赤い色が眩しいトマト。これを使ったダイエットがあるのをご存知でしょうか?
トマトには健康にいい栄養素がたくさん詰まっており、
「トマトが赤くなるほど医者が青くなる」ということわざがあるほどです。
そんなトマトは健康維持だけでなくダイエットにも役立つんです!
このページの目次一覧
トマトは栄養たっぷり! トマトのメリット!
トマトは栄養たっぷりの野菜です。
赤い色が料理に彩りを添えてくれるので、見た目の華やかさに一役買ってくれる名脇役もこなしてくれます。
トマトの栄養素といえば何を思い浮かべますか?
代表的なものはリコピンやビタミンC、βカロテンなどですよね。
このどれもが健康に作用してくれるとってもいい栄養素なんです。
これらの栄養素には便秘解消や抗酸化作用、美肌効果などもありますが、
代謝アップや脂肪燃焼などの効果も忘れてはいけません。
そう、トマトはダイエットに嬉しい効果があるんです!
しかもなんと、トマトは低カロリー!
1個あたり約30キロカロリーと、とてもカロリーが低い食べ物です。
トマト1個あたりはだいたい150グラムほどです。
同量の白米は200~300キロカロリーほどですから、白米と比べても低カロリーということがわかります。
生で食べるのももちろんいいですが、調理しても低カロリーな料理になります。
特にオリーブオイルとの相性はよく、オリーブオイルがリコピンの吸収を助けてくれるので
リコピンが持つ代謝アップ効果をより効率的に受けることができます。
トマトジュースやスープでも◎です。
特にリコピンは温めるとより吸収がよくなるので、
温かいトマトスープを飲むことでさらなる代謝アップ効果が期待できます。
では、トマトを使ったトマトダイエットの方法を次で解説していきますね!
夕飯前に食べるだけ! トマトダイエットのやり方とコツ
トマトダイエットのやり方は夕飯前にトマトを食べるだけ!
〇〇ダイエットと名のつくものは、だいたいが置き換えダイエットと呼ばれる方法で、
「普段の食事を〇〇に置き換える」というものがほとんどです。
ですが、トマトダイエットはこれらの置き換えダイエットではありません。
トマトダイエットのやり方は、夕飯前にトマトを食べるだけなんです!
しかも、食べる量はたったの2個。1食分のサラダくらいの量です。
それ以外の食事は制限がありません。肉や揚げ物、間食のお菓子もOKです!
なぜこれだけでダイエットになるかというと、
トマトが意外とボリュームがある食べ物だからなんです。
トマトには水分が多く含まれています。この水分のせいで、お腹がいっぱいになりやすいんです。
トマトを食べることで満腹中枢を刺激し、ある程度お腹いっぱいの状態でご飯を食べることになるので、
食事の量が少なく済み、摂取カロリーを大きく減らすことができます。
そして、トマトに含まれる脂肪燃焼効果や代謝アップ効果で
脂肪を燃やし、体重をストンと落とすわけです!
トマト2個はちょうど1日のリコピンの理想摂取量にあたります。
そして、2つで合計300~400グラムくらいはあるので結構お腹がふくれます。
おかずが1品減らせるだけでもうれしいですよね。
ポイントその① トマトは生でも加熱してもOK。プチトマトやトマトジュースでも◎
食べるトマトは生でも加熱してもOKです。
トマト2個分に相当するなら、加熱して潰した缶のホールトマトでも大丈夫です。
どうしても時間がなかったり、生のトマトが高かったりで買えなかったという時は
トマトジュースで代用しましょう。
その場合にはトマト100%使用で無塩、無糖のものを選びましょう。
プチトマトでもOKです。
その場合、だいたい生トマト2つぶんにあたる15~20個ほどを食べる必要があります。
私のように、「トマトは好きじゃないけどプチトマトなら好き」という人もトマトダイエットができちゃいます!
おいしいトマトの選び方のポイントは真っ赤に熟していることです。
おしりの部分に白い放射状の線が入っているかどうかもポイントです。
ヘタがしおれてグシャっとなってしまっているものは収穫されてから時間が経っているものなので、
鮮度を見分けるポイントになります。
ポイントその② トマト食べすぎ注意! 置き換えはNG
置き換えダイエットとしてトマトを食べるのはNGです。
トマトは水分が多い食べ物ですので、食べすぎると体を冷やしてしまいます。
体が冷えすぎると逆に代謝が落ちてしまいますので注意しましょう。
「トマトには脂肪燃焼効果があるから食べれば食べるほど痩せる!」とガツガツ食べていると逆効果です。
代謝が落ちて脂肪が燃えす、どんどん脂肪がついてしまうだけでなく、
余計な水分を体に溜め込んでしまうことで体がむくんでしまうこともあります。
また、低カロリーゆえに、トマトばかり食べていると
1日に食べるべき摂取カロリー量を満たせなくなってしまいます。
そうなると十分なエネルギーが作れず、体がだるい、めまいがするといった悪影響が出てしまいます。
体が不調だとメンタルにも響いてきます。体がだるく、気分が落ち込んでしまっては健康とは程遠いですよね。
栄養も偏ってしまうので、トマトばっかり食べるのはNGです。
1日300グラムほどを目安にして食べましょう。
ポイントその③ 食べる時は味付けOK! カットは大きめに!
トマトを生でそのまま食べるというのもなかなか大変です。
せめて塩をふったりと味付けしたいですよね。
トマトダイエットは味付けしても問題ありません。
チーズやルッコラ、アボガドなどを添えて食べてもOKです。
かけすぎてはいけませんが、塩だけでなく、
ドレッシングやマヨネーズ、オリーブオイルなどで味付けしてしまってもOKです。
むしろ油分はリコピンの摂取を助けてくれるので、代謝アップ効果がより高まってくれます。
生でも調理でも、トマトのカットは大きめがよいです。
一口あたりが大きめだと、噛む回数が増えます。
噛むことで満腹中枢が刺激されるので、噛めば噛むほど満腹感を得ることができます。
トマトを食べる時は、ゆっくりとよく噛むことを意識しながら食べましょう!
ポイントその④ 夜ふかし厳禁! 寝る時間は早めに!
夕飯を食べたら夜ふかしはせずに早めに寝ましょう!
1日のうちで代謝が高まるのは22時から午前2時頃までの4時間です。
この間に寝ることでより代謝を高めることができます。
成長ホルモンの分泌もこの時間にさかんに行われます。
代謝の高まりや成長ホルモンの分泌を妨げないためにも、
夜ふかしはせずに早めに寝ましょうね。
まとめ
- トマトは栄養たっぷり! 脂肪燃焼効果や代謝アップ効果も!
- トマトダイエットは夕飯前にトマトを2個食べるだけ!
- 食べすぎると逆に体に良くないので、1日2個の目安を守ること
- 生でなくとも加熱しても調理してもOK。トマトジュースやプチトマトも◎
- 味付けしても大丈夫。ただし塩分とカロリーのとりすぎにならないように気をつけて!
- 大きめにカットしておくと噛む回数が増えて満腹感を得やすい
きっちり2個食べなくても、意識的にトマトを食べていくだけでも十分なダイエットといえます。
コンソメスープをトマトスープやミネストローネに変えてみたり、
サラダにプチトマトを多めに入れてみたり、そのくらいでもかなり違ってきます。
トマトを食べるだけでいい簡単お手軽なダイエット、やってみてはいかがでしょうか?
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