女性の6割〜8割が悩んでいる便秘。
毎回のように便秘を起こす人は「またか」ぐらいで済ませちゃうことも多いですが、
実は便秘の放置は危険だと知っていますか?
今回は便秘の危険性をあなたにも知っていただくために、世界で起きてしまった便秘の死亡例をご紹介します。
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16歳の少女が8週間トイレに行かず死亡…
英国での出来事ですが、16歳の少女が8週間もの間トイレに行かずに死亡しました。
原因は便秘から起きた心臓麻痺。
病理医いわく、この出来事の背景には彼女の自閉症の影響から「トイレに行くのが怖い」という思いがあったのではないかと証言しています。
また彼女が検査などを拒否したことから、かかりつけ医は便秘薬を処方することしか出来なかったそうです。
21歳の女性がお腹に6.7kgの便を溜めながら死亡
こちらはテレビでも報道された日本での出来事。
1998年に当時21歳の女性がトイレの前で死亡しているのを発見されました。
彼女は1年ほど前から便秘に悩んでいましたが、病院に行かずに市販の薬のみで対処していたそうです。
死因を調べるために解剖した結果、彼女のお腹は妊娠満期と思われるほど膨れ上がっており、体内から6.7kgもの便が溜まっていたそうです。
妊娠中の女性が出産時に便秘による大量出血で死亡。胎児も脳にダメージ
悲しいことに最近でも便秘による死亡事故が発生しています。
英国で26歳の女性が出産中に死亡しました。
彼女は適切な処置が施されないまま出産に。しかし大量の便が影響し、胎児が出てこれず医師は緊急帝王切開を決断。
その結果、女性は大量出血を起こして、多機能不全により死亡しました。
5kgの便を溜め込んだ男性。心臓の位置まで変わっていた
中国の四川に住む男性は過去10年にも渡り体調不良に悩まされていました。
複数の医師に診察してもらいましたが、原因がわからず男性は回復の兆しが見られませんでした。
しかしついに原因を突き止めた医師によると男性の便秘が原因ということが判明。
腸内には5kgもの便が詰まっていたそうです。
さらに恐ろしいことに5kgもの便は体内で大きな塊となっており、男性の心臓の位置を動かしてしまうほどだったとのこと。
手術は無事成功し、彼は回復しました。
79歳の男性が便秘で死亡
現在ブログは閉鎖されいますが、北海道の男性が便秘で悩まされており、腸閉塞に。
病院で治療(1週間の禁食や浣腸など)したものの、食事を始めると腸閉塞が再発しそのまま帰らぬ人に…。
便秘は死に至る可能性もある怖いもの
慣れてしまうと便秘を軽視しがちですが、便秘で死亡したり取り返しのつかないことになることは多々あります。
病院に行くのは手間かもしれませんが、手遅れになる前に治療するようにしてください。