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【1Click対応!】iPhone/iPadでKindle本がなぜ買えない?Amazonアプリの「このアプリ内では本を購入できません」で困った時の解決法…!

10秒で分かるこの記事のまとめ!

  1. iPhone・iPadのAmazonアプリからではKindle本は買えない(サンプルのみダウンロード可能)
  2. SafariやGoogleChomeなどのブラウザ経由なら買える
  3. 毎回アクセスするの面倒だから、Amazonアプリみたいにアプリ化しちゃえばよくない?(←主題)

2019/11/04更新情報

一部の方から設定がわかりにくい、
正常に動作しないとの連絡がありましたので、
最も簡単に設定できるように設定方法を変更しました。

ご報告!2022/02/08

iPhoneやiPadでKindle本が買えない方のために作成した便利ページですが、

おかげさまで利用者が10000人を超えました!
これからも利便性を考え、アップデートしていくので引き続き愛用してくれると嬉しいです♪

 

このページの目次一覧

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欲しい時にポチッと押せばその場で本が読めるKindle。

私自身は読書習慣が全くなく、
どちらかというと本が嫌いというレベルだったんですが、
Kindle Oasisを買ってからというもの

興味がある本は片っ端からポチッて
熟読する日々を送っております(笑)

  • 移動中
  • ちょっとした隙間時間
  • お風呂

などで読めるので重宝しているのですが、

iPhoneやiPadのAmazonアプリからKindle本を検索すると「サンプルのダウンロード」「ほしい物リストに追加する」「シェアする」のボタンしか表示されず、購入ボタンが表示されない。

iPhoneiPadKindleアプリからKindle本が買うことができません…。

Amazonアプリなら?
なんて思って開いても、肝心な購入ボタンが全くない…
(場合によっては「このアプリ内では本を購入できません。amazonでご購入いただいた本はkindleアプリでお読みいただけます。」と表示されることもあります)

なんで商品は買えて
Kindle本は買えないんだAmazonさん…。

っと思っていましたが、もちろん買う方法はもちろんあります。

iPhone Kindle本 買えない
iPad Kindle本 買えない
と検索されている方がすごく多いので、今回は初心者の方でもわかるように解説していきます。

なぜiPhoneやiPadのAmazon/KindleアプリでKindle本が買えないのか

まずはなぜKindleアプリやAmazonアプリでKindle本が買えないのかというお話。

公式に公開はされてないけど、AmazonアプリでKindle本が買えない理由はAppleとの手数料が関係している…。

実はこれAppleとAmazon2社の関係で、
AppStoreで配信されるアプリに課金機能(アプリ内課金)をつけると手数料が発生します

Kindle本は発送料や紙印刷代がかからないので、
通常価格でも割引されていることが多いのですが、
手数料が上乗せされると商品価格に反映されてしまうので、価格が高くなってしまいます。

この影響から不便ですが、AmazonアプリやKindleアプリからはKindle本が買えなくなっているです

消費者の私たちからすると
「不便だから買えるようにしてくれよ!!」
っと言いたいところですが、結果として値段があがってしまうとすると考えどころですよね…

ちなみに余談ですが、
他のゲームアプリではアプリ内課金では1000円
ブラウザから購入すると700円と手数料分差額を付けていることもあるそうです。

[2022/02/13追記]iPhoneやiPadでKindle本が買えない詳細情報

いろいろ調べてみると、手数料の他にもiPhone/iPadでKindle本が買えない理由があるようです。

本題と少し逸れますが、調べた詳細をご紹介します。
(ご興味がある方は下の展開から)

+ なぜiOSのAmazon/KindleアプリでKindle本が購入できないのか(クリックで展開)

なぜiOSのAmazon/KindleアプリでKindle本が購入できないのか

この記事では元々、「AppStore内でアプリに課金機能(アプリ内課金)をつけると手数料が発生します。」と紹介してきましたが、アップルが設けている2つの規約(App Store Reviewガイドライン)が要因になっているようです。

ここではもう少し掘り下げてiPhone/iPadでKindle本が買えない理由をご紹介します。

1、アプリ内でデジタルコンテンツを販売する場合は15%または30%の手数料がかかる

これは元々紹介していましたが、AppStoreで配信するアプリ内でデジタルコンテンツを販売する場合、アップルが指定する課金方法(IAP)の仕様が義務付けられており、IAPを使用した売り上げの15%・30%を手数料としてアップルに支払わなければいけません

この手数料に悩まされているデベロッパーも多く、アメリカでは集団訴訟などが起きていました。

1−1、さらにアプリ内コンテンツの値段は自由設定できない

これを読んでいるあなたも、1度はアプリ内課金の値段は見たことがあるかと思いますが、課金料金が

  • 120円
  • 250円
  • 370円
  • 610円

など金額がぴったりではないことに違和感をもったことはないでしょうか?

実はアップルはアプリ内課金の値段をあらかじめ決めており、「Tier」という料金単位が設定されています。

これがドル換算なので、日本円だと現在は120円・250円・370円と中途半端な金額になっており、書籍などでは価格が自由に設定できないというのも理由の1つかと思われます。

2、アプリ内では他の課金方法による購入を誘導するボタンやリンクを設置してはならない

2つ目の要因は、アプリ内の表記問題。

私のこのページでは
「iPhone Kindle 買えない」
「iPad Kindle 買えない」
「このアプリ内では本を購入できません。amazonでご購入いただいた本はkindleアプリでお読みいただけます。」

と検索されてくる方が非常に多いです。

ざっくりですが、私のページは「Amazonアプリから買えないから、Safariから買おうよ。しかも便利なページ用意したよ」という内容なのですが、ふと思うと

「Kindle本の詳細ページに直接リンク表示してくれればよくない?」

っと思いませんか?

実はこれもAppleのガイドラインで決められており、アプリ内課金以外の課金による購入に誘導するボタンや外部リンクをアプリに含めることができないことが定められています。

つまり
「このアプリ内ではKindle本は購入できません。お使いのブラウザからAmazonにアクセスして購入してください。(購入ボタン)」
みたいな表記ができないんです。

ついにアメリカ政府・日本の公正取引委員会が動いた

2021年半ばに米アップルがAppStoreの支払い形態をより柔軟なものに変更すると発表しました。

これはアメリカで起きていたデベロッパーの集団訴訟・アメリカ政府の巨大ITプラットフォーマーへの規制検討が影響していると考えられます。

またそれに引き続いて日本では公正取引委員会が令和3年9月2日に「アップル・インクに対する独占禁止法違反被疑事件の処理について」という記事を公開しています。

上記によると、Appleのガイドラインは独占禁止法に触れる可能性があるとして、平成28年から審査を行っていたそうです。

しかし、アップル側が最終的にガイドラインの改善措置を実施したことから、この審査は終了したのだそう。

変わるポイント1、リーダーアプリにおけるアウトリンクの許容

Amazonに絞った話だと、今まではAmazonアプリ・Kindleアプリ内でSafariへのリンクなどを貼り付けることは禁止されていましたが、リーダーアプリに限り外部へのリンクが許容されました。

今後の可能性としては、Kindleアプリ内で書籍を検索し、そこからAmazonサイトに飛べるようになる…かもしれません。

変わるポイント2、アプリ内課金の料金区切りが増えた

今までのTire(アプリ内課金の価格)の単位区切りは100ほどしかなく、料金設定が不自由でしたが、500まで増やされるとのことで、料金設定が今までより自由になります。

ただし、これもAmazonに限った話だとIAPだと30%の手数料がかかるので、こちらの導入の可能性はあまり高くないと思います。

結局のところ…

結局今回のガイドライン変更では、「リーダーアプリからリンク貼って飛ばしていいよ」という部分だけで、Kindleアプリ内から直接Amazon決済などを使って購入できたりというのはまだ遠い未来の話になりそうです。

iPhoneやiPadでKindle本を買う方法

iphone-ipad-kindle本-買えない_iPhoneやiPadでKindle本を買う方法

じゃぁKindle端末やPCで買うしかないの?
っと思ってしまいますが、iPhoneやiPadでKindle本を買う方法があります。

それは

「SafariやGoogleChome経由で買う」

という方法です。

流れとしては

  1. SarafiかGoogleChomeを開く
  2. 「Amazon」を検索
  3. Amazonアプリが起動しないように別タブでAmazonを開く(後ほど解説)
  4. Kindle本ページを開く
  5. 本を検索する
  6. 本を購入
  7. Kindleアプリで読む

となります。

Amazon公式からのアナウンス


Amazonの公式Twitter、@AmazonHelpでもユーザーに対してアナウンスしています。

またAmazonのヘルプページでも

iOS版Kindle無料アプリ用に本を購入する

iOS版Kindle無料アプリにKindle本を配信する方法

iOS版のKindle無料アプリおよびAmazonショッピングアプリは、アプリ内でのKindle本の購入をサポートしていません。

  1. モバイル端末またはコンピュータでウェブブラウザを開きます。
  2. Kindleストアにアクセスします。
  3. 購入する本を検索します。
  4. 1-Clickで今すぐ買うを選択します。 必要に応じて、本を配信する端末またはアプリを配信先:ドロップダウンで選択できます。

購入した本はライブラリに表示されます。
表示されない場合は、アプリの同期をお試しください。

と案内されています。

この方法でも買えなくないので1回ならいいですが、毎回毎回となると…

面倒くさい!!!

なので、もう少し楽に買えるようにしましょう。

Kindleページをアプリ化しちゃえば便利!

iphone-ipad-kindle本-買えない_Kindleページをアプリ化しよう

冒頭でも記載したとおり、挙動がおかしい時があったので、アプリ化の方法を変更を変更しました。
また目的のショップへ1タップでアクセスできるようにしたので、試してみてください♪

アプリ化と聞くと難しそうですが、
ホーム画面へ追加して、
タップするとKindleページへ遷移するように設定するだけです。

初回は設定が必要(っと言っても3手順だけ)ですが、1度設定してしまえば

  1. アプリを起動
  2. ショップを選択
  3. 本を検索or選ぶ
  4. 本を購入
  5. Kindleアプリで読める!

となるので、Amazonアプリと疎遠なくKindle本を買うことができます。

初回設定の流れ

まず流れを簡単に把握しておいた方がイメージしやすいかと思うので、設定の手順を説明します。

先にお話しておくと、設定自体はSafariの方が楽です。
GoogleChomeでは「ホーム画面へ追加」という機能がなく、別アプリを経由して設定する必要があります。

「どうしてもGoogleChomeで設定したい!」

っとこだわりがある方は別ですが、特にこだわりがない方は

  • 日常的にはGoogleChomeを使う
  • Kindle本探し・購入だけはSafari

と使い分けた方が楽です。

GoogleChomeでの設定手順まで飛ばす

Safariでの設定手順

iphone-ipad-kindle本-買えない_Safariでの設定手順

Safariでの手順は以下になります。

  1. Safariでリンクページを開く
  2. 「追加・共有・保存」からホーム画面に追加をタップ
  3. 好きな名前に設定して「追加」をタップ

それでは実際にやってみましょう!

1、Safariでリンクページを開く

細かな設定が必要なくなるように便利リンク集ページを作りました。

まずは下記ページを開いてください。

Amazonリンク集

2、「追加・共有・保存」からホーム画面に追加をタップしてアプリ化

ページが開けたら、ホーム画面に追加してアプリ化していきます。

画面下の「追加・共有・追加」をタップします。
(四角から矢印が出ているマークです。)

そして「ホーム画面に追加」をタップしてください。

ここでは好きな名前にしていただいて大丈夫です。

アイコンの下に表示される文言なので、「Kindleストア」「Kindleリンク」などがわかりやすいと思います。

入力できたら右上の「追加」をタップします。

するとホーム画面へ追加されます。

このアイコンをタップすると、当サイトのリンク集が起動するので、そちらから目的のページを選んで、Kindle本を探すと

 

この方法でホーム画面にKindleストアを追加すると、Kindle本でも購入ボタンが表示され、買うことができるようになる。

1クリックで購入できるようになります!

Safariで設定した方はお疲れ様です!
Kindle本ライフを存分に楽しんでくださいw!

無料本を1タップで開けるように設定しておいたので、自分で言うのもあれですが便利だと思いますよ!w

GoogleChomeでの設定手順

GoogleChomeのコアユーザーのみなさま。
お待たせいたしました。

ここからがGoogleChomeの設定方法です。

GoogleChomeの場合、Safariと違い「ホーム画面へ追加」という機能がないので、別のアプリを経由して設定します。

大まかな流れは

  1. Workflowをインストール
  2. Googlechomeで「Kindle本ストア」を開く動作を設定
  3. 2で設定した動作をホーム画面に追加

という流れになります。
それでは1つずつ解説していきます。

1、Workflow(ショートカット)をインストール

まずWorkflowをイントールします。

以前はWorkflowというアプリ名だったんですが、2018年にAppleに買収され、iOSのデフォルトアプリになりました。
買収前は有料アプリだったんですが、今は無料で使うことができます。

どんなアプリかざっくり説明すると、iOSの作業を自動化できるアプリです。
例えば

  • iPhoneやiPadに入ってる任意の写真を複数のSNSに一斉にアップロード
  • 撮影した写真をDropboxに自動保存
  • 水を飲んだ回数を記録
  • 帰り道を検索
  • 動画をGIF動画に変換

これは一例ですが、このように複数のアプリが絡む動作などを1タップで動作するようにしてくれる超絶便利なアプリです。

ショートカットをインストール

Workflowで「Googlechomeで「Kindle本ストア」を開く動作を設定」を作成

ここからWorkflowで設定をしていきますが、その前に下記のページのリンクをコピーしておいてください!

Amazonリンク集


(長押しして「リンクをコピー」を選択)

Workflowでの設定方法

ここからはWorkflowでの流れになります。

アプリを開いて、「ショートカットを作成」をタップします。

 

するとこのような画面に切り替わるので、
画面下から「URL(指定されたURLを次のアクションに渡します。)」をタップします。
(もし表示されない場合は、検索に「URL」と入力してください)

 

すると上部にURLが追加されるので、先ほどコピーしたURLを入力します。
(画像とは入力されるURLが変わっています)

 

続いて検索の所に「goo」と入れます。

 

するとWebのところに「ChomeでURLを開く」という項目が表示されるので、タップします。

 

このようになっていればOKです。

3、ホーム画面へ追加する

ここまで完了すればあと少しです。

2で作ったレシピをホーム画面に追加して、アプリ化します。

右上の四角矢印をタップ。

 

そして「ホーム画面に追加」をタップします。

 

すると名前をつける画面になるので、「Kindle本」や「Kindleマンガ」など好きな名前を入力して完了をタップします。

Workflowではアイコンが自由に設定できるので、好きなようにカスタマイズしてください。
カスタマイズできたら、右上の完了をクリック。

するとSafariが起動します。
画面に手順が書いてあるので、その手順にしたがってホーム画面に追加します。

 

名前などはWorkflowで入力した名前が表示されるので、そのまま完了をタップすると

ホーム画面に追加されます。
これをタップしてKindle本を選ぶと

 

1クリックで買えるようになってます!

GoogleChomeでの設定は以上で終わりです。
お疲れ様でした。

Workflowでのデメリットとしては、ホーム画面のアイコンをタップすると、一瞬アプリに飛びます。
この点はiOSの仕様上しょうがないんですが、デフォルトアプリになった今後に期待ですね…!

あと他のブラウザをデフォルトにしている人もいると思うんですが、
FireFoxなどは設定できなかったので、もしかするとGoogleChomeだけかもしれないです…

最初は面倒ですが、設定してしまえば今後が超楽になるので、試してみてください!

関連ツイート

基本的にiPhoneやiPadのブラウザからAmazonのウェブ版を開くにはリンク長押し、別タブで開くという手順が必要です。

参考までに…

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