犬の噛み癖をストップ!手作りスプレーの作り方と使い方!

「犬の噛み癖で家具や服がボロボロに……」
「トイレ以外でおしっこしてしまって……」
と悩む飼い主さんは多いですよね。

そこで役立つのがしつけスプレーです。
犬が嫌がるニオイのスプレーを振りかけることで、
家具や服を噛まれたり、トイレ以外でおしっこするのを防ぎます。

市販のものもありますが、手作りしたほうがコストや安心感がありますよね。
そこで、手作りスプレーの作り方と使い方をご紹介します!

このページの目次一覧

犬の噛み癖をストップさせるしつけスプレーの作り方

ハッカ油やハーブのニオイで防止!

スプレーの作り方はとても簡単で、ハッカ油やアロマオイルと精製水を混ぜるだけです。
希釈濃度はおよそ10倍にしましょう。ハッカ油やアロマオイル1に対して精製水10の割合です。

アロマオイルはラベンダーやミントがおすすめです。
ものによっては、犬に毒だったり、アレルギーを起こしてしまうことがありますので、
作る前には必ず獣医さんに相談してください。

酢のニオイで防止!

ハッカ油やアロマオイルのかわりに、酢を使って作る方法もあります。
こちらは犬に毒性もなく、アレルギーを起こすことも少ないのがオススメポイントです。
ただし酢のニオイがどうしても漂ってしまうのが難です。

こちらも希釈濃度は10倍です。

噛み癖防止スプレーの使い方

作ったスプレーは、噛んでほしくないものに振りかけましょう。
2~3回プシュプシュと吹きかければOKです。

犬は苦味や酸味に敏感なので、
ハーブの風味や酢の味を「マズい(おいしくない)」と思います。
スプレーをすることで、「ここを噛むと変な味がする」と学習させ
噛むのをストップさせます。

スプレーを使っても1回で直るものではありません。
「この前噛んだ時は変な味がしたけど、今日は大丈夫かもしれない!」と考えるので
使ったからといってすぐ噛まなくなるというわけではありません。
2~3週間くらい使い続けて、回数が減り始め、1~2ヶ月くらいでほとんどなくなるくらいです。
それでも噛む時は噛んでしまいますので、完全にしつけが済むまで継続的に使い続けましょう。

トイレのしつけやマーキング防止用のスプレーも作れる!

トイレ以外の場所でおしっこしてしまうのを直したい!

こういう悩みもスプレーで解決できます。

作り方は噛み癖防止スプレーと同じで、材料を精製水で薄めて作ります。
材料になるのは、ミョウバンやクエン酸です。
ミョウバンかクエン酸のどちらかを精製水で希釈して、おしっこした場所にスプレーします。
希釈濃度は噛み癖防止スプレーと同じく10倍でOKです。

ミョウバンやクエン酸は薬局などで販売しています。

トイレしつけ用スプレーの使い方は「した後に使う!」

こちらのスプレーは「おしっこしてほしくない場所にスプレーする」のではなく、
「おしっこしてしまった場所にスプレーをする」という使い方になります。

犬は自分のおしっこのニオイがするところをトイレに決めておしっこするので、
掃除をしてもニオイが残っていたら同じ場所にしてしまいます。
なので、ミョウバンやクエン酸でニオイを消すことで、
トイレの場所を覚えさせるのです。

ミョウバンのスプレーはおしっこのニオイだけでなく
犬のニオイ全般に効果があるので、ニオイがついてほしくない物の消臭にピッタリです。

もし、おしっこをしてほしくない場所にスプレーして予防したいなら、
ハッカ油やアロマオイル、酢を使ったスプレーをしておきましょう。

まとめ

  • 犬の噛み癖を直すスプレーはハッカ油やアロマオイル、酢+精製水で作ることができる
  • ハッカ油やアロマオイルは、犬によっては毒だったりアレルギーの原因となることもあるので事前に獣医に相談を!
  • 噛んでほしくない場所にスプレーすることで噛むのを予防できる
  • ミョウバンやクエン酸を使ってトイレしつけ用スプレー(消臭スプレー)も作れる

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