蚊・虫除け

蚊の寿命ってどのくらい?家に入ってしまった蚊は何日で死ぬのか…

夏になり、暑くなると悩まされるのが蚊です。
あの「ぷぅ~ん」という羽音にかゆみ……うっとうしいことこの上ないですよね。

早いと春先からもう飛び始めていたり……。
そんな蚊ですが、いったいどのくらいの寿命なのでしょう?

このページの目次一覧

蚊の寿命ってどのくらい?

蚊の種類にもよりますが、
一般的に、家の中に入ってきて刺してくるアイツことアカイエカ、ヒトスジシマカは30日前後が寿命とされています。

あんな見た目ですが、意外と寿命は長いんですね。
「小さいから寿命が短いだろう、なら放っておいても寿命でそのうち死ぬんじゃないか?」と思っているとプスっと刺されてしまいますよ?
やはり平和な日々のためにも、見つけ次第どうにかしなければならないようです。

車に入った蚊はすぐ死ぬ?

車に入った蚊はすぐに死ぬという俗説があります。
これは、真夏の車の中が暑いことからきています。

炎天下に置かれた車の車内はものすごい暑くなっていますよね?

蚊は気温が40度を越えると動きが鈍りはじめます。50度以上になると暑さで死んでしまいます。
炎天下の車内は40度を越えて暑くなっているので、
温度によって蚊の動きが鈍り、そして温度によっては死んでしまうというわけです。

なので、「車に入った蚊はすぐ死ぬ」という俗説ができたわけですね。
もちろん炎天下の車内は人間にとってもよくありません。熱中症や日射病を起こしてしまい脱水症状に陥ってしまいます。車内の温度には気をつけましょう。

人間にとってもよくない暑さなのですから、蚊にとっても良くない暑さであるというのはある意味納得ですね。

冬の間の蚊はどうしているの?

夏はぷんぷん飛び回っているのに、寒くなってくると急に蚊がいなくなります。

寿命が30日程度しかないのにどうやって秋~春を越えているのかというと
なんと、蚊(ヒトスジシマカ)は冬場の間卵やボウフラのまま成長せずに冬を越えるんです。

暖かくなり、蚊にとっていい季節になってから卵が孵化したりボウフラから成虫になったりするわけです。
これはヒトスジシマカにみられる生態で、
じゃぁヒトスジシマカと同じく人間の生活圏に入ってきてぷんぷん飛び回る蚊であるアカイエカはどうなのかというと、
寒くなっても普通に孵化して成長し、じっと春を待つのだそうです。
動き回らずじっとしているのでエネルギーも消費しないため、寿命がぐっと伸びて
越冬中のアカイエカの寿命は半年ほどになるのだそうです。

蚊は「寒くなれば」このような生態で冬を越します。
しかし逆に言えば、寒くなければこのようなことはしません。
冬でも比較的暖かい沖縄の方や、赤道にほど近く常夏の東南アジア圏では
12月だろうと蚊が飛び回っています。

中にはこうして冬を越す必要がなく、1年中飛び回っている種類もいます。
チカイエカというのですが、「地下 家 蚊」と書くように、ビルの地下街などに生息しているこの蚊はじっと冬を越さずに1年中元気に飛び回っています。
「冬場なのに蚊に刺された」というときは、チカイエカのしわざでしょう。

まとめ:蚊の寿命はズバリ…

  • 蚊の寿命は30日ほど
  • 暑い車内だと暑さで死んでしまう
  • 寒くなるとそれぞれ冬を越す
  • 越冬せず、1年中飛び回っている種類も

蚊は見かけたら即座に倒しておきたいです。
刺されて痒くなる前に、慈悲なく容赦なくぶっ叩いてしまいましょう。

ちなみに、手でパチンと叩いて潰す時のポイントですが、
蚊はとっさに動く時、上にしか飛ぶことができません。なので、蚊のいる場所よりほんの数センチちょっと上を叩くといいですよ。
私はこれで蚊の撃退率が上がりました。とはいえパチンと叩く風圧で飛んでいってしまって空振りすることもあるので、ちょっとコツがいります。
やっぱり素直に蚊取り線香や虫よけスプレーを使ったほうがいいかもしれません。

関連記事

-蚊・虫除け

Copyright© muvuvu , 2024 All Rights Reserved.