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そのシミの膨らみ病気のサインかも?見分け方をお伝えします!


加齢とともに気になってくるお肌の悩みの1つに、シミがありますよね?

加齢とともにある程度シミが増えるのは仕方ないこととはいえ、気付いた頃は色も薄くて小さかったのに、段々と大きくなって膨らんできたシミ。

でも、この膨らんだシミ。

実は病気の前兆の場合もあるんです。

今回は、実は放っておくと怖いシミの症状を3種類ご紹介します!

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加齢とともに発症する「日光黒子」

別名、老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)と言われています。

顔や手の甲、背中の上部、すねなど日光に当たった部分になることが多く、数ミリのものから数センチの大型のものまである褐色の色素斑です。

40歳台頃からでき始めることが多く、加齢とともに増加していきます。

ほとんどの高齢者は体のどこかに日光黒子があるので、世間一般的にシミと呼ばれるものはこれに該当する場合が多いです。

日光黒子は通常、痛み・かゆみなどの自覚症状がないため放置しても問題ありませんが、これを長年放置するといぼのように膨らみ、脂漏性角化症という老人性のいぼに進展することがあります。

日光黒子は日光による紫外線が主な原因と言われているので、発症および進行を遅らせる意味でも日々の紫外線対策は怠らないように気をつけましょう!

紅色の発疹として現れることが多い「日光角化症」

こちらも日光黒子同様、長年浴び続けた紫外線が主な原因と言われています。

しかし、日光黒子と違う点は1~2cmの赤褐色の発疹のような形で皮膚に現れる点です。

また、皮膚の表面がカサカサしたウロコ状やかさぶたのようになることが特徴です。

こちらも症状によっては、膨らんだように盛り上がることもあります。

そして、発症箇所も紫外線がよく当たる顔や手の甲、頭部などにできる場合が多いく、農業などの屋外作業が多い職種の方が発症する傾向が高いです。

また、日光角化症の怖いところは、有きょく細胞がんという皮膚がんのごく初期症状と言われている点です。

これを放置しておくと、一部の人は有きょく細胞がんへと進行していく場合があります。

どのような条件で有きょく細胞がんへ進行していくのかは解明されていない部分も多いので、日光角化症のうちに早めに治療をすることが大切です!

ホルモンバランスの乱れが原因?「肝斑」

肝斑とは30歳以降の女性の顔に左右対称にできる、淡褐色の境目のくっきりした色素斑のシミのことです。

頬骨の部分~おでこに多く、目の回りを避けて発症するのが特徴です。

肝斑は30~40歳代の女性に発症することが多く、高齢になってからの発症はほとんどありません。

また、肝斑の原因は他のシミとは違い、ホルモンバランスの乱れが原因とされています。

妊娠や避妊用ピルの服用、閉経後のホルモン補充療法に合併して発生する場合もあります。

症状の軽いものも含めると、女性がよくなる可能性のあるシミです。

肝斑の治療は他のシミと違い、レーザー治療では効果がないので内服薬での治療となります。

この肝斑は私の母親も以前なったことがあるんです!

ちょうど閉経の頃が一番酷く顔面が茶褐色のシミのようになっていたので、きっとホルモンのバランスが崩れていたんでしょうね。

顔のよく見える場所に発症するので、女性としては気になってしまいますよね。

でも、肝斑は早めに内服して治療すれば、ちゃんと治るシミなので安心してください!

私の母も早めに治療をしたので、今では痕も残らず綺麗な顔に戻っていますよ!

まとめ

今回ご紹介したシミの種類をまとめますね!

  1. 加齢とともに発生する褐色の色素斑は「日光黒子」。年齢とともに成長していくので気になる場合は早めの治療を!
  2. 赤褐色の発疹のようなシミは「日光角化症」。放置するとがんへと変異する場合もあるので、変化が見られた場合は早めの受診を!
  3. 30歳以降に顔の左右対称にできる淡褐色のシミは「肝斑」。ホルモンバランスの乱れが原因なので早めに病院を受診して、正しい治療を!

一言でシミと言っても、その種類は様々です。

また、シミの種類によっても治療法が変わってきます。

ただ一つ言えることはレーザー治療などで切除する場合も、内服薬で治療する場合も症状が軽くシミが小さいうちのほうが治療も短期間で終わる場合が多いです。

女性であれば、いつまでもきれいでいたいと願うものですよね!

少しでも気になる場合は、早めに病院を受診して治療してくださいね!

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