グリーン車とは、JRで普通車よりワンランク上の車両のことです。
通常の車両とは違い内装が豪華だったり、シートがゆったり広かったりとメリットがあります。
ただし、豪華でサービスが行き届いているぶんお値段が張ります。
「グリーン車って高いから……」
とあまり使わない人には縁遠いものですが、縁遠いだけにいざ利用する時になってどうしていいかわからないことってありますよね。
そういう時のために、事前にグリーン車についての知識を覚えておきましょう!
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車内販売はあるの?
たいがいどの路線でもグリーン車の車内販売はあります。
ただし、路線によっては収益の都合上車内販売を取りやめていることもあり、
一概に「すべてのグリーン車で車内販売をしている!」とはいえません。
利用する路線が車内販売をしているのかどうかは、鉄道会社のホームページで確認することができます。
商品のラインナップや値段なども案内しているので、ついでにチェックしておくとおいでしょう。
だいたいは駅内のコンビニと同じようなラインナップやお値段なのではないでしょうか?
車内販売がある路線でも、
検札が最優先ですので検札が終わらないうちは車内販売が来ません。
そのため、車内が混雑していて検札に手間取っていたり払い戻し対応をしていたりすると
車内販売が遅れたり来なかったりすることがあります。
「ホームページでは車内販売があるって書いてあったのに来ない!」
とクレームをつけたりイライラしたりせず、
「まぁこんなこともあるよね~」
くらいのゆったりとした気持ちで待っていましょうね。
どんな物が売っている?
細かなラインナップは路線ごとに異なりますが、
だいたいは飲み物や軽食、お菓子類などです。お酒やおつまみなんかもあります。
お弁当やおにぎり、サンドイッチといった足が早い食べ物は販売していないようです。
シートのポケットに車内販売の案内としてメニューが置いてある場合があるので、
何を売っているのかということについては調べたりする必要はなさそうです。
車内販売を呼び止めてから何を買おうか悩まなくてすむのはいいですね。
グリーン車は2階建てであることが多いので、ワゴンではなくカゴに入れて販売しています。
ワゴンだと1階から2階、2階から1階に移動できませんからね。
飲み物はほとんどが常温か冷たいものです。
温かいものは保温が難しいため、取り扱っていないことが多いです。
路線によっては保温器などで温めて販売しているところもあるみたいです。
お弁当がないワケは?
グリーン車の車内販売にお弁当やおにぎり、サンドイッチなどの足が早い食べ物を置いていないのは、賞味期限が短すぎるからです。
だいたい1ヶ月単位で日持ちするものを売っています。
お昼時限定でお弁当を売っている路線もあるようですが、
お弁当を食べたい時は駅で買ってから乗ったほうがよさそうですね。
お弁当に限らず、ものを食べる時はマナーを守って食べましょう。
クチャクチャ音をさせたり、キツイにおいがするものを開けたり、
ましてやゴミをそのまま座席に放置したまま降りるなんてことをしたらいけませんよ!
まとめ
- 路線によるが基本的に車内販売はある
- ラインナップや値段は案内があるのでチェック!
- 検札が優先なので、車内が混雑していたりすると車内販売が来ないことも
- 売っているものは飲み物や軽食、お菓子類。酒類、おつまみなんかも売っている
- 飲み物は常温~冷たいもの。温かいものはあんまり取り扱っていない
- 足が早い食べ物は置いていない
せっかく割増料金を払ってグリーン車に乗るのですから、快適にすごしたいですよね。
マナーを守ってお行儀よく乗りましょう!