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じゃがいもを長持ちさせる保存方法は?3ヶ月保つのは意外に常温!

カレーやシチュー、肉じゃがなんかによく使うじゃがいも。
漢字では「馬鈴薯」と書いて「ばれいしょ」と読みます。
これは形が馬の飾りにつける鈴に似ていることからきているそうです。

そんなじゃがいもですが、うまく使い切れずに1個2個残してしまうことってありませんか?
ほうっておくとそのまま芽が出てしまったり……。

今回は、じゃがいもを美味しく長くもたせるポイントを紹介します!

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じゃがいもの保存期間は?冷蔵庫でどのくらいもつ?

じゃがいもは常温保存で3ヶ月ほど、冷蔵保存で2ヶ月、冷凍で1ヶ月ほどが目安です。

なんと、冷凍や冷蔵よりも常温保存のほうが長持ちするんです。
「食品を長持ちさせるには冷凍や冷蔵」というイメージでつい冷蔵庫に入れたくなりますが、
冷蔵庫に入れないほうが美味しく長持ちするんです。

冷蔵庫に入れるとじゃがいものデンプンが糖に変わって風味が甘くなります。
そのぶん、ホクホク感が減ってしまうので注意が必要です。
また、冷蔵庫は乾燥しているのでじゃがいもの水分が抜けてしわしわになりやすいです。

冷凍での保存はおすすめしません。
凍らせるとじゃがいもの水分が凍ってしまい、解凍した時にスカスカになってしまいます。
また、デンプンも破壊されてしまうので風味も落ちてしまいます。
「味も良くないし食感も悪い……」
と微妙な気持ちになるじゃがいもになってしまいます。

じゃがいもを長持ちさせるコツ

じゃがいもは常温保存が一番長持ちします。
紙袋か新聞紙で包んで暗くて涼しい場所で保存しましょう。

冷蔵庫で保存する場合はしっかり土を落としてから保管します。
冷蔵庫の中は乾燥しているので、乾燥防止のためじゃがいもを新聞紙でくるみます。
その上からさらにビニール袋やポリ袋に入れるとより長くもつようになります。
袋の口は縛らないようにしましょう。縛ってしまうと袋の中で湿気がこもり、じゃがいもが傷んでしまいます。

どうしても冷凍で保存したいという時は、先に調理した状態で保存しましょう。
おすすめはマッシュポテトです。これなら冷凍による風味や食感の劣化もそれほど気になりません。
茹でて潰し、バターと塩で味付けして小分けしてラップにくるみ、
チャック付きポリ袋に入れて冷凍庫に保存します。

解凍は冷蔵庫に移しての自然解凍がおすすめです。
冷蔵庫で6~8時間ほどゆっくり自然解凍してから仕上げにレンジで温めます。
ポタージュや揚げじゃがいも餅なんかに使うととても美味しいですよ。

芽が出てしまったじゃがいもは大丈夫?

じゃがいもの芽には毒がありますが、
だからといって、芽が出てしまったじゃがいもは毒ではありません。
しっかりと芽を取り除けば問題なく食べられます。

芽が出てしまった場合、じゃがいもの栄養が発芽に使われてしまっているので
芽が出ていれば出ているほど風味が落ちてしまいます。
芽が小さいうちは気にならない差ですが、茎が伸びてしまうほどしっかり芽が出てしまったじゃがいもはしわしわで美味しくなくなってしまいます。
そうなる前に早めに食べてくださいね。

まとめ:じゃがいもを長く保存する方法は…

  • じゃがいもの保存期間は2~3ヶ月ほど
  • 冷蔵や冷凍保存よりも常温保存のほうが長くもつ
  • 冷蔵庫で保存する時は新聞紙でくるんでから
  • どうしても冷凍する時は調理した状態で冷凍する
  • 芽が出てしまったじゃがいもも芽を取り除けば食べられる

じゃがいもの芽には毒があるといわれていますが、
実は人体にはそれほど強い毒ではなかったりします。
致死量に至るにはタライ山盛り一杯の芽を食べないといけないんです。
とはいえ、毒は毒です。犬猫のペットが誤って食べてしまえばそれで死んでしまうこともあります。
もしおやつにと、ふかしたじゃがいもを与える時は注意してくださいね。

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