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2WDと4WDの違いはなに?どう違うのか簡単に解説!

車を買うときに注目しているのは何処ですか?

見た目?
シートの座り心地?

それらも大切ですが、2WDか4WDかというところにも注目したいです。

機能や安全性に関わってくる駆動形式ですが、それぞれどう違うのでしょうか?
メリットとデメリットを確認してみましょう!

このページの目次一覧

そもそも2WD、4WDってなに?

そもそも2WDと4WDとは一体何のことでしょう?

この2WD、4WDというのは、車の駆動方式のことです。
車の駆動方式とはつまり、エンジンの動力をどうタイヤに伝えるかという方法のことになります。

WDとは「Wheel Drive」の略で、2WDは「二輪駆動」、4WDは「四輪駆動」のことを指します。
タイヤを二輪で動かすのか、四輪で動かすのかということですが、
噛み砕くと、動くタイヤが2つか4つかというのが2WDと4WDの違いです。

2WDの車の特徴はココ!

2つのタイヤを動かして走る2WD車の最大の特徴は、車体の軽さです。
車体が軽いと走行に必要なガソリンも少なく済むので、燃費が良くなります。
この車体の軽さと燃費の良さが2WD車の特徴です。

車体が軽いと取り回しやすいため、市街地の走行や短距離の走行に向いています。
普段づかいで、ちょっとお買い物に行ったりする程度なら2WD車がぴったりでしょう。

デメリットとしては、設計上の都合で重心が前に寄りやすく、スリップしたときに後部が大きく振られてしまいます。

4WDの車の特徴はココ!

4つのタイヤを動かして走るため、4WD車は2WD車に比べて走行がしやすいです。
燃費や車体の軽さは2WD車に劣りますが、2WD車では苦労する雪道や山道の走行も難なく行えるのがメリットです。

タイヤが細かく動くため駐車もしやすく、濡れた道を走ってもスリップしにくいというのも特徴です。

4WD車は悪路や長距離の走行には向いていますが、
平坦な道路が続く市街地での走行には向いていないといえるでしょう。

雪道では4WD車が有利!?

北の方の雪国では、雪にハマって動けなくなる事態がまれに発生しますが、
そういう事態が発生する地域に住んでいる場合は、どちらを選べばいいのでしょう?

2WD車は二輪で駆動していますので、雪や泥にハマったときになかなか抜け出せません。
しかし、四輪駆動の4WDなら動くタイヤが多いため、その状態から脱出しやすいです。

雪国での暮らしなら4WDがいいでしょう。

燃費はどっちがいい?

2WDの燃費については触れましたが、4WD車の燃費はどうなのでしょう?

4WD車だと、2WD車に比べて車体が重いため、燃費が悪くなってしまいます。

車体が重いとアクセルを踏んでから加速するまでも時間がかかってしまいます。
馬力で劣る軽自動車ですとその欠点は顕著です。
特に市街地だと信号などで停止を繰り返すことになりますし、そのたびになかなかスピードが乗らないゆっくりスタートになってしまいます。

燃費の良さならば、2WDの方が有利ですね。

まとめ:2WDと4WDの違いはズバリ…

  • 2WDとは二輪駆動のことで、4WDとは四輪駆動のこと
  • 2WDの車は車体が軽く燃費の良さが特徴
  • 4WDの車は悪路の走行に向くため雪道では4WDが有利
  • 燃費の良さでは2WDに軍配が上がる

一般的な4WD車には、手動で2WDか4WDかを切り替える「パートタイム4WD」や、
自動で切り替えてくれる「リアルタイム4WD」という機能があるそうです。

どちらの駆動形式もそれぞれメリットとデメリットがあるので、
自分の住んでいる環境に合わせた車を選びたいですね。

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