幸運を引き寄せるお守りとして有名な四つ葉のクローバー。
シロツメクサが咲いているのをふと見つけるとついつい探したくなります。
四つ葉のクローバーを探してみたい人のために、
簡単に見つけるコツやポイントについてご紹介します!
このページの目次一覧
四つ葉のクローバーには種類がある!
クローバーと呼ばれている植物にもいろいろな品種があり、
カタバミやデンジソウなんかは比較的四つ葉が出やすいです。
花屋などで四つ葉のクローバーの鉢植えとして売られているのはだいたいこの品種です。
一方で、そのへんの原っぱに生えているクローバーはだいたいシロツメクサです。
シロツメクサは生命力が強く、世話をしなくても枯れることはめったにありません。
子供が遊ぶための広場なんかは、むき出しの地面で怪我をしないようにクッション代わりや見た目などからシロツメクサを植えています。
では、シロツメクサに品種を絞って四つ葉のクローバーを見つけるポイントを紹介します。
四つ葉のクローバーはどうやってできる?
シロツメクサは元々は三つ葉なのですが、
踏まれたりなどで葉っぱがちぎれて4枚になったり、突然変異によって四つ葉になります。
いわゆる「奇形」が四つ葉のクローバーの正体です。
奇形と言われるとマイナスのイメージが浮かびますが、悪いことばかりではないんですね。
四つ葉のクローバーを簡単に見つけるコツ
では四つ葉のクローバーを見つけるコツを紹介します。
人や動物が踏む場所を探す
先述の通り、四つ葉のクローバーは成長途中で葉っぱがちぎれることで四つ葉になることがあります。
そのため、人や動物が通るような場所を探してみましょう。
踏まれてちぎれたことで、四葉になっているものが見つかるかもしれません。
日当たりの悪い場所を探す
日当たりの悪い場所では、日光を効率良く得られるように葉が多い植物が有利です。
そのため、同じシロツメクサでも三つ葉より四つ葉の方が効率よく光合成できるため、生き残りやすい環境なんです。
なので、四つ葉のクローバーが生き残りやすい環境である日陰をチェックしてみるといいでしょう。
見つけた場所の近くを探してみる
上手いこと1つ見つけたらまわりもチェックしてみましょう。
クローバーは株ごとに増える特性があります。
突然変異で四つ葉のクローバーが生まれると、その株は「四つ葉のクローバーができやすい」という遺伝的形質を持ちます。
そのため、突然変異によって生まれて四つ葉のクローバーは密生しやすいのです。
1つ見つけたら近くでいくつか見つかるかもしれません。
まとめ:四つ葉のクローバーの見つけ方は…
- クローバーにはいろいろな品種があり、基本的には三つ葉だが四つ葉が出やすい品種がある
- シロツメクサは三つ葉の中にまれに四つ葉がある
- 四つ葉のシロツメクサを見つけるポイントは荒れた場所や日当たりの悪い場所
- 株単位で繁殖するので、1つ見つけたらその近くでいくつか見つかるかも
ちなみにシロツメクサの由来は、昔、オランダとの貿易で緩衝材の代わりにシロツメクサが詰められていたことなんだそうです。
「白くて(箱の中に)詰める草」ということで「白詰草」「シロツメクサ」というらしいです。
見つけた四つ葉のクローバーは葉っぱがちぎれないようにティッシュでくるみ、
ティッシュをクッションにして持ち帰るといいでしょう。
ティッシュは濡れているとみずみずしさが長持ちします。持って帰って花瓶にさしたいなら濡れティッシュでくるむのがおすすめです。
押し花にする場合は乾いたティッシュでもOKです。押し花にすると長期保存ができますよ!