飼っているワンちゃんの食事、どうしていますか?
なかなかグルメなワンちゃんだと
ドライフード(カリカリ)は食べてくれなかったり
同じ味のご飯が続くと飽きて食べなくなったりと
なかなか難しいんですよね。
そこでオススメなのが、手作りのドッグフードです。
手作りドッグフードのメリット、デメリットや
作り方や注意点などまとめてみました!
このページの目次一覧
手作りドッグフードのメリット・デメリット
手作りドッグフードのメリット
手作りドッグフードのメリットは
- 食べ物から水分を取り入れやすい
- ワンちゃんの好みに合ったご飯を作れる
- 年齢や体質に合わせて材料を調節できる
- 保存料を使わない新鮮なご飯を食べさせられる
ということが挙げられます。
手作りドッグフードのデメリット
手作りドッグフードにはもちろんデメリットもあります。
第一に、保存がきかないので作り溜めができないことです。
「1ヶ月ぶんまとめて作って保存!」というようなことはできず、
食事ごとに作ったりする必要があります。
また、飼い主にワンちゃんの栄養バランスの知識が必要です。
食べさせていいもの、悪いものをしっかりと把握していないと
吐き戻してしまったり、最悪アレルギーを起こして死亡してしまうこともあります。
手作りドッグフードの作り方 野菜はフルーツはOK?
犬は基本的に雑食ですが、どちらかというと肉食寄りです。
なので、手作りドッグフードは肉をメインにして作ります。
野菜やフルーツは入れてもOKです。
肉との比率は肉8:野菜2くらいがいいでしょう。
ワンちゃんの健康状態にもよるので、作る前に獣医さんに相談するなどして
しっかりと健康状態を把握してから材料を決めましょう。
野菜を入れるなら、
きゃべつ、かぼちゃ、にんじん、ブロッコリーがオススメです。
もやしは水分が多いので、水分補給を怠りがちなワンちゃんなら食べさせてもOKです。
フルーツはりんごがオススメです。
りんごは食物繊維が豊富で、排泄物を出しやすくしてくれます。
「最近便秘気味だな」と思ったら与えてみるのもいいでしょう。
柿はビタミンCが豊富で、さらに食物繊維もあるので
妊娠中に食べさせるならオススメです。
りんごも柿も食べすぎると下痢を起こしてしまうので
あげるなら8つ切りや6つ切りにした1切れぶんくらいまでにしましょう。
ドッグフードにトッピングするところから始めるのも◎
いきなり全部手作りにするのは難しいですよね。
そこで、まずは市販のドッグフードに手作り素材をトッピングするところから始めてみましょう。
トッピングといっても凝ったものを作るのは大変ですから、
まずはフードにキャベツの葉っぱを1枚プラスしたり、
食べやすいように切ったニンジンを入れてみるなど
簡単なところからスタートしましょう。
手作りドッグフードの注意点!
手作りドッグフードは保存がきかない!
手作りドッグフードは保存がききません。
冷凍しても賞味期限は1週間くらいです。
手作りドッグフードはワンちゃんの水分補給を兼ねて作ることが多いので、
どうしても水分が多くなりがちです。
水分が多いと傷みやすいので、手作りドッグフードはあまり長く保存できないんです。
ワンちゃんに食べさせてはいけない野菜・フルーツまとめ
人間が食べても問題はないのに、ワンちゃんが食べると毒になってしまう食べ物があります。
代表的なものだと、ネギ類やチョコレートなどです。
このあたりは「あげちゃダメ!」とよく言われるので有名ですが、
他にも、アスパラガス、ピーマン、なす、じゃがいもはNGです。
「さつまいもがいけるんだから同じ芋類のじゃがいももいけるんじゃないの?」と思って与えがちですが
これらの野菜にはアルカロイドという成分が含まれており、
このアルカロイドがワンちゃんにとって毒になってしまいます。
フルーツだと、ぶどう、イチジク、アボカドがNGです。
これらのフルーツは腎臓にダメージを与えてしまい、最悪死んでしまいます。
絶対に与えないようにしましょう。
まとめ
- 手作りドッグフードはワンちゃんに合わせた食事を作れるのがメリット
- 保存がきかない、飼い主に栄養バランスの知識が必要といったデメリットも
- 肉、野菜の比率は8:2で作る
- 野菜やフルーツの中には食べさせると毒になるものもあるので注意!