洗濯機のメニューにある「すすぎ」。これはいったいどういう機能なのでしょうか?
これはすすぎ洗いを意味していて、
洗剤で洗った後、洗剤を用いずにきれいな水で洗うことをすすぎ洗いといっています。
洗濯機によっては、洗剤を使わずにすすぎ洗いだけで洗濯を完了させるメニューがありますが、
すすぎ洗いだけで本当に汚れは落ちるのでしょうか?
また、すすぎ洗いの使用水量はどれくらいなのでしょうか?
調べてみました!
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すすぎ洗いだけはできる?
洗濯機のメニューにあるすすぎ洗いとは、それまでの行程でついた洗剤を落とすために水だけで衣類を洗うことをいいます。
先に洗剤使って手で洗ったり、つけおき洗いした洗濯物を
洗濯機ですすぎ洗いしてきれいにしたいという場合、できるのでしょうか?
洗濯機にもよりますが、そのメニューは用意されています。
操作方法はメーカーや機種によって異なりますが、
「すすぎ洗い」ボタンを押すだけでいいというのが一番多いようです。
この場合は、普段と同じように洗濯機に入れて、洗剤を入れて……とやる必要はありません。
洗剤なしで入れてしまって大丈夫です。
仕上げ用の柔軟剤は入れておきましょう。
機種によってはすすぎ洗いの回数を指定できるようです。
うちの洗濯機は古いのでそんなメニューはありませんが、最近の機種ならあるようですね。
すすぎ洗いの使用水量はどのくらい?
さて、気になるのがすすぎ洗いの使用水量です。
どのくらいかというのはメーカーや機種、洗濯物の量によって違ってくるので一概には言えませんが、
通常の洗濯のように、洗い→すすぎ→脱水ではなくすすぎ→脱水の工程しかないので、
洗いの段階がないぶん使用水量は少ないでしょう。
水量については洗濯機が自動で適切な量を決めてくれますが、
節約のために手動で水量を決めている家庭も多いでしょう。
水量が少ないと水道代の節約になりますが、
少なすぎると、一度落ちた汚れがまた衣類についてしまう「再汚染」になってしまいます。
せっかく洗ったのにきれいになっていないと落ち込んでしまいますよね。
なのできちんと適切な量で洗濯するようにしましょう。
注水すすぎのメリットは?
すすぎ洗いにも2種類の方法があります。
「ためすすぎ」と「注水すすぎ」です。
「ためすすぎ」は洗濯槽の中に水をためてからすすぎ、最後に水をすべて排出する方法で、
「注水すすぎ」は洗濯槽に絶えず水を入れ続け、溢れた水を常に排水し続ける方法です。
だいたいの洗濯機は「ためすすぎ」ですすぎ洗いをしますが、
洗濯機によっては「ためすすぎ」ではなく「注水すすぎ」を指定してすすぎ洗いをすることができます。
わざわざ「注水すすぎ」をするメリットとはどのようなものでしょうか?
大きなメリットとしては、「ためすすぎ」に比べて洗浄効率がいいことです。
「注水すすぎ」1回は「ためすすぎ」2回ぶんの洗浄効果があります。
衣類に洗剤も残りにくいので、お肌が敏感な人にも安心です。
しかし常に水を入れ続けるため、水道代がかかってしまうというデメリットがあります。
「ためすすぎ」2回で「注水すすぎ」1回に相当するので、
単純に考えて、「ためすすぎ」の倍の水道代がかかってしまうと考えていいかもしれません。
まとめ:洗濯機のすすぎ洗いとはズバリ…
- 洗濯機にはすすぎ洗いだけのメニューがある
- 使用水量は洗濯機が自動調整してくれる
- 手動で調整する場合、再汚染に注意
- 注水すすぎはためすすぎに比べて洗浄効率がいい
- ただし水道代がかかってしまうというデメリットも
洗濯には色々な方法がありますが、節約の名目で適切でない洗い方をすると
かえって汚れが落ちなかったり、衣類をいためてしまったりしてしまいます。
きちんと正しい洗濯方法で衣類を洗いましょう!