納豆は美容や健康によく、ダイエットにも有効な食品であるとされています。
お値段も安いですし、毎日とまではいかずとも週に何回かは食べたいですよね。
しかし、納豆には「食べると太る」というウワサがあります。
そこで、
なぜ食べると太るというウワサがあるのか?
太らない食べ方のポイント
その他、食べる時に注意しておきたいポイントなどを紹介します。
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納豆を食べると太るはホント? ウソ?
「納豆を食べると太る」というウワサの真偽ですが、ある意味本当です。
実は納豆はカロリーが高い食べ物なんです。
納豆1パックはだいたい50グラムほどですが、
50グラムで100カロリーくらいはあります。
納豆だけだとお腹が膨らまないので、
ご飯と一緒に食べることになりますが、
納豆1パックとお茶碗1杯分のご飯を合わせると、およそ300カロリーになってしまいます。
300カロリーと言うと、ケンタッキーのフライドチキン2本分に相当します。
納豆ご飯だけでも高カロリーなのに、
そこにさらにおかずや味噌汁などを足すともっとカロリーが増えてしまいます。
ダイエットのおともであるコンニャクが100グラムで5カロリーですので
納豆ご飯はダイエットに全然役立たないということがわかります。
なので、「納豆を食べると太る」というウワサはある意味本当です。
ですが納豆を食べることと太るということはイコールではありません。
食べ方を工夫し、食べすぎに注意すればおいしく食べることができます。
女性は注意! ダイエット以外にもこんな弊害が……
納豆を食べるにあたり、女性は注意すべきポイントがひとつあります。
それは、生理周期の遅れや子宮内膜症のおそれがあることです。
納豆を始めとした大豆製品はイソフラボンが含まれており、
このイソフラボンを摂取しすぎると、生理周期が遅れたり子宮関係の病気になる可能性があるのです。
イソフラボンは女性ホルモンのはたらきを助けてくれる機能があるので、
適切な量を食べれば問題ないのですが、食べすぎると様々な弊害が起きてしまうのです。
だいたい、イソフラボンの摂取量は1日70~75ミリグラム程度が目安です。
納豆1パックには30~40ミリグラムほどのイソフラボンが含まれているので、
1日に何パックも食べるようなことがあると、問題が出てきてしまいます。
納豆をおいしく食べるには具材で工夫する!
カロリーやイソフラボンの面でも、1日1パックが適切な量でしょう。
では、1パックの納豆をおいしくヘルシーに食べるポイントを紹介します。
それはズバリ、具材を工夫することです。
納豆に刻みネギや卵黄など、いろいろな具を加えて食べますよね?
この具を工夫することで、納豆をおいしくヘルシーに食べることができます。
オススメの具は刻みネギです。
ネギには硫化アリルという成分があり、この成分はコレステロール値を減らすはたらきがあります。
しらすや刻みオクラなども、ダイエットにやさしい食品です。
納豆に具を足すのではなくご飯の方を変えるという手もあります。
白米ではなく、豆腐にするとカロリーがぐっと減ります。
まとめ
- 「納豆を食べると太る」はある意味ホント
- 納豆はカロリーが高いため、食べ過ぎるとカロリーのとりすぎに!
- 納豆に入っているイソフラボンのせいで生理周期の遅れや子宮内膜症のおそれが!
- カロリーやイソフラボンの面では目安は1パックほど。多くても2パックまで!
- 納豆の具に刻みネギを入れるとコレステロールの抑制ができ、ダイエットに!
- 白米ではなく豆腐で納豆を食べるのも◎
納豆には便秘を解消するはたらきがあり、体内の毒素が排出でき、デトックスになります。
きちんと適切な量を食べれば、ヘルシーで健康的な生活が送れますよ!