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りんごを夜に食べると太るって本当?そのワケはこんな原因でした!

りんごは健康にもよい食べ物ですが、食べる時間帯には注意が必要です。
「夜にりんごを食べると太る」というウワサがあります。
健康にいいはずのりんごが太る原因だなんてなんだか矛盾してますよね。

どういうことなのか、ウワサのワケを調べてみました!

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りんごは健康にイイ!

ヨーロッパのことわざでは「1日1個のりんごで医者いらず」といわれています。
そのとおり、りんごは健康にとてもよい食べ物です。

りんごに含まれるペクチンには整腸作用があり、お腹の調子を整えてくれます。
そして食物繊維には体内の毒素や余計な脂肪分を排出してくれる役割があります。

りんごには風邪を引いた時に食べる果物というイメージがあるように
体調が良くない時や胃腸が弱っている時に食べれば効果はバツグンです。

この通りりんごは体にいいものなのですが、食べ方には注意が必要です。

夜に食べるりんごはよくない! そのワケは……

イギリスでは「朝の果物は金、昼の果物は銀、夜の果物は銅」といわれ、
お隣の韓国では「朝のリンゴは金、夜のリンゴは毒」といわれています。
つまり、「夜に食べるりんごは良くないもの」とされているわけです。

そのワケはというと、りんごに含まれるペクチンのせいです。

ペクチンは整腸作用があり、確かにお腹にやさしい食べ物です。
しかしペクチンはジャムに使われるように糖分の塊でもあるため、
きちんとエネルギーとして消費しないと脂肪となって体にたまってしまいます。

寝る直前にりんごを食べることはもっと危険です。
寝ている間は胃腸のはたらきもゆるやかになるため、
体に取り込んだ糖分はさらに消費されにくくなります。
そうなると寝ている間にペクチンがまるっと脂肪に変わってしまうので、結果として太ってしまうというわけです。

夜にりんごが食べたい! でも太りたくない……

色んな国のことわざにあるように、りんごは朝に食べるのがオススメです。
でも、夜にだって食べたいですよね。

そこで、オススメしたいのが「りんごを夕飯前に食べること」です。

りんごは糖分が多い食べ物なのですが、
カロリーの面でいうと、実はダイエットによい食べ物なのです。
どういうことかというと、なんとりんごはマイナスカロリー食品なんです。

マイナスカロリー食品とは、食べて摂取したカロリーよりも消化のために使うカロリーの方が多い食べ物のことをいいます。
カロリーにマイナス分が出ることで、その分別のものを食べることができます。
なので、夕飯前にりんごを食べることで夕飯のカロリーを若干軽減することができるわけです。
りんごでカロリーをマイナスした分、別のものを食べることができるので、
我慢しておかずを減らしたりおやつを抜いたりしなくてもいいわけです。

これが、夜にりんごを食べても太らないタイミングです。

でも、「りんごを食べて余裕作ったから平気!」と過信して食べすぎてしまっては意味がありません。
しっかりとカロリーコントロールをしましょうね。

まとめ:夜にりんごを食べてはいけない理由は…

  • りんごは整腸作用があり健康にいい食べ物
  • しかし、夜に食べると糖分が消費しきれずに脂肪に変わってしまって太る原因に
  • 糖分をエネルギーとして消費できる朝に食べるのがベストタイミング
  • どうしても夜に食べたいなら、夕飯前に!

りんごを食べる時は皮ごと食べるとより多くの食物繊維をとることができます。
皮ごと食べるとなると残留農薬が心配になるかもしれませんが、
国内で流通している国内産のりんごはしっかりと検査をしているので皮ごと食べても安全です。

表面の白っぽいツヤツヤしたものはカビではなくブルームと呼ばれるロウ状の物質です。
栄養が外に逃げていかないように保護しようとりんご自身が出す保護用のものですので、
むしろ白っぽいほうが甘くておいしいりんごですよ!

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