最近どんどん高機能・高性能になっているiPhoneですが、iPhoneが常にいいパフォーマンスを発揮するためには、十分な容量が確保されている必要があること、ご存知ですか?
購入したてのころはスムーズな動きとレスポンスで快適だったiPhoneが、使用していくうちに反応が遅くなり、全体的にもっさりした動きに……という経験をお持ちの方も少なくないと思います。
そんな症状が出たときにまず確認するべきなのは、容量に十分な空きがあるかどうか、ということです。
ストレージ容量を使用するものは、写真やメディアなどさまざまですが、うっかり見落とされがちなのがアプリによるストレージ容量の圧迫です。
「でもそんなにアプリ入ってないよ?」という方も、安心はできません。
近年のアプリは高機能で便利なものが多いですが、高機能ゆえに容量が大きいことも多いのです。
また、ゲームも侮れません。驚くほど美麗でハイグラフィックなものが多い昨今のスマホゲーム、これらもなかなかヘビーな容量を要します。
では具体的にアプリの容量は、どこで見られるのでしょうか。
今回は、ダウンロードしたアプリの容量確認の仕方と、ダウンロード前App Storeで容量をチェックする方法をお教えしますね。
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◆ダウンロード済みアプリの容量を見るには?
まずは設定アイコンをタップします。
そこから一般を選ぶと、情報やソフトウェア・アップデートなどが表示されますが、その中に「iPhoneストレージ」があるので、それをタップしましょう。
すると、iPhoneのストレージが何に使用されているかがわかるグラフが出るはずです。
その画面を下へスクロールしていけば、iPhoneにインストールされているアプリがずらりと表示されます。
それぞれのアプリのアイコンと名前の右側に表示される数字、それが現在アプリが使用している容量です。
また、各アプリをタップすれば更に詳しい情報が得られます。
私はときどきこの画面を確認し、不要なアプリがないかをチェックしています。
普段、iPhoneのホーム画面ではアプリをまとめてしまっているので、使用していないアプリは認識しづらいのです。なので、この画面で一覧でみると「あれ? こんなアプリ入ってたんだ!」という発見があります。
存在を忘れているほどのアプリならば、今後も使用する可能性は低いですからサクッと消去して、ストレージを整理しています。
◆容量管理はダウンロードする前にも!
アプリをダウンロードする前に、ダウンロードしようとしているアプリの容量を見る方法もあります。
「ストレージ容量の空きがもうほとんどない! けれどもこれだけはダウンロードしたい」というときは、必ずチェックしないといけませんね。
もちろん、そんな切迫した状況にならないようにしたいものですが……。
それでは、その手段をご説明します。
まずApp Storeをタップし、ダウンロードまたは容量を見たいアプリを選択します。
あとは下にスクロールすれば、アプリの情報が記載されており、その中の「サイズ」がアプリの容量です。
本当に簡単な手順ですが、意外とこの情報欄は見落としがちです。
インストールボタンはページ上部にあるので、細かい情報を見ずにダウンロードを開始してしまうんですよね。
私は同じ機能のアプリが複数存在するときなど、この情報画面で容量を確認し、なるべく容量の小さいアプリを選びストレージ容量を節約しています。
ひとつのアプリだけは節約量は微々たるものですが、何事も「塵も積もれば山となる」です!
◆まとめ
文字で説明すると難しく感じるかもしれませんが、まとめると……
- ダウンロード済みアプリの容量確認は:
設定→一般→iPhoneストレージ→下にスクロールでアプリ一覧 - App Storeにおけるアプリ容量の確認は:
App Store→任意のアプリ→下にスクロール「情報」内の「サイズ」で確認
たったこれだけの操作で、容量の確認ができます。
あまり使用していないけれど容量を食っているアプリは、意外と目につかないものなので、ときにはストレージからアプリの容量を見て整理するのがオススメです。
iPhoneの動きも軽快になるかもしれませんよ。