最近耳にする「デカフェ」。
「カフェ」とついているのでコーヒーや紅茶にかかわることかな?
と想像できるように、デカフェとは、カフェインを取り除くことをいいます。
カフェインレスやノンカフェインとは違います!
どう違うのかの違いや、デカフェのやり方やメリットについて解説したいと思います!
このページの目次一覧
デカフェはカフェインレスやノンカフェインとは違います!
デカフェはカフェインレスやノンカフェインとは違います。
デカフェとは、カフェインを完全に除去することです。
元々カフェインが入っているものをフィルターなどで取り除き、
カフェインの含有量を一定値以下にすることをいいます。
ヨーロッパなどでは、デカフェの基準がしっかりと定められています。
一方、ノンカフェインやカフェインレスは
カフェインの量がゼロに近いものということを指します。
わかりやすくいうと、デカフェは「行動」で、
ノンカフェインやカフェインレスや「結果」ということになります。
「コーヒーや紅茶をデカフェして、カフェインレスの飲み物に変える」
というわけですね。
それが転じて、デカフェという言葉そのものがカフェインレスの飲み物を指すようになりました。
「デカフェしてカフェインレスにしたコーヒー」というより
「デカフェコーヒー」と呼んだほうが短く済みますしね。
デカフェのメリット
デカフェをするにはもちろんメリットがあります。
それはカフェインが取り除けるということです。
カフェインは集中力を増してくれる効果がありますが、
取りすぎると不眠や胃の荒れなどを引き起こしてしまいます。
そのため、カフェインを取り除いて(=デカフェして)
カフェインレスの飲み物にします。
コーヒーや紅茶を好む人は
よくカフェインの過剰摂取を起こしてしまいがちですので、
不眠や胃の荒れに悩まされることがあります。
そういった悩みのタネをなくしてくれるデカフェ飲料はとてもイイものです!
デカフェで味は変わる?
気になるのがデカフェすることで味が変わってしまうかどうかですよね。
昔はカフェインの除去によって、
コーヒーや紅茶の味が損なわれてしまっていました。
飲んでも「なんだか薄味だな……」と思うことがあったそうです。
近年の技術では、デカフェしても味は特に変わることなく、
風味を損なわずにコーヒーや紅茶を楽しむことができます。
デカフェのやり方は?
デカフェはどうやるのかですが、主に2つの方法があります。
ひとつは薬品でカフェインを取り除きます。
薬品といっても危険なものではなく、自然由来の安全な物質です。
もちろんデカフェ飲料を飲んだことで健康が害されるということはありませんので、
心配しなくても大丈夫です。安心して飲んでくださいね!
もうひとつは二酸化炭素を使って「超臨界二酸化炭素抽出」という特殊な製法で取り除くことです。
どちらも専用の機材が必要で、家庭ではまずできることではありませんので、
家でデカフェ飲料を楽しむなら、あらかじめデカフェ済のコーヒー豆や茶葉を買いましょう!
まとめ
- デカフェとは「カフェインを取り除くこと」
- デカフェによってできるのが、カフェインレスやノンカフェインの飲み物
- デカフェをするメリットはカフェインの過剰摂取の防止
- カフェインの取り過ぎによる不眠や胃の荒れを防止してくれる!
- デカフェの方法は家庭でできることではないので、デカフェ済のものを買うこと!
- デカフェしたからといって味が変わらない。安心して飲める
妊婦さんはカフェインの取り過ぎに注意しなければなりませんが、
大好きなコーヒーや紅茶をがまんしたくないですよね。
そういった時にデカフェ飲料があると安心できます!
デカフェ飲料は最近では喫茶店でも取り扱っています。
試しに飲んでみてはいかがでしょうか?