心理学

心理学を使って嘘を見抜く!嘘をついてる人の5つの変化

「心理学を勉強している」
と言うとほぼ毎回聞かれる質問があります。

「じゃぁ私の心が読めるの!?」

はっきり言いましょう。
超能力者じゃないのでそんなことは無理です!

と言うと
「なんだー! よかったー!」
とホッとされます。
でも

「嘘をついているかどうか」

くらいはわかりますよ…?

今回はそんな心理学を使った嘘の見抜き方をご紹介します。

このページの目次一覧

分類としては行動心理学!

「嘘をついているかどうか」
「内心どう思っているか」
といったことを見抜ける心理学は行動心理学に分類されます。

行動心理学とは、人の行動に隠れた深層心理を探る学問です。
私たちは日常生活で何気なく腕を組んだり足を組んだりしていますが、それにどんな無意識がはたらいているかというのを調べるのが行動心理学です。
その行動心理学を応用して、嘘を見抜くことくらいはできちゃうんです!

行動心理学を使った嘘の見抜き方

視線が泳ぐ・右上を向く

「目は口ほどに物を言う」とはよく言いますが、嘘をつこうとしている人は右上へ視線が移動する傾向にあります。
また、利き腕と反対側に目線がいくのも嘘をついているサインといわれています。

視線が泳いだり、まばたきが多くなるのも嘘を見抜くポイントです。
人は図星をさされると動揺してまばたきが多くなります。
「もしかして嘘ついてるでしょ?」
と言ってみた時に、視線が泳いだりまばたきが多くなったら
図星をさされて動揺している=嘘をついている
ということになります。

口元や手先を隠す

人は口や手の動きで感情表現をします。つまり口や手を見ればその人の感情がわかるということです。
「手の震えから緊張がわかってしまうかも…」
「嘘をついて騙すのに成功してニヤけた口元を見られたくない」
など、そうやって感情を見抜かれるのを避けるため、嘘をついている人は口や手を隠そうとします。
口元や顎に手を当てて喋ったり、ポケットに手を突っ込んだりするのは嘘のサインかもしれません。

貧乏ゆすりをする・足を組む

足の動きが活発になるのは
「早くこの場から立ち去りたい」
という心理のあらわれです。
つまり後ろめたいことがあり、追求されたくないという心理があります。
これも嘘を見抜くテクニックに使える心理学です。
後ろめたいことがあるということは、嘘をついているということですからね。

髪の毛をいじる

髪の毛をいじるのも嘘のサインのひとつです。
嘘をついて後ろめたく、良心が痛むので、心を落ち着けようとしたり、
「嘘がバレてはいけない」
と緊張し、その緊張を和らげるために髪の毛を触ります。

話し方が変化する

早く話題を終わらせようと早口になったり、嘘を考えているためゆっくり喋るようになったり、
会話のリズムや声のトーンが変わるのも嘘をついているサインです。

他にも、やたら饒舌になったり、話題を変えようとしたり
「どうしてそんなこと聞くの?」
と逆ギレしてきたりするのも嘘をついている可能性があります。

生返事や聞き返しが多くなる
行動心理学とは少し違いますが、嘘をついている人は
「あー」とか「んー」といった生返事や
「えーと」と言いよどんだり、
「えっ?」と聞き返したり
そういった言葉が多くなります。
これは嘘をつくために頭の中で言葉を探して考えている最中だという証拠です。

まとめ 行動の端々にサインが隠れている!

・一番わかりやすいのは目
・口や表情などにも注目
・身振りにもサインが隠れている
・話し方の変化で嘘がバレる

あなたは嘘をつくのは上手ですか?
それとも下手ですか?

上手な理由も下手な理由も、もしかしたらこういったことが原因かもしれませんよ?
意識してみると嘘をつきやすくなるかもしれません。

嘘をつかなくてすむような状況が一番なんですけどね!

 

この記事を書いた人
 ライター:ネコパン
心理学科卒。大学では「箱庭療法」「HTPテスト」など、臨床心理学系を中心にやっていました。 シミュレーションゲームが大好きですが、「これって箱庭療法ってやつでは…?」と心の奥底の無意識に気付いてしまったり。 色々あって現在は専業主婦をしながら海外生活をしています。

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