梅雨・湿度・除湿

湿度70%ってどのくらい?梅雨の季節にぜひ読みたい高湿度のデメリット

梅雨の季節になってきました。
毎日雨続きになって、部屋がジメジメと……。
ふと湿度計を見たら70%とものすごく高くなっていたり。

湿度70%以上は要注意と言われていますが、具体的にどのようなデメリットがあるのでしょうか?

このページの目次一覧

そもそも湿度って?

そもそも湿度とは、空気に水分がどのくらい含まれているのかという「空気の湿り具合」のことを指します。
具体的な計算式などは置いておくとして、一般的に、同じ気温でも湿度が高いほど暑いと感じます。
逆に、湿度が低いと同じ気温でもそれほど暑く感じなくなります。

湿度が低い=乾燥している冬場は、
肌のひび割れが起きたり、火事が起きやすいといったデメリットが思いつくと思いますが、
逆に、湿度が高いことによるデメリットはどんなものがあるのでしょうか?

湿度70%って体感でどのくらい?

同じ気温でも湿度によって体感温度が変わるという話は先述のとおりです。
目安としては、同じ気温28度でも湿度50%ほどは肌寒いと感じるそうですが、
75%以上になると我慢できなくなるほど暑いと感じるようになります。
まったく同じ気温なのに、湿度が違うだけで体感温度はものすごく変わるんです!

湿度に対する感じ方は、
口の中が乾いてくると感じるのが湿度40%ほどで、
湿度70%以上で「なんだかじめじめしている」と感じるようになります。

湿度が高いことによるデメリット

では、湿度が高いことによるデメリットとはどんなものがあるのでしょうか?
ざっと挙げてみましょう。

カビが生えやすくなる

湿度が高い・じめじめしていると言われてまず思いつくものはカビの存在でしょう。

カビは湿度70%を目安に発生しやすくなります。
湿度が高いと食べ物だけでなく、衣類や家具にもカビが生えるようになります。
食べ物や衣類はガビが生えても捨てればいいだけですが、家具にカビが生えると後が大変です。

テレビを置く台やタンスなど、捨てようと思ったら粗大ゴミや廃品回収のアレコレを考えるとげんなりしてしまいます。
そうならないためにも、きちんと家の中の湿度には気をつけたいですね。

ある日掃除のために何気なくタンスの裏を見てみたらカビどころかキノコが生えていたという家もありますよ!

ダニが増える

カビ同様、ダニも湿度が高いと繁殖しやすくなります。
ダニが増えると皮膚トラブルやアトピーにつながってしまいます。
「ダニの死骸やフンで布団がなんだがザラザラする……」というとんでもないことになる前に、
カビ同様にしっかりと対策しておきたいですね。

熱中症になりやすくなる

湿度が高いと汗が蒸発しにくくなります。
汗が蒸発しにくくなるとどうなるかというと、熱中症になりやすくなります。

ヒトは、汗が蒸発する気化熱で体温を下げています。

しかし、湿度が高く汗が蒸発しにくくなっていると気化熱で体温を下げられなくなり、体温が上がり続けて熱中症になってしまいます。

室温が25度・湿度が80%の場合、汗がまったく蒸発しない状態になるので、エアコンや除湿機などを活用して熱中症には注意しましょう。

洗濯物が乾かない

空気中の湿度が高いと水分が蒸発しにくくなるので、洗濯物も乾きにくくなります。
カラッと晴れた日は数時間くらい干していれば乾いた洗濯物も、
湿度が高いと乾くまでに時間がかかってしまいます。

じっとり湿っている間に雑菌が増えると
生乾きのイヤ~なニオイが発生してしまいます。

まとめ

・湿度とは空気の湿り具合
・湿度が高いと体感温度が上がる
・カビやダニが発生しやすくなったり、熱中症になりやすくなるなどのデメリットがある
・洗濯物が乾かなかったり、雑菌が繁殖して生乾きのイヤなニオイがするようになったりする

これからの梅雨の季節、きちんと対策しておきたいですね。

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