「お正月」といえば、
「おせち」
「お雑煮」
「お年玉」
……その前に準備しなきゃなのが、
お正月に玄関に飾る「お正月飾り」
ですよね。
玄関に飾りつけをすると、
「お正月だなぁ……」
って気分になりますよね!
我が家では、質素に「しめ縄飾り」だけなんですけど……。
豪華な「門松」などを飾っているお宅を見ると
「すごい! お金持ちのお宅なのかなぁ?」
なんて思っちゃいます。
みなさんのご家庭の玄関にも、「お正月飾り」ってかざりますか?
でも、ふと
「飾ったのはいいけど、お正月の玄関の飾りものって、いつまでつけておいたらいいの?」
って、思っちゃいませんか?
今回は、この素朴な疑問に答えていきたいと思います。
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そもそも、お正月飾りの意味って?
私は、こどもの頃から
「どうして、お正月には玄関に飾り物をつけるのかなぁ?」
「なんの意味があるんだろう?」
って、不思議におもっていました。
ふと、祖母に聞いてみると
「お正月は神聖なもので、年神様をお迎えする日なんだよ」
と教えてくれました。
「年神様」とは、
「毎年、お正月になると各家庭にご先祖様を導いてやってこられ、
家族といっしょにすごされる神様」で、
「正月様」
「どんどさん」
「恵方神」
などとも呼ばれる、福を呼ぶとされている縁起の良い神様なのです。
お正月の飾り物は、
「年神様に失礼のないようおもてなしして、お正月の間とどまっていただくために」
という意味があって飾るものなのです。
……ということは、何も考えずに適当な日に外すのは良くなさそうですよね!
「うーん。でも、いつ外すんだろう?」
って、思ってしまいますよね。
いつからいつまで飾っておけばいいの? そのあとの処分は?
では、いつからいつまで飾っておけばいいのでしょうか?
また、外したらどうやって処分すればいいのでしょうか?
■ いつからいつまで飾るのか?
飾るのは「縁起の悪い日」に注意!!
我が家でも、毎年玄関に飾っている「お正月飾り」ですが、
「飾るのに縁起の悪い日」
っていうのがあるのです。
それは
「12月29日と12月31日」
です。
12月29日は
「苦が待つ」
という意味があって、避けるべきとされています。
12月31日は
「一夜飾り」
となって年神様に失礼なので避けるべきです。
さきほどの縁起の悪い日を避けて、
「12月25日から28日の間に飾る」
のが良いですね。
我が家では忘れないように日にちを決めて、毎年28日に飾っていますよ!
外すのは「松の内が終わってから」
「松の内って何のこと? 幕の内弁当?」
って、おバカさんな私は思っちゃいますが、
「松の内」は一般的に1月7日までのことを指します。
なので、
「1月7日頃に取り外す」
のが基本です。
地域によっては「松の内」が1月15日までとなっているところなどがあるみたいなので、
注意が必要です!
では、どうすればいいのか? というと
「近くの神社にきいてみる」
のが確実でオススメですよ!
■ 取り外した「お正月飾り」って、どうすればいいの?
年神様をお迎えするためのグッズ「お正月飾り」を、
「燃えるゴミの日にポイ!」
なんてできませんよね。
どうすればいいかというと、1月15日に行われる
「どんど焼き」
で処分するのがベストでしょう。
「どんど焼き」は、お正月飾りを火にくべる季節の行事です。
また、その火にあたると、一年健康でいられるといわれています。
ぜひ、参加してみてくださいね。
「どんど焼き」は神社や地域で行っていますので、
これまた、「神社や町内会などに問い合わせる」のが確実ですよ!
休日に「どんど焼き」を行ってくれるところや、
神社によっては納めるだけでOKなんてところもあります。
事前にチェックしておくとベターですね。!
まとめ
- お正月飾りは「縁起の悪い日を避けて、12月25日から28日の間に飾る」
- 「1月7日を過ぎてから(地域によって異なります)」取り外す
- 「どんど焼き」で処分する
- 「どんど焼きの日や納め方は近くの神社に問い合わせる」と教えてくれる
今回は、お正月飾りについて紹介してきました。
お正月飾りを飾ったり取り外したりする日に気をつけたり
「どんど焼き」に参加するだけで、
開運効果も期待できるかも?
お正月飾りを飾ってない方は、ぜひ玄関に飾って良い年をお迎えくださいね。
ライター:如月
主にサブカルチャー系雑誌、生活改善薬やサプリメントを扱ったムックでライターや監修をしていました。現在、フリーライター。
花粉症歴20年以上のベテラン花粉症患者。猫が好きなのに猫アレルギー持ちなのが最大の悩み。
趣味は映画鑑賞で、最近は動画配信サービスにはまっています。B級映画が大好き。
実は9社以上の格安SIMを使い倒す格安SIMマニア。