昨日、私のもとに銀行からダイレクトメールが届きました。
それを見て思ったんですが、はがきの表には発送管理用のバーコード、
圧着してある中身を開いてみると、サイトへのアクセス用のQRコードって感じで
訳がわからなくなっちゃいました。
そもそも、バーコードとQRコードってどう違うんでしょうか?
私は過去に某レンタルチェーンをやっている会社に務めていたことがあるのですが、
仕事柄、どちらも目にする機会が多かったですね。
あまりに、日常的すぎて実は深く考えたことがなかったんです。
でも、考え出すと気になってしまう性格なので、どう違うのか調べてみることにしました。
今回は「バーコードとQRコードの違いってなに?」って疑問に
お答えしていきたいと思います。
このページの目次一覧
そもそもバーコードって?
そもそもバーコードってどんな物を指す言葉なのでしょうか?
「太さ、間隔の違う線を並べて、機械で読み取るための情報を表した符号」のことを
指します。
簡単に言うと、「コンビニでピッってする、黒い棒と白い空白の並んでるやつ!」って
イメージですね。
・ バーコードの歴史
バーコードの元になったものは1949年にアメリカ人によって発明されたものです。
かなり歴史があるんですね。
1967年には、アメリカの食品チェーンがレジで使うために実用化しています。
50年以上前から、レジで「ピッ」ってされていたんですね。
1973年にはアメリカフードチェーン協会などが統一コードのUPCを決めました
1978年になるとEANに加入したことにより、日本でもEANの統一商品コードを
採用することになりました。
その後、改良されていき、現在のような多種多様な形になっています。
一般的に、私達がイメージするのは、JANコードと呼ばれる13桁か短縮タイプで8桁の
ものではないでしょうか?
買ってきた商品を見てみると、大抵のものについているのがこの「JANコード」です。
じゃぁQRコードって、どう違うの?
QRコードは、1994年に日本のデンソーの開発部門(現在はデンソーウェーブ)が
開発した「二次元コード」と呼ばれるコードの種類の一つです。
・ QRコードのQRって?
QRコードのQRっていうのはQuick Responseの略で、
高速な読み取りができるって意味ですね。
・ 二次元コードはバーコードとどう違う?
二次元コードとは、イメージとしては「四角い感じで描かれているコード」で、
バーコードが横方向に情報を持つ「一次元コード」なのに対して、
縦方向と横方向に情報を持っています。
・一般的なバーコードよりも情報量が多い
「多いって言っても、いったいどれくらいの文字数が入るの?」って思いませんか?
ちょっとしらべてみると、かなり入ることがわかりました。
QRコードの場合、最大で漢字やカナを1,817文字も入れることができるんです。
1つのコードの中に、このブログに載っている記事が
文字だけなら1本丸々入ってしまうことになりますね。
元々は、自動車部品工場や物流拠点などでの利用を想定して開発されたものですが
スマホの普及によって、QRコードは世界中にひろがっていますよね。
スマホのカメラで読み取るのは、大抵、このQRコードです。
決済の時に使われたり、サイトのURLを収録したりと使い方も様々です。
これからまずます目にする機会が増えるのではないでしょうか。
まとめ
今回ご紹介した内容をまとめると、以下のようになります。
- バーコードは50年以上の歴史を持つ「一次元コード」の一種
- アメリカで発明され、日本でも採用するようになった
- 日本で使われているものは「JANコード」と呼ばれている
- QRコードは日本で開発された、縦横に情報を持つ「二次元コード」の一種
- 多くのデータが詰め込める
- スマホの普及やコード決済の普及などで、今後も更に広がりをみせてくる
今、書いているこの時点で(文章を手直しする前です)約1,650文字。
読んでいただいている内容が一つのコードに入るなんて
ホントにビックリですよね。
どう違うの?って聞かれたら、
「QRコードには、こんなに情報がはいるんだよ」って教えてあげてくださいね。
ライター:如月
主にサブカルチャー系雑誌、生活改善薬やサプリメントを扱ったムックでライターや監修をしていました。現在、フリーライター。
花粉症歴20年以上のベテラン花粉症患者。猫が好きなのに猫アレルギー持ちなのが最大の悩み。
趣味は映画鑑賞で、最近は動画配信サービスにはまっています。B級映画が大好き。
実は9社以上の格安SIMを使い倒す格安SIMマニア。