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ハサミの切れ味を復活させる方法!アルミホイルを使うと簡単復活!?

ハサミって意外と丈夫で、何十年と長持ちする文房具です。
私も、小学校の頃の工作ハサミがまだ現役だったりします。

しかしそんなハサミも長いこと使っているとだんだん切れ味が悪くなってきてしまいます。
切れ味が悪くなる原因は刃の汚れもありますが、何より刃の欠けによるものが大きいです。
刃が欠けて切れ味が悪くなってしまったハサミは捨てるしかないのでしょうか?

実は、意外な方法で切れ味を復活させることができるんです。

このページの目次一覧

その方法とは「アルミホイルを切る」

アルミホイルを何枚か重ねて切ることで、ハサミの切れ味は簡単に復活します。

特別なことは必要ありませんし、特別なアルミホイルが必要なわけでもありません。
市販のアルミホイルを、普通に切るだけです。
切り方もなんら特別ではなく、適当にチョキチョキと切ります。
たったこれだけで、驚くくらい切れ味がよくなります。

なぜアルミホイルを切るだけで切れ味が復活するの?

アルミホイルをハサミで切ると、「構成刃先」という作用が起きます。
構成刃先とは、切られた物体が刃に付着し、刃の一部となることです。

アルミホイルの融点はとても低く、ちょっきんとハサミが噛み合わさった時の摩擦熱で溶けてしまいます。
この時、溶けたアルミホイルが刃の細かな傷を埋めることで、ハサミの切れ味が戻るという仕組みです。

アルミなら何でもOK!

構成刃先によってハサミが復活するわけですから、
なにもアルミホイルでなければならないというわけではありません。

アルミ製のものなら何でもOKです。

アルミ製の空き缶を切るのでもいいですし、他にもアルミ製のものがあるならそれでも大丈夫です。
アルミ製だからといって1円玉は厚みがあるので切れませんよ!

他にも…こんなもので復活できる!

都合よくアルミホイルやアルミ缶がなかった場合、他に代用できるものはドライバーです。
ドライバーの金属部分にハサミの刃先を滑らせることで、アルミホイルを切ることと同じ作用が起きて切れ味が復活します。
使うドライバーはクロームメッキ加工のものがベストです。チョチョイっとやるだけで元の切れ味になりますよ。

それでも切れ味が戻らない! そんな時は…

それでも切れ味が戻らない時は、刃の欠け以外のことが原因であると考えられます。

刃に汚れが付着していませんか?

見た目にはなんともなくても、細かな汚れがついているかもしれません。
ガムテープなど粘着性のものを切ると、ハサミの刃に粘着物質がついてしまい、切れ味が悪くなってしまいます。
その粘着物質を取り除くのに役立つのが消しゴムです。

ハサミの刃に消しゴムをかけると、刃についた粘着物質や汚れが取れます。

ハサミがゆがんでいる

ハサミがゆがみ、噛み合わせが悪くなったことも切れ味が悪くなる原因です。
ハサミは刃を噛み合わせた時に上下から挟み切ることでものを切断します。
そのため、噛み合わせが悪くなると切断力が弱まり、ものが切れにくくなる=切れ味が悪くなります。
この刃のゆがみによる噛み合わせのズレはどうしようもないので、新しいハサミを買ったほうがいいでしょう。

まとめ

  • アルミホイルを切ることでハサミの切れ味が復活する
  • アルミ製なら何でもいいので、アルミ缶などでも代用できる
  • アルミ製のものがなければドライバーの金属部分で!
  • それでも切れ味が復活しなかったら、刃の汚れなどをチェックする

切る、磨く、汚れを落とすなど様々な方法で、どれも簡単にハサミの切れ味を復活させることができます。
他にも、ハサミ専用の研ぎ器などが売っているそうです。

もし切れ味が悪くなったハサミを捨てて新しいハサミを買う前に、これらのことを試してみるのはどうでしょうか?

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