
「目は口ほどに物を言う」
ということわざがあります。
これはちゃんとした裏付けがあり、
眼球運動(目の動き)が心理状態と密接にかかわっているということは心理学の分野で証明されています。
目は自分の意志で制御しにくい分、心理状態や考えていることが表れやすいようです。
これを読めば、相手の心理状態がわかってしまうかもしれません!
目線の向きで考えていることが違う!

ではどの方向を向いていたらどんな心理状態にあるのでしょうか?
上下左右、具体的に挙げていきたいと思います。
目線が上を向いている時
考え事をしている時に上を向いていたら、視覚を使った情報を探しています。
たとえば、
「昨日の服装は何だった? どんな色だった?」
と質問され、昨日の自分の格好を思い出している時は上を向きます。
しかも上を見るという行為にも2パターンあり、
過去のことを思い出している時は左上、
未来のことを考えたり、想像をしている時は右上を見ているそうです。
さっきの例で言えば、昨日の服装を思い出している時は左上を見てしまうということです。
実際に
「昨日の服装は?」
と聞かれ、服装を思い出している時に左上を見ていませんでしたか?
私もやってみたのですが、確かに思い出しながら左上を見ていました。
目線が下を向いている時
下を向いている時は、相手に対して緊張してしまっていたり、恐怖を感じているということを示しています。
叱責されてしまった時、うつむいてしまうのはこのせいです。
また、右下を見ている時は内在的な言葉(独り言)について考えています。
「あの時あぁすればよかったな」
「こうすればよかったな」
といった自己反省をしていたり、自分の中で考えをまとめている時は右下を向いています。
目線が横を向いている時
横を向いている時は、聴覚的な情報を探しています。
たとえば、
「一番好きなメロディ考えてください」
と言われて頭の中で再生している時、目線は横を向いてしまいます。
目線がキョロキョロしている時は?

話している時に目線をあっちこっちにやっている場合は、相手に対してとても緊張していたり、動揺してることを示しています。
気持ちや思考が混乱していて、目線をどの方向にやっていいのかわからないのでキョロキョロしてしまうのです。
うろたえた時についあっちこっち向いてしまうのはこのせいです。
嘘をついたのがバレてしまったり、ミスが発覚してしまったり、
どうしていいか混乱してしまった時に、過去の記憶から対処法を探そうとして
上(視覚)、横(聴覚)、下(内面の思考)
を向いてしまうのです。
まとめ 目の仕草で相手の心理状態を見破れる!
- 目の仕草で相手の心理状態がわかる
- 心理状態により、目が向いている方向が変わる
- 上は視覚、横は聴覚、下は内面につながっている
- キョロキョロしている時は動揺している時
人は目の動きをコントロールすることはできません。
これらのことを知識として知っている私でも自然と考え事をしている時は上を向いてしまいますし、怒られたら下を向いてうつむいてしまいます。
視線というものはそれくらいコントロールが難しいものなのです。
逆に言えば、使いこなせれば相手の本心を知ることができます。
これからのコミュニケーションの中で、目の動きを意識してみてはどうでしょうか?
もしかしたら相手の本心を知ることができるかもしれません!
ライター:ネコパン
心理学科卒。大学では「箱庭療法」「HTPテスト」など、臨床心理学系を中心にやっていました。 シミュレーションゲームが大好きですが、「これって箱庭療法ってやつでは…?」と心の奥底の無意識に気付いてしまったり。 色々あって現在は専業主婦をしながら海外生活をしています。