毎日の食卓に欠かせないレタス。
ですが、レタスはすぐに変色したり、しんなりしたり……なかなか日持ちしないですよね。
そんな日持ちしないレタスをなんと、驚きの方法で長期間保存できてしまうんです!
今回はレタスの常温保存した場合や、冷蔵庫で保存した場合の保存期間なども交えて、
レタスを長持ちさせる方法をお教えします。
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基本的なレタスの保存期間
レタスの主な保存期間は、常温で数日、冷蔵庫でも10日が限度といわれています。
玉のままでも、ちぎっても、あまり変わりありません。
レタスの成分には空気に触れると赤く変色するものが含まれているため、
ちぎった状態で保存しておくと赤く変色した部分が多くなってしまい、
見栄えが悪くなってしまうかもしれませんので、見た目の面でいうとちぎらないで玉のままのほうがいいでしょう。
冷凍庫で冷凍する場合も2週間程度が限界でしょう。
冷凍すると、解凍した時にレタスのシャキシャキとした歯ごたえが失われてしまいますし、
保存期間がそれほど伸びないことからいっても冷凍はあまりおすすめできません。
レタスを冷蔵保存する場合
やっぱりベストな保存方法は冷蔵庫に入れておくことです。
野菜室は湿度が高めで温度が低めに設定されているため、レタスの保存に最適な環境です。
乾燥を防ぐために袋に入れておくだけでも丸ごとならば5日はもつでしょう。
さらに長くもたせたいときは、常温保存する場合によいとされる処置をしてみましょう。
方法は下の見出しでご紹介しますね!
レタスを常温保存する場合
常温保存する場合、レタスをそのままにしておくとどんどん水分が飛んでしなびてきてしまいます。
そうならないためにも、とある処置をしておきます。
その処置とは、「芯をくり抜く」ことです。
包丁を使ってレタスの芯だけをくり抜き、開いた穴に濡らしたキッチンペーパーや新聞紙を詰めます。
これだけでかなりレタスをもたせることができます。キッチンペーパーは定期的に交換しましょう。
包丁を使ってと言いましたが、レタスは金属に触れると酸化して味が落ちてしまうので、
芯をくり抜く時はできれば包丁などを使わずにやれるといいでしょう。
芯の部分を上にして、芯を強めに叩いたり、心を掴んで捻り取ると分離することができます。
レタスを冷凍保存する場合
上でも触れましたが、レタスは一応冷凍庫で保存できます。
が、解凍した時にレタスの長所であるシャキシャキ感がなくなってしまうため、冷凍保存はあまりおすすめではありません。
ただ、火は通りやすくなっているため、スープや炒めものの具として使うならば使えるでしょう。
保存する時はある程度の大きさにちぎってジップロックに入れてから冷凍しましょう。
レタスの延命方法 なんと〇〇を使う!
私たちにとってレタスの芯は捨てるものですが、レタスにとって芯は重要な部分です。
そのため、収穫されて根からの栄養の供給が途絶えると、レタスは芯の部分に栄養や水分を集めようとします。
そのため日をおいたレタスはしんなりしてしまうわけですね。
それを防ぐために使うのが爪楊枝です!
その方法は簡単で、爪楊枝を何本か芯にさすだけ。
たったそれだけでさらに1週間ほどもたせることができます。
この方法は同じ葉物野菜であるキャベツにも使えますよ!
他にも、レタスの玉の断面に小麦粉を塗るという方法もあります。
海外ではポピュラーな方法で、ドイツのスーパーなどでは芯の断面に小麦粉が塗られた状態で売られています。
爪楊枝も小麦粉もどちらも家庭にあるものですし、簡単にレタスを延命させることができます。
まとめ
- レタスの保存期間はだいたい10日~2週間
- 常温(芯を抜いた場合)、冷蔵保存、冷凍保存どれも大差はない
- 玉のまま保存する時は芯を抜いて濡れたキッチンペーパーを詰めると長くもつ
- それ以上長くもたせたいときは、爪楊枝を刺したり小麦粉を芯の断面に塗る
レタスは断面が赤く変色しますが、この時点では問題ありません。
ただ、その変色が茶色になったらアウトです。
さらには葉が溶け出してぬるっとしてきたり、変なニオイがしてきたら絶対に食べることはやめましょう。
そうなる前に、きちんとした方法で美味しくレタスを食べてくださいね!