ジャムの保存って、みなさんどうしていますか?
冷蔵庫に入れるとスペースを取ってしまうのが難ですよね。
特に瓶入りジャムだと、高さがあるぶん入れられるスペースが限られてしまいます。
ドン! とあるガラス瓶がけっこう邪魔だったりするんですよね……。
ならば! とジャムをテーブルに置きっぱなしにしても大丈夫なのでしょうか?
調べてみました!
このページの目次一覧
ジャムの賞味期限っていつまで?
ジャムの賞味期限は、保存容器や糖度によって異なりますが、
未開封ならば1年ほど
開封済みならば7日~半月ほどが目安となっています。
あくまで目安であり、商品によっては安全性優先でもっと短い期間に設定されていることもあります。
ジャムの賞味期限については、別の記事で解説していますので
もっと詳しく知りたい人はそちらを参考にしてみてくださいね!
ジャムは常温保存で大丈夫?
ジャムの保存方法ですが、常温保存でも大丈夫です。
元々ジャムは保存食として開発されたものです。
なので耐カビ性があり、カビが生えにくい食品です。
未開封ならば、夏場に常温で置いておいたとしても問題ありません。
開封してしまった後はカビなどの危険があるため、冷蔵庫での保存をおすすめします。
常温で保存する場合は、陽のあたる場所や高温になる場所などを避け、
湿度の影響を受けにくく、温度変化の少ない場所で保存しましょう。
開封済みの使いかけのジャムは、未開封と違って湿気などが入り込みやすいです。
さらには、スプーンについたパンくずなどが入りやすく、そこからカビが生えてしまう可能性があります。
カビが生えないようにするためには、できるだけ清潔なスプーンを使うのがポイントです。
ジャムを塗った時にスプーンについたパンくずなどがジャム瓶の中に入りこまないようにしましょう。
舐めたスプーンをジャム瓶の中に突っ込むなんてもってのほかですよ!
手作りジャムと既成品で違いはある?
手作りジャムも既成品のジャムも賞味期限に差はありません。
手作りかそうでないかよりも、ジャムの糖度によって賞味期限に差ができます。
糖度が高いとカビ菌が繁殖できる環境ではなくなるので、まず腐ることはありません。
カビが生えなくなるジャムの砂糖の濃度の目安は50%です。
50%というのは、原材料に対する砂糖の割合のことであり、
甘さの目安である糖度のことではありません。
つまり要するに、材料の半分からそれ以上の砂糖が使われていれば、
腐りにくい目安である砂糖の濃度50%を越えることができ、カビが生えにくいジャムができます。
市販のジャムは低糖度だったり砂糖以外のものが使われていたりで、
砂糖の濃度50%を越えるジャムはあまりありません。
そのかわりに保存料が使われていたりするのですが……。
まとめ:ジャムを常温で保存できるのかというと…
- ジャムは常温保存でも大丈夫
- 直射日光や高温多湿を避け、温度や湿度の変化の少ないところで保管する
- 開封したジャムには清潔なスプーンを使うこと
- 既成品・手作りで賞味期限の違いはない
- 賞味期限の違いが出るのは「原材料に対する砂糖の割合」
- 砂糖の濃度が50%を超えていればカビが生えにくい
あくまで目安であり、ここに書いてある期間内だからといって絶対に安全なわけではありません。
開封後はできるだけ早く食べましょう。
どうしてもジャムを食べきれない!という人は、ジャムを使った「ジャムアイス」がおすすめです!
余ったジャムと牛乳、生クリームを入れて混ぜ、冷やして固めるだけで簡単にアイスができます。
色々なアレンジレシピがあるので、興味があれば調べてみてはいかがでしょうか?