みなさんは紅茶に砂糖をどれくらい入れていますか?
「スティックシュガー1本」とか「スプーン1杯」とか、「そもそも入れない」という人が多いのではないでしょうか?
どのくらいが普通なのか、紅茶の本場であるイギリスではどんな方法がメジャーなのか、
紅茶と砂糖の相性も含めて調べてみました!
このページの目次一覧
紅茶に砂糖はどれくらい入れるべき?
これはもう、はっきりした量はなく「その人の好みで」としかいいようがありません。
砂糖の量に正解も間違いもないので、好きにしたらいいと思います。
あまり入れすぎると砂糖の味しかしなくなってしまうので、
紅茶の味を妨げないくらいの量がちょうどいいでしょうね。
作法としては、いきなり砂糖やミルクを入れるよりは、
まずストレートで一口味わって、そこから調節をかける感じで入れていくのが上品に見えます。
いきなり砂糖をドボっと入れてしまうと入れ過ぎたりしてしまいますからね。
紅茶の本場イギリスではどう?
紅茶の本場であるイギリスでは、砂糖の量はどのくらいがメジャーなのでしょう?
調べてみたところ、「そもそも入れない」か、「スプーン1~2杯」がメジャーなようです。
「そもそも入れない」派はお茶請けで一緒にケーキなどを食べるため、
糖分はケーキやお菓子の甘みで十分というような感じだそうで、
お茶請けに何も食べずに紅茶だけ飲むという人は砂糖を入れるといったふうなようです。
ここもやはり、「その人の好みによって変わる」というのが結論でしょう。
砂糖の種類によって変わる紅茶との相性
砂糖には上白糖やグラニュー糖など、いろいろな種類があります。
砂糖の種類によって紅茶との相性もまた変わってきますので、ちょっと解説してみたいと思います。
グラニュー糖
一番紅茶に合う砂糖です。
クセがないので紅茶の香りと味を妨げません。
溶けやすいのでカップの底に残ることがないというのもいいポイントです。
特にこだわりがなければ、とりあえずグラニュー糖でOKでしょう。
上白糖
お菓子作りなどで「砂糖」と言われたら使われる砂糖がこの上白糖です。
グラニュー糖に比べて甘みが強いぶん、クセがあると感じるかもしれません。
グラニュー糖と同じ感覚で入れてしまうと甘みによって紅茶の味や香りを変化させてしまいます。
とはいえ微細な変化なので、よっぽど敏感でなければわからないでしょう。
三温糖や黒砂糖
三温糖や黒砂糖には、砂糖そのものに独特の風味があるので紅茶の香りや味を変化させてしまいます。
そのため、紅茶に合うかどうかと言われたらNOでしょう。
三温糖や黒砂糖の風味が好きでもない限り、わざわざこれらの砂糖を選ぶ必要はないでしょう。
その他
他に紅茶に入れるものといったら、ハチミツがあるでしょう。
しかし、ハチミツは紅茶の成分と反応して黒ずんでしまう特性があるので注意が必要です。
色の薄いハチミツだと変色が少なく済むので、紅茶に入れるなら色が薄いものを選びましょう。
他にはジャムを入れるというのもあります。
ジャムを入れるとフルーツティーのような味わいになり、おすすめです。
ただ、いちごジャムなど果肉があるジャムは底の方に果肉が溜まってしまって
飲み終わりになんともいえない食感になってしまいます。
ちなみに、紅茶にジャムといえばロシアンティーですが、
ロシアンティーでは紅茶にジャムを入れるのではなく、ジャムを舐めながらストレートティーを飲むというのが作法なのだそうです。
まとめ:紅茶に砂糖はどれぐらい入れるべきかというと…
- 紅茶に入れる砂糖の量は「お好みで」
- 紅茶の本場であるイギリスでも人それぞれ
- 紅茶に合う砂糖はグラニュー糖、次に上白糖
- 三温糖や黒砂糖は合わない
- ハチミツは変色に注意
ハチミツを入れると黒ずんでしまう現象については、
別の記事で解説していますのでそちらを見てみてくださいね。