この記事は東京都から東京都へ引越した方の体験談です。
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大家さんが亡くなって立ち退き要請…引越す形に
現在52歳、飲食店で調理の仕事をしています。
数年前まで住んでいたアパート、長くいて気に入っていたのですがある日突然立ち退きしなければならなくなりました。
大家さんがお亡くなりになって娘さんが引き継いだんですが、相続税とかの問題で建て壊すことになったのだとか。
詳しくはよくわかりませんでしたがとにかく数ヶ月後には出て行かなくてはならないのだけはわかりました。
気に入った地域なので、近所の家探し
とは言えとても気に入った地域でできれば先々も住み続けたいと思っていたので、なんとか近場で探せないだろうかと思い不動産屋さんに足を運びましたがそう簡単に見つかりません。
いいと思うと駅から遠すぎたり予算がオーバーしてしまうし、予算優先だとなんかピンとくる部屋に当たりません。
でも時間だけが経っていくので残り3ヶ月ぐらいになると結構焦りも出てきました。
立ち退き料はどうなる?
立ち退き料は不動産屋さんが仲介に入って交渉してくれるのですが、私としては少しでも多く欲しいので何度か話し合いに伺いました。
こういう時ってなんか辛いですね。
お世話になったアパートなのであまりお金の話を長引かせたくない反面、急に立ち退かなければならない事情を考えると結局お金で解決しかできない現実。
余裕がない時期でしたしいろいろ調べた上で常識的に請求できる上限近くまで引き上げざるを得ません。
次の契約にもお金掛かりますしね、申し訳ないと思いつつシビアな金額で請求しました。
お金の話は済んだものの、引越しの荷物量が多すぎ…
なんとか了承してもらい後は部屋探し、ここで問題は私の荷物が結構な量であることでした。
遠くに行くなら割り切るのですが、もし歩いていける距離ならできれば引越し屋とかは最低限の出費で抑えたいと思ったのです。
たまたま出てきた物件がなんと元の物件から4軒ほど歩いたところ、古い建物でしたがその分値段の割に部屋が広いのがラッキーでした。
時間も差し迫っていたのでそこに決め、残り半月というところで荷物の移動をスタートしたのです。
仕事から帰って夜な夜な運べるものを持ち出して、あまりに重い物は最終日に便利屋に手伝ってもらおうという計画。
それが最も安く済むと考えてのことでした。
便利屋+自分で運ぶでどうにか予算内の引越し完了
実際はかなりの労働でしたので疲れましたが、半月分重複する家賃よりも出費の節約の方が上回り、なんとか予算内で終わらせることができました。
4軒先にあったからできたことですが、たまたまついていたんでしょうね。
同じ金額の家賃で部屋は広くなって、しかも陽当たりも良好な部屋に移れました。
今はもう新しく建て替えた元アパート、一軒家になって知らない人が住んでます。