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貧乏ゆすりの消費カロリーは?代謝がよくなるって本当?

世間一般のイメージとして、貧乏ゆすりというのはあまり良いものではありません。やっている本人はそんなつもりはなくとも、足をガタガタいわせていると「イライラしている人だなあ」と思われてしまいがちです。また、幼い頃に「お行儀が悪いからやめなさい!」と親から怒られた人もいるのではないでしょうか?

そんなデメリットばかり気になる貧乏ゆすりですが、実はメリットもあることをご存知でしょうか?さらに、貧乏ゆすりは常に足を動かしている状態でもあります。そうなると気になるのは「意外とカロリーを消費してるのでは?」という素朴な疑問ではないでしょうか。

今回は、貧乏ゆすりのメリットや貧乏ゆすりによってどのくらいカロリーが消費されるのかを紹介していきます。

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貧乏ゆすりで代謝がよくなるのか

ダイエットだけではなく、健康維持のためにも代謝は低いよりも高いにこしたことはありません。基礎代謝が低下すると太りやすくなるだけではなく、肌荒れや疲れやすさ、便秘などさまざまなトラブルが発生しやすくなるようです。

基礎代謝を高くするためには、効果的だと言われているのは運動ですが、なかなか生活に取り入れられないという方もいるでしょう。もし、貧乏ゆすりが少しでも代謝アップに効果があるとしたら、これはなかなか嬉しいことではないでしょうか。

第2の心臓「ふくらはぎ」

実は貧乏ゆすりで主に運動する筋肉であるふくらはぎは、「第2の心臓」という別名を持っています。なぜならこのふくらはぎ、下半身の血液をポンプのように心臓に押し戻す役割を持っているからです。

ふくらはぎがむくんでいるという方も現代社会では多いようですが、これはポンプの働きが弱まっている状態です。そのため、足の方に流れてきた血液を、十分上に戻せずに、いわゆる「血流が悪い」という状態になっています。

血流が悪いと当然代謝も下がっている状態です。貧乏ゆすりでは、ふくらはぎの筋肉が刺激され、血流の改善が望め、結果として代謝のアップの補助にもなります。また代謝が上がれば、体温も上がっていきます。平熱が低くて悩んでいる方も、意識的に貧乏ゆすりしてみるといいかもしれませんね。

貧乏ゆすりは運動とは異なるものです。代謝をアップさせる決定打にはなりえませんが、電車で座っているよりは立っている方がカロリーが消費されるのと同じように、日常にちょっと取り入れることで、血流をスムーズにして代謝の維持に役に立つ可能性はありそうですね。

貧乏ゆすりでどのくらいカロリーが消費できるの?

ダイエットをする人たちの間で、よく使用されるワードの1つといえば「カロリー」です。カロリー消費のためにエスカレーターを使用せず階段を登るという人もいるでしょう。しかしカロリーは日常生活の何気ない動作でも消費されるものです。

例えばパソコンでタイピングを30分行うと約15キロカロリーほど消費できます。では、貧乏ゆすりではどの程度カロリーを消費できるのでしょうか。

貧乏ゆすりを1時間続けた場合の消費カロリーは、実に40キロカロリーです。座って足を揺すっているだけで、これほどのカロリーを消費できるとはなかなかの驚きですね。

貧乏ゆすりと日常動作のカロリー消費を比べてみよう

  • タイピング(30分):15キロカロリー
  • 皿洗い(10分):20キロカロリー
  • 掃除機がけ(15分):33キロカロリー
  • 化粧(20分):44キロカロリー
  • 料理(30分):66キロカロリー

日常動作の消費カロリーはこのようなものになっています。
貧乏ゆすりは1時間で40キロカロリーというと「ちょっと消費カロリーが少ないな」と感じるかもしれませんが、貧乏ゆすりのいいとことは、他のことをやりながらも行えるところですよね。

リラックスタイムにスマホやゲームをしながら、すこし意識をして貧乏ゆすりをしているだけで、確実にカロリーは消費されていくのです!他の日常動作の+αとして取り入れられそうですね。

まとめ:ちょっとしたときに意識して貧乏ゆすりをするのはあり!

ここまで貧乏ゆすりで代謝が上がる理由や、消費カロリーをご紹介しました。最後に情報をまとめておきましょう。

貧乏ゆすりは…

  • ふくらはぎを刺激して血流がよくなる→代謝アップも
  • 代謝アップにより体温も上る可能性有り
  • 貧乏ゆすりの消費カロリー:40キロカロリー(60分)

当然のはなしですが、貧乏ゆすりをするだけで運動と同じような効果が望めるということはありませんが、血流を良くし代謝アップの助けにはなりそうです。つまり貧乏ゆすりには、ネガティブなイメージとは反対に、メリットがあると言えそうですね。

もちろん食事中や、人前での貧乏ゆすりは褒められたものではありません。いくらちょっとしたスキマ時間にできるといえども、マナーをまもらないととんでもない人になってしまいます。

ですが生活のふとしたときに、意識的に取り入れてみるとふくらはぎが刺激されて、健康維持に役立ちそうです。気になったかたは、ぜひちょこっとやってみてくださいね。

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