが活発になり、体もしっかりしてくるので、お着替えなどもだいぶ楽になるはずです。動きやすくボタンのない服装の方が便利です。
赤ちゃんの発達に合わせて服装を選ぶ
赤ちゃんの発育によっては、
体が小さくて60cmサイズでも活発に動き回る子、
体が大きくて70cmサイズであっても1日のほとんどをねんねで過ごす子と個人差があります。
赤ちゃんの特性に合わせて、ママがお世話しやすい服装を選んであげるとよいでしょう。
お出かけとお家は使い分けて
ズボンやタイツ、スカートを履くならば、これらもオムツ替えの都度にお着替えさせることになります。
毎度ご機嫌にお着替えさせてくれるならいいのですが、
場合によっては眠っているときや急いでいるときなど、不測の事態も考えられます。
また、首の座っていない赤ちゃんを抱き上げて足や腕を通してお着替えさせるのは不安に感じるママも多いと思います。
ふだんお家で過ごすときは赤ちゃんの動きを邪魔しない、オムツ替えのしやすい服装を選び、お出かけのときはお気に入りのお洋服でおしゃれする、というように用途に合わせて服装を選ぶのが良い方法といえます。
赤ちゃんがズボンやスカートを履く時期の目安のまとめ
以上のことから赤ちゃんがズボンやスカートを履く時期の目安として次の3点があげられます。
- オムツ替えの回数が新生児の時より少なくなってきたら
- 足の動きが活発になってきて、カバーオールやコンビ肌着では足元がはだけるようになってきたら
- ママのお世話がやりやすく、赤ちゃんの動きを妨げない服装
具体的な時期を言うなら市町村の保健センターで実施する3ヶ月児健診の頃にはズボンやロンパースなどを着ても差し支えないでしょう。
もちろん気候や赤ちゃんの発達などに応じて時期を前後してもいいと思います。
なによりも赤ちゃんが健やかに過ごせることを第一に考えてあげてくださいね。
最後に
1日ごとに目まぐるしく成長する赤ちゃんのかわいい時期は本当に一瞬で過ぎ去っていきます。
女の子も男の子も最近はかわいいベビー服がたくさんあって、どれもこれも片っ端から着せてみたくなるのが親心かと思います。しかし、かわいいからと着せたものが、動きづらかったり着心地が悪かったりなどで赤ちゃんのストレスになってしまっては残念です。
赤ちゃんの発達に応じたお洋服を上手に選んで、たくさんのステキな思い出を作ってほしいと思います。