夏が近づき、暑くなってきましたね。
ある意味夏の風物詩といえば、そう、蚊です。
同じ部屋にいるのに1人だけやたら蚊に刺されていた……という経験はありませんか?
私は蚊に刺されやすい体質で、キャンプやバーベキューなどに行くと必ず一人だけ刺されています。
実は、これを書いている間にももうすでに3箇所も……。
そこで、今回は蚊に刺されやすい人の特徴を調べてみました!
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蚊に刺されやすい人の特徴
蚊に刺されやすい人の特徴は以下の通りです。
- 体温が高い人
- 肥満体型人
- 汗をかいている人
- 黒い服を着ている人
- お酒を飲んでいる人
- 血液型がO型の人
蚊は「二酸化炭素」や「熱」に惹かれやすいという性質があることがさまざまな実験でわかっています。
そのため、子供だったりアルコールで血行が良くなっていたり、運動して体が温まっている人に寄ってくるのだそうです。
蚊は暗いところを好みます。そのため、黒いところ=暗いところと勘違いして黒い色に寄ってくる性質があります。
そのため、黒い服や暗い色の服を着ている人は蚊が近寄ってくるのです。
他にも、香水をつけている人も蚊に狙われやすいといわれています。
蚊は、血を吸う産卵期以外は花の蜜などを吸っているので、香水の香りを花の香りだと間違えてしまうのだそうです。
ただ、柑橘系の香りは蚊が嫌がる傾向にありますので、
香水をつけているからといって絶対に蚊が寄ってくるようになるとはならないそうです。
O型の人は刺されやすい?
「O型の人は蚊に刺されやすい」という俗説があります。
確かに、蚊に刺されやすい体質の私もO型ですが……果たして血液型は関係あるのでしょうか?
1970年代に「ネイチャー」に論文が掲載されたことを発端に
血液型と蚊の関係は研究されてきました。
日本の害虫防除技術研究所でもA型、B型、AB型、O型の人を対象に実験したところ
確かにO型の人が一番蚊に刺されていたのだそうです。
何が蚊を惹きつけるのかと考えた結果、血液に含まれる物質が原因ではないか、という仮説に行き当たりました。
血液型を決める成分が蚊を惹きつけるのではないかという仮説を立てて再び調べたところ、
不思議なことに統計的な差が出なかったのだそうです。
海外の他の研究でもそうで、
「O型の人は蚊に刺されやすい」というデータはあるのにその原因についてはまったくわかっていないのだそうです。
不思議ですね。
蚊に刺されにくくなるための対策とは?
蚊に刺されにくくなるための対策としては、
-長袖、長ズボンをはいて肌を露出させない
明るい色の服を着る
汗をかいたらこまめに拭き取る
といったような対策が考えられます。
蚊に刺されやすい人の特徴の真逆をいけば刺されにくいということですね。
元も子もありませんが、究極的には「虫よけスプレーを使う」という手もあります。
他にも変わったものとして、「扇風機で風を起こす」というものがあります。
蚊は体が軽いので、ちょっとした風でも吹き飛ばされてしまいます。
そのため、扇風機の風を体に当てて、蚊が肌に止まる前に吹き飛ばしてしまおうというわけです。
まとめ
- 蚊は二酸化炭素や熱に引き寄せられる
- O型の人は蚊に刺されやすいというデータがあるが、その理由は不明
- 蚊に刺されないためには肌の露出をおさえたり汗をかかないことが大事
- 変わった対策としては扇風機の風を浴びるというのも
ちなみに蚊に刺されることを「蚊に食われる」と呼ぶか「蚊に噛まれる」と呼ぶかは西日本と東日本で分かれるそうです。
西日本なら「噛まれる」で東日本なら「食われる」と言うことが多いそうですよ。