体には、やせやすい部分とやせにくい部分があります。
キレイにバランス良くダイエットするためにも、
やせていく順番を知っておきましょう!
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やせる順番は「肝臓から遠い場所」!
やせていく順番は、基本的に肝臓から遠い場所から近い場所へやせていきます。
肝臓は肺よりも下で、みぞおちやおへそよりもちょっと上の部分にあります。
女性の方なら、「アンダーバストがあるあたり」と想像してみると位置がわかりやすいかと思います。
頭から爪先までの体のちょうど中心部分にあるのが肝臓です。
ここから遠い場所からやせていくわけです。
具体的には、手首や足首→ふくらはぎ→腕→ふともも→胸→おなかやおしりという順番になります。
なので、「おなかやおしりのダイエットをすると胸からやせていく」なんて言われるわけです。
ちなみに太る時はこの逆で、肝臓から近い場所から太っていきます。
なのでおなかやおしりから太っていってしまうわけなんですね。
なぜやせにくい部分があるのかというと、体を守るための本能だからです。
人間の体というのは、内臓という重大な器官を守るため、脂肪でクッションを作っています。
なので、クッション(脂肪)が必要ない手首や足首はやせやすく、
内臓がたくさん詰まっている胴体はやせにくくなっているわけです。
顔も、脳を守るために脂肪が落ちにくくなっているので、やせにくい部分になっています。
「部分やせ」はほぼ不可能!
足だけ、二の腕だけ、頬だけダイエットする部分やせという方法ですが、
体の仕組み上、ほとんど不可能です。
体は肝臓から遠い場所から順番にやせていくようになっているので、
手首や足首をすっ飛ばして太ももだけやせたり、
お腹だけピンポイントにやせたりすることはできません。
部分やせというのは、やせるのではなく、
筋肉をつけて引き締めることでスッキリ見せるということです。
同じ重さでも脂肪より筋肉のほうがかさが少ないので、
余分な脂肪を筋肉に置き換えると、小さくスッキリとまとまるので
結果としてやせているように見えているわけです。
だから部分やせで体重はほとんど変わらないのです。
全身バランスよくやせるのが大事!
ダイエットというと、脂肪がつきやすいおなかやおしり、太ももばかりが注目されますが、
体全体のバランスも大事です。
おなかやおしりがスッキリしていても、足が太いとか顎が丸かったらバランスが悪いですよね。
スタイルをよく見せるには、全身バランスよくやせているのがポイントです。
同じ体重でも、全身バランス良くスッキリしているほうがいいですよね。
皮下脂肪を落とすには、有酸素運動が一番!
落ちやすい脂肪と落ちにくい脂肪がある!
やせやすい部分とやせにくい部分があるのと同様に、
落ちやすい脂肪と落ちにくい脂肪があります。
脂肪には、肝臓脂肪、内臓脂肪、皮下脂肪の3つの種類があります。
肝臓脂肪から落ちやすく、皮下脂肪ほど落ちにくいようになっています。
太る時はこの逆で、皮下脂肪からついていくようになっています。
ということは、皮下脂肪はつきやすく、落ちにくい脂肪であるというわけです。
皮下脂肪を落とすには有酸素運動が一番!
皮下脂肪を落とすには、有酸素運動が一番効果的です。
有酸素運動で脂肪の燃焼を促していくことで、
肝臓脂肪や内臓脂肪をまず落とし、そこから皮下脂肪の減少に取り組みます。
同時にやせたい場所のマッサージをすると、脂肪の燃焼が促されます。
皮下脂肪を落とす一番のコツは継続!
皮下脂肪を落とす一番のコツは、何よりも継続し続けることです。
皮下脂肪は落ちにくい脂肪なので、
ダイエットをしようと思ってもなかなかやせません。
体重が減っても、それは手首や足首の脂肪が落ちたり、肝臓脂肪が落ちただけで、
肝心の皮下脂肪は残ったままということがほとんどです。
しっかりと皮下脂肪を落とすには、運動の継続がポイントです。
まとめ:痩せる順番はずばり…
- 体にはやせやすい部分とやせにくい部分がある
- 体の脂肪は肝臓から遠い場所から落ちていく! 太る時はこの逆で、おなかから太っていく
- 部分やせは脂肪を落とすのではなく、筋肉をつけて引き締めるということ
- 全身バランス良くやせることがポイント
- 皮下脂肪を落とすには有酸素運動が一番
- 皮下脂肪を落とすコツは有酸素運動を継続すること