パスポートは国が発行する重要な書類ですので
発行には厳重な身分証明が必要になります。
それだけに、受け取りもかなり厳しいものになります。
パスポートが発行できたのでいざ取りに行こう!と行っても、
必要な書類が不足していると受け取ることができません。
忙しい合間を縫ってせっかく時間を作ったのに受け取れないと二度手間ですよね。
そうならないように、パスポートの受け取りに必要なものをここでチェックしておきましょう!
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パスポートの受け取りは本人でなくてはならない!
パスポートはとても重要な書類です。
国が「この人はうちの国民ですよ」と身分を証明するだけでなく、
「あなたの国にうちの国民が行くので、何かあったら保護をお願いします」と依頼するものでもあります。
つまりパスポートは「日本と外国の信頼関係」のもとに発行されるものであり、
日本という国ができてから今まで日本が積み重ねてきた信頼の証なわけです。
そんなものですから、不正利用などされてはたまったものではありません。
なのでパスポートの発行には厳重な身分証明が必要になり、
受け取りもまた厳しいチェックが行われます。
そのため、パスポートの発行、受け取りについては原則として本人のみが行う必要があります。
たとえ小さな子供のぶんのパスポートでも、子供を家に置いていったりせずにきちんとパスポートセンターに赴かねばならないのです。
とはいえ、どうしても行くことができない人もいます。
そういう時には代理申請が有効で、受け取りも代理人が行うことができます。
本人が受け取る場合と代理人が受け取る場合で必要なものは違ってきます。
前置きが長くなりましたが、必要なものをそれぞれ紹介していきますね!
受領者が本人の場合、パスポートの受け取りに必要な持ち物は2つ
パスポートの受け取りに必要な持ち物は
- 旅券引換証
- 手数料
この2つになります。
「旅券引換証」は申請の時に渡された受理票のことで、
これはこのまま持っていきます。
手数料は現金のやりとりではなく、
必要な金額の収入証紙及び収入印紙を旅券引換証に貼り付ける必要があります。
収入印紙の発行はパスポートセンターに併設されているはずの窓口で行うことができるので、
パスポートにかかる手数料の現金を用意してパスポートセンターに行けば
収入印紙の発行について窓口で案内してくれるので、
案内通りの窓口に行って収入印紙を発行してもらい、その場で旅券引換証に貼り付ければOKです。
その後でパスポートの受け取り窓口に行けばパスポートをもらえるでしょう。
収入印紙の発行ですが、クレジットカードは不可です。
受領者が代理人の場合、パスポートの受け取りに必要な持ち物は4つ
受領者が代理人の場合、
- 旅券引換証
- 手数料
- 本人直筆の委任状
- 代理人の本人確認書類
が必要になります。
委任状は旅券引換証と一緒にもらうはずですので、それに書けばOKです。
もしなくしたとしても外務省のホームページなどでファイルをダウンロードできます。
なりすましや不正な受領を防ぐために代理人の本人確認書類が必要になります。
こちらも忘れないようにしましょう。免許証や写真付き住基カード、保険証と年金手帳などを用意しておきましょう。
また委任状はパスポートを作る本人が書いたものに限ります。
代筆は絶対にダメですよ! 代筆だと受け取ってもらえません。
これらの必要な書類を持って窓口に行けばパスポートを受け取ることができます。
まとめ:パスポートの受け取りに必要な持ち物は…
- パスポートの受け取りに必要なものは旅券引換証、手数料の2つ
- 代理人の場合、委任状と代理人の本人確認書類が必要
- 手数料となる収入印紙の発行は現金のみでクレジットカードは不可