子育て

赤ちゃんの声が枯れる3つの原因と気をつけたい3つの病気

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赤ちゃんの声が枯れるのはよくあること

いつもの赤ちゃんの泣き声が
なんだかガサガサ…
もしかして声が枯れてる?

赤ちゃんの声枯れは
特に空気が乾燥する冬にはよく起こります。
昼間よりは朝や深夜に
気がつくことが多いようです。

自然に治ることも多いので
ほとんどの場合心配いりませんが、
気をつけたい症状と対策について
見ていきたいと思います。

赤ちゃんの声枯れの原因

①喉の使いすぎ

赤ちゃんは泣くのが仕事なので、
時には泣きすぎで
声が枯れてしまうことがありますが、
安静にしていれば翌日頃には
元の声に戻っていることがほとんどです。

湯冷ましや赤ちゃん用イオン飲料で
水分補給をして、
喉を潤してあげましょう。

②風邪の時

大人にもよくある風邪での声枯れは
当然赤ちゃんにも起こります。

風邪が治れば当然声枯れもよくなります。
熱がなく元気ならば
あまり心配はいらないですが、
症状の変化に気をつけましょう。

③乾燥

乾燥した部屋も声枯れの原因になります。

エアコンや暖房を使う際は
加湿器や霧吹きなどで
ほどよい湿度を保ちましょう。

気をつけるべき病気

声が枯れる可能性がある病気で、
特に心配なものをあげました。

この他にも気をつけるべき病気はありますので、
「いつもと様子がおかしい」
と思ったときにはためらわずに受診しましょう。

①アデノウィルス

夏にかかることの多い病気で、
主にプールが感染源といわれているため
「プール熱」と言われることもあります。
アデノウィルスが原因の病気です。

喉全体が腫れて、強く痛みます。
喉の奥に白っぽい膿が多数つくこともあります。
結膜炎を併発することもあるので、
目やになどが出ることもあります。

38度から39度前後の熱が1週間ほど
続くケースが多いので、
注意が必要な病気です。

②溶連菌感染症

溶血性連鎖球菌が原因の病気です。
季節を問わずかかることの多い病気です。
1度かかると繰り返しかかることがあります。

喉が赤く腫れて、痛みがでるので、
食事できなくなることもあります。

感染力が強く、熱がでることもあります。

病院で薬が処方されますが、
症状が良くなっても途中でやめたりせずに
最後まで飲み切りましょう。

③インフルエンザ

インフルエンザウィルスが原因の病気です。

喉の痛みや鼻水などの症状のほかに、
高熱が出るので、
乳幼児は注意が必要です。

よく聞く
「赤ちゃんは抗体があるから
インフルエンザにはかからない」
は迷信です。
疑わしい症状の時には直ちに受診しましょう。

④アレルギー

アレルギーの原因となる物質を
体内に摂取したときに
免疫機能が働いて発症します。

主にじんましんなどの皮膚症状が出ますが、
喉や眼などの粘膜が腫れたり、
呼吸しづらくなったりすることもあります。
症状が出たら、急いで病院を受診しましょう。

食物アレルギーの場合、
原因となる食物を摂取してから
短時間で症状が出ることが多いです。
受診の際には食べたものなどを
医師に伝えておきましょう。

赤ちゃんの声が枯れたら病院へはいつ行くべきか

症状が声枯れだけで、
元気で食欲もあるようなら
病院を受診する必要はありませんが、

  • 熱が38度以上
  • 鼻水や咳などがでる
  • ミルクや母乳を受け付けない
  • 喉や舌が赤くなっていたり腫れている
  • 身体に発疹があったり腫れている。

このような症状があれば病院を受診しましょう。

特にウィルス性の病気は
風邪に症状が似ていて判断が難しいので、
症状をよく観察して
医師の指示を仰ぎましょう。

まとめ

赤ちゃんの声枯れはよく起こることですが
ほとんどのケースで心配することはありません。

声が枯れるほど泣くなんて
大人にはとても考えられませんが、
赤ちゃんにとっては
唯一の自己主張の方法です。

赤ちゃんは乾燥した部屋で
5分から10分ほど泣き続けるだけでも
声は枯れてしまいます。

声が枯れてしまったときは、
十分な水分補給をして、
ゆっくり休養させましょう。
赤ちゃんは回復力があるので、
1日から2日程度で
普段の声に戻るはずです。

赤ちゃんのストレスを取り除いて、
泣かずに済むようにして
環境を整えてあげるのもいいでしょう。

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