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喪中の新年挨拶はどうする?返事をするべき?マナーを解説!

喪中とは、親族に不幸があった時に新年の挨拶を取りやめることです。
「喪中のため、新年の挨拶は控えさせていただきます」という喪中はがきが届いた経験、ありますよね。

自分が喪中の場合はどうすればいいのか、相手が喪中の場合はどうすればいいのか、
また年賀状だけでなくSNSやメールでの挨拶はどうしたらいいのか……。

実際にそのシチュエーションになって困る前に、
今のうちからマナーを勉強しておきましょう!

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喪中の挨拶は年内にしておく!

地域によって喪中の期間は異なるのですが、
家族に不幸があった場合、喪中の期間は祝い事を控えるのが一般的です。
新年を祝うことも祝い事に入るため、喪中の期間は新年の挨拶をしないようにします。
そこで、「今年は不幸があったので新年の挨拶を控えさせていただきます」というお知らせである喪中はがきを送る必要があります。

この喪中はがきは年内に送るのがマナーです。
「新年の挨拶を控えるので年賀状は出しません!」という旨のお知らせですから、前もって知らせておくわけですね。
どんなに遅くとも、12月になるまでには喪中はがきを出しておきましょう。

早いところではもう12月の上旬や中旬には年賀状を用意しています。
投函前ならまだ抜けばいいだけですが、投函した後だと取り消しがききません。
なので、年賀状の準備をし始めるだろう12月より早く喪中はがきを送るようにしないといけません。

年賀状ならこのような振る舞いがマナーなわけですが、
情報社会の現代では、年賀状ではなくメールやSNSのメッセージで新年の挨拶をすることもあります。
やはりこの時も、前もって「喪中なので来年の挨拶は控えます」ということを知らせておくべきでしょう。

どうしても新年の挨拶をする場合は挨拶だけにとどめておく!

とはいえ、仕事の上司や取引先など、どうしても年賀メッセージを出す必要があると思います。
喪中とはいえまったく挨拶がないのもマナー違反ですしね。

そういう時は、喪中であることを知らせつつ、
「旧年は家族ともどもお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いします」
という一文だけにしておけば失礼にならないかと思います。
「新年あけましておめでとうございます」の文言は抜いておきましょう。

自分が喪中の場合もそうですが、送る相手が喪中の場合も同様です。
「あけましておめでとうございます」の言葉は避けて、
「今年もどうぞよろしくお願いします」という挨拶だけにします。
年始の挨拶というよりは、寒中見舞いのていで送るようにします。

喪中なのに新年の挨拶が届いたら、返事は年始明けまで待つ

もし、喪中なのに新年の挨拶が届いてしまったら、どうするべきでしょうか?

こういう時は、年始明けまで待ってから返事を出します。
具体的には8日以降から1月中です。

そして、新年の挨拶ではなく寒中見舞いとして送ります。

文面は「寒中お見舞い申し上げます」から始まり、
喪中だったので新年の挨拶を控えていたこと、喪中であることを知らせるのが遅かったのですれ違いになってしまったことなどを詫びてから
「今年もどうぞよろしくお願いします」で締めればOKです。

まとめ

  • 喪中はがきは年内(12月になるまで)に出す!
  • 年賀状だけでなく、メールやSNSのメッセージでも新年の挨拶を控える旨を知らせておく
  • どうしても新年の挨拶をする場合は挨拶だけにとどめておく
  • 「あけましておめでとうございます」は除き、「今年もどうぞよろしくお願いします」だけで!
  • 喪中なのに新年の挨拶が届いたら、返事は年始明けまで待つ
  • 年始の挨拶というよりは寒中見舞いのていで!

喪中は近所への挨拶回りも控えておくべきでしょう。
とはいえご近所付き合いもありますから、新年明けに顔を出すくらいで良いと思います。

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