バレンタインに手作りで生チョコを作る時
いったいいつまでもつんだろうって消費期限について考えたことはありませんか?
「バレンタインが月曜日だから土日に作って……」と考えても
不測の事態にそなえて早めに土曜日に作っておくか、
それともちょっとでも消費期限を長くするために日曜日に作るか
悩むところです。
「もし早めに作っても、渡す頃に傷み始めていたら……」
そうならないためにも、生チョコの消費期限をしっかり把握しておきましょう!
このページの目次一覧
手作り生チョコの消費期限はいつまで?
手作りの生チョコの消費期限は作ってから1~2日、冷蔵庫での保存なら2~3日程度です。
デコレーションなどに生クリームを使ったものなら当日中に食べたほうがいいです。
既製品だと保存料が入っているので
手作りよりも消費期限が長めで、1週間くらいです。
持ち運ぶ時は保冷剤とセットで!
手作り、既製品問わず、生チョコは普通のチョコレートに比べて傷みやすいです。
「生」とついているくらいですから当たり前ですが、
ものすごく傷みやすい食べ物です。
なので、持ち運ぶ時は保冷剤とセットにすると
作ってから渡すまでの間に傷んでしまうこともなく
新鮮な状態で渡すことができます。
チョコレートは結露してしまうと味が落ちるので
急激な温度変化には注意しましょう。
作ってから冷蔵庫に入れて、常温で持ち運びした生チョコを
常温で持って帰って家の冷蔵庫に入れたら、
何度も温度変化を受けることになってしまい、
チョコの表面が結露してしまいます。
手作り生チョコを長持ちさせる冷凍のコツ
手作り生チョコを冷凍したら何日持つ?
生チョコを冷凍すると消費期限が伸びます。
2週間~1ヶ月ほどもつようになります。
「2週間から1ヶ月?」と、こんなに開きがあるのか不思議に思いますよね。
なぜこんなにばらつきがあるかというと、
保存している冷凍庫の使い方によるからです。
冷凍庫は、扉の開け閉めの際に外気が冷凍庫の中に入って
冷凍庫の中の温度が変わってしまいます。
なので、しょっちゅう開け閉めするような使い方をしていると
冷凍庫の中の温度が変わってしまい、
生チョコの表面に結露ができたり、
できた結露が凍って霜になってしまい
生チョコの風味が落ちてしまいます。
手作り生チョコを長くもたせるにはしっかりと冷やして固めること!
手作りの生チョコを長くもたせるには、しっかりと冷やして固めることが重要です。
しっかりと冷やして固めるには、生チョコの材料である生クリームがポイントです。
生クリームには動物性と植物性の2つがあるのですが、
動物性の生クリームの方がしっかり固まりやすいので
冷凍を見越して作るなら、動物性生クリームを使って生チョコを作りましょう!
植物性生クリームは固まりにくいので、柔らかくなりがちです。
柔らかいとチョコの隙間に空気が入り、中に入った空気の粒の中に水分が溜まってしまいます。
冷凍するとこの内部の水分が凍ってしまうので、風味が落ちてしまいます。
作ってすぐ冷凍は味が落ちるのでNG
「最初から冷凍しちゃえばいいじゃん」と思って、
作ってすぐ冷凍してしまうのはNGです。
生チョコが常温のキッチンから冷凍庫に移動することになるので、
急激な温度変化を受けることになり、味が劣化してしまいます。
食べる時は冷蔵庫を経てから!
冷凍した生チョコを食べる時は、冷凍庫から取り出して食べるのではなく、
食べる数時間前に冷蔵庫に移動させておくと
風味の劣化を和らげることができます。
冷凍庫から常温の場所に移動させると
これまた急激な温度変化を受けることになるためです。
まとめ
- 手作り生チョコの消費期限は1~2日、冷蔵庫保存なら2~3日
- 既製品なら1週間くらいが目安
- 手作り生チョコを冷凍させると2週間~1ヶ月ほどもつようになる
- しっかりと冷やし固めると味の劣化を防ぐことができる
- 生チョコに急激な温度変化は大敵。作ってすぐ冷凍、冷凍庫から取り出してすぐ食べるのはNG!