夏になって暑くなってくると、赤ちゃんを海水浴に
連れて行ってあげたいな、と考えますよね。
しかし、夏の日差しは強いので、刺激に弱い赤ちゃんを
海に連れて行っていいものか、悩んでしまいます。
赤ちゃん連れの海水浴で気を付けるポイントと一緒に
見ていきましょう。
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赤ちゃんでも海に入って大丈夫?
周囲のママ達は、「3歳まで海水浴は行かなかった」
「生後2ヶ月から海に連れて行ってる」など様々です。
明確に「海水浴には〇ヶ月からOK」という基準はなく、
ご両親の自己判断になるようです。
しかし、体が安定してない寝転がってる時期だと、
寝かせておく場所の確保が難しく、パパやママがずっと
抱っこしている、なんて事になってしまいます。
そのため、「ひとり座りができるようになった」時期が
1つの目安になります。大体7~8ヶ月ぐらいです。
また、赤ちゃんを海水につけてよいのは1歳半から、とも
言われています。この頃から、波打ち際で少し水遊びをしても
いいかな、というイメージです。
一緒に海の中に入れるのは2~3歳を過ぎたころ、
と言われています。年齢設定が遅く感じるかもしれませんが、
赤ちゃんの体力や、紫外線対策などを考慮してのことです。
海水浴で気を付けるべきポイント3点
屋外で遊ぶときは、紫外線に注意しないといけないのですが、
海で遊ぶときはさらに注意すべき点があります。
今回は、特に注意すべきポイントを絞ってお伝えします。
体調を整えること
大人でさえ、1日遊んだら疲れてしまう海水浴。
赤ちゃんは体力も少なく、刺激にも弱いため予想以上に
疲れてしまいます。前日はしっかりと睡眠をとり、当日も
なるべく遊ぶ直前まで寝て過ごせると理想的です。
10時~15時は外に出ない
これは海に限らず、夏のお出かけ全般に言えることだと思います。
気温の高い時間に外に出すことは、なるべく避けたいです。
そのため、1日のうちで気温が上昇する10~15時の間は、
海に入らずに室内や海の家を活動拠点にしましょう。
では、どの時間帯に遊べばいいかというと、早朝や夕方です。
大人からしたら、海で遊ぶ時間帯ではないと思うかもしれませんが、
赤ちゃんの体調が1番です。無理をして病院通いすることに
なってしまったら、かわいそうですよね。
海ならではの危険
砂浜には、大人が思っている以上に危険がたくさんあります。
例えば、たばこやゴミを放置している人もいます。
赤ちゃんは何でも口に入れてしまうので、一瞬目を離したすきに、
大惨事になってしまうこともあります。
砂自体も危険です。公園で砂を口に入れてしまうことって、
ありませんか?海でも同じ危険があります。また、熱い砂の上に、
うっかりそのまま座ってしまうと、火傷をする恐れもあります。
砂浜に危険がなくとも、クラゲなど毒を持つ海洋生物もいます。
私も小学生の頃、海水浴で何かに刺されたのか、かぶれたことが
あります。翌日には少し痕が残った程度ですみましたが、
肌の弱い赤ちゃんでは、どうなるかわかりません。
このように、赤ちゃんを連れて海に行くことは、大変なことです。
しかし、そこを留意して行けば、無理に避けることもありません。
家族のレジャーは楽しみましょう。
海水浴に必要なお世話グッズ
- ミルクセット
- 授乳ケープ
- 離乳食・スプーン
- ミルク以外の飲料、マグやコップ
- ウエットティッシュ
- タオル
- 着替え
- おむつ(水遊び用も)
- おしりふき
- ビニール袋
全体的に、長時間の外遊び用の荷物と考えれば、
おわかりいただけるでしょうか。
海水浴場には授乳場所はないと思いますので、
いつでもできるように授乳ケープがあると便利です。
日よけにもなるので、大きめのバスタオルでもいいですね。
着ていた洋服が汚れてしまうこともあると思うので、
着替えは2組ほどあると余裕がありますね。
ビニール袋があれば砂まみれでも持ち帰りしやすいです。
海水では手洗いができないので、ウエットティッシュがあれば
食事時など便利です。
休憩場所の確保にレジャーシートや簡易テント、
紫外線対策に日焼け止めや帽子・長袖の服、
もしものために救急グッズや保険証・母子手帳、
砂場遊びセットもあれば海水を怖がっても遊べますね。
まとめ:赤ちゃんとの海水浴はいつからが目安かというと…
赤ちゃん連れのお出かけは荷物が多くて大変ですが、
大事な赤ちゃんのためですので、パパママが頑張りましょう。
- 海に連れていくのは、ひとり座りができるようになってから
- 紫外線や気温に注意して連れていく
- いつものお出かけ以上に万全の準備をする
赤ちゃんのことばかり考えて、パパママがぐったりしていては
意味がありません。パパママは前日までに準備を整えて、
しっかり休んでから、楽しい海水浴になるといいですね。