様々なご利益を期待して身につけるお守りですが、小さいゆえについポケットに入れたりしてしまいます。
私も人混みの中バッグを開けて入れるのは難しいからとポケットに入れて、
そのまま忘れて服を洗濯に……という経験があります。
お守りは神様が宿る神聖なものです。
そんなものを洗濯してしまって大丈夫なのか、バチが当たるのではと不安になるでしょう。
大丈夫かどうか調べてみました。
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お守りを洗濯してしまったらバチが当たる?
お守りを洗濯してしまったらバチが当たるのではと不安になるかもしれませんが、大丈夫です。
わざとではないなら、粗相をしてごめんなさいと平謝りすれば神様もきっと許してくれるでしょう。
粗末にしていない限り、神様も結構寛大です。真摯に謝れば「しょうがないな」と許してくれるでしょう。
このあたりは人付き合いでも同じことがいえますね。
大切なのは神様を敬う気持ちです。
お守りを洗濯をしたからといって即座に祟るようなことはないはずです。
洗濯してしまったお守りは丁寧に乾かせばOKです。
ですが、乾かすためとはいえお守りの中身を開けるのはNGです。
お守りの中身を暴くとご利益が半減してしまいますよ。
そのままでも十分乾きますので、日当たりのいい場所に吊るすなどして乾かしましょう。
「洗ってしわくちゃになってしまったのでご利益がなくなってしまうかも」
なんてことはないです。変わらずご利益を受けることができます。
お守りを汚したり破いてしまったら?
子供の安全を祈願するためにランドセルにお守りをくくりつけたりする家庭もあるでしょう。
ですがわんぱくな子供はそんな事気にせず遊び回って服やランドセルをボロボロにして帰ってきます。
すると気になるのがお守りの汚損です。
汚れたり破れてしまったお守りは大丈夫なのでしょうか?
「よくも汚したな!」と祟られたら……と不安になりますが、こちらもわざとでなければ大丈夫です。
汚れたり破れたといってご利益がなくなるわけでもバチが当たるわけでもありません。
やはりこちらも汚したり破いたりしてしまってごめんなさいと謝ればよいでしょう。
直せる破れや汚れなら直して持ち続けてもOKです。
直す場合ですが、汚れたからといってお守りの中身を取り出して洗うのはだめです。
濡れた布で叩いて汚れを浮かせて落とすくらいなら大丈夫ですが、洗濯機で洗ったり、手でゴシゴシ洗うのはやってはいけません。
ひどく汚れたりしてどうしても元通りに直せないなら神社へ返納し、
新しいお守りをいただいてもいいでしょう。
お守りの返納方法については別の記事で紹介していますので、
そちらを参考にしてみてくださいね。
ともかくも、粗末に扱っていなければ汚したり破いたりしてしまったとしても神様は怒ることはないでしょう。
お守り自体は無事でも、お守りをぶら下げているヒモが切れたら縁起が悪いと感じるでしょう。
ですがヒモが切れることは悪いことではなく、むしろ持ち主に降りかかった災厄をお守りが引き受けてくれた証拠です。
身代わりになってくれてありがとうとお礼を言いましょう。
まとめ:お守りを洗濯してしまった時は…
- お守りを洗濯してしまったからといってバチは当たらない
- 汚したり破いたりしてしまったら真摯に謝れば大丈夫、大切なのは神様を敬う気持ち
- 洗ったからといってお守りの中身を開けてしまうのはNG
- そのまま使い続けたとしてもご利益は得られるが、気になるなら返納して新しいものと交換する
お守りを粗末に扱った結果洗ってしまったり破いたり汚したのならバチが当たりますが、
うっかりミスでやってしまったのなら神様だって怒ることはないはずです。
神様だって「次からは気をつけてね」と済ませてくれるでしょう。
神様を敬い、丁寧に扱う気持ちが大切です。