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ジャムにカビが生えてしまう原因と対策は?カビが生えても食べれる?

ジャムは1回にほんのちょっとしか使わないので余りがちです。

「この前のジャムは1週間くらい置いておいても大丈夫だったから」と
ちょっと数日置いていたらあっけなくカビだらけに……なんて経験、ありませんか?

ジャムにカビが生える・生えないの原因はどこにあるのでしょうか?
ジャムにカビが生えないようにするための対策とともにお教えします!

このページの目次一覧

ジャムに白カビ、緑カビが生える原因とは!?

そもそもカビとは、湿気や温度のあるところで発生します。
湿気が高ければ高いほどカビは生えやすいものです。

本来、ジャムは保存食なのでカビは生えにくいものです。

糖度が高いとカビが生息できる環境ではなくなるので、カビが生えにくくなるのですが、
ダイエットや健康志向のために糖度が低めのジャムなんかはカビが生えやすいです。

温度も重要な要素で、常温保存だとカビが生えやすいです。
冷蔵庫に保存しておきましょう。

さて、カビ菌がどこから来るかですが、
開封したことによって空気中の見えないカビ菌をキャッチしてしまったり
ジャムを塗る時にパンからスプーン経由で……という感じでビンの中にカビ菌が入り込んでしまいます。
ジャムを舐めたスプーンをジャム瓶の中に戻したりなんかしてしまうと、
口の中の雑菌がスプーンからビンの中に入ってしまいます。

そうして入り込んだカビ菌がジャムを土壌にして増殖することで
ジャムにカビが生えてしまうんです。

ジャムにカビが生えないようにするための対策

ジャムにカビが生えないようにするには、中にカビ菌が入る機会を減らすことが大事です。

フタを開けっぱなしにせずにすぐに閉める、清潔なスプーンを使うなんかは基本ですね。
ジャムを舐めたスプーンをビンの中に突っ込むなんてもってのほかですよ!

そして開封後は冷蔵庫にしまいましょう。冷凍庫でも保存できます。
冷凍庫での保存の仕方については、別の記事で解説していますので
そちらを参考にしてみてくださいね!

もちろん、開封後はできるだけ早く食べましょう。

ジャムにカビが生えてしまったらどうする?

そうして気をつけていてもカビが生えてしまうことはあります。

カビが生えてしまったら、残念ですが捨てましょう。
カビの部分だけ捨てれば食べられる……とはいきません。
見えなくてもカビが浸透していたりするので、食べたらお腹を壊してしまいます。

「加熱すれば大丈夫」「マフィンやパウンドケーキにして火を通せば大丈夫」
とお思いかもしれませんが、加熱してもしっかりカビ菌は生きていたりするので、
しぶとく生きていたカビ菌が原因で下痢や腹痛を引き起こすことも……。

ただ、一見カビに見えてもカビでないものもあります。
ブルーベリージャムやぶどうジャムなんかではありがちなのですが、
買ったばかりなのに白い粒のようなものが浮いているということがありませんか?
これはジャムに使われたブルーベリーやぶどうについている果粉(ブルーム)が剥がれたもので、一見カビに見えますが、実はカビではありません。
ブルームは収穫されたブルーベリーやぶどうが、果実が乾燥しないようにと表面にコーティングをしようとした植物のはたらきによってできたものです。
もちろん、食べても問題はありません。むしろ新鮮な果実が使われている証拠でもあったりします。

白カビと間違えやすいので見分けには気をつけましょう。

まとめ:ジャムにカビが生える原因と対策は…

  • ジャムにカビが生える原因は湿度と温度
  • 空気に触れたり、スプーンを経由してジャムに付着する
  • ジャムをカビさせないためにもフタをこまめに閉めたり、清潔なスプーンを使う
  • カビが生えてしまったら捨てる
  • ブルーベリージャムなんかの表面にある白いものはブルームと呼ばれる安全なもの

ジャムの保存方法や賞味期限なんかについては
別の記事で解説していますので、そちらを参考にしてみてください。

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