子供のイタズラでスライムが髪の毛に!
ネバっとしていてなかなか取れません。何とか取っても髪にベタつきが残ってキレイになった気がしません。
これだけのために髪の毛を洗うのも億劫ですし、どうにかしてキレイに取る方法はないものか……。
そんなお悩みの人に、スライムをスルッとキレイに取る方法をお教えします!
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スライムは酢で取る!
スライムの取り方を調べてみると、「スライムがついた部分に酢をかけると取れる」と出てきます。
やり方は簡単で、キッチンペーパーなどをお湯で湿らせた上から酢をかけるとスライムが溶けてキレイに取れます。
なぜ酢でスライムが取れるかというと、スライムと酢の化学反応によるものです。
スライムの材料であるホウ砂はアルカリ性で、酢は酸性です。
この2つが中和しあうことでスライムが溶けて取れるようになります。
「化学反応」とか「溶ける」とかちょっと不安になるようなワードですが、危険なものではないので安心してくださいね!
お酢を使う方法は髪の毛に限らず、服やカーペットなどに付着した場合でも有効です。
髪についた場合、髪が長い人なら洗面器にお湯を張って酢を垂らしたものに髪の毛をつけるとよいでしょう。
ですが、髪の毛に酢をつけると酢のニオイが気になりますよね。
スライムを落とした後で石鹸で洗ってみても、なんだか酢のツンとしたニオイが残っているような気がしてしまいます。
そこで、酢を使わずにキレイに落ちる方法をピックアップしてみました!
酢を使わずにキレイに落とすには
スライムはお湯で洗い流せば落ちる!
容器から出したてでまだ柔らかいスライムであれば、そのままお湯で洗い流せば落ちます。
石鹸や洗剤は特に必要ありません。お風呂で髪を洗うのと同じ感覚で、流水を当てながら軽くこするだけで落ちていきます。
水よりお湯やぬるま湯の方が落ちやすいです。
洗い方が甘いと髪に残ってしまったスライムがタオルなどに付着して被害がさらに広がってしまうので、
シャンプーを洗い流す時よりも丁寧にしっかり洗い落としましょう。
私は慌てて落とそうとしたばかりにうっかりやってしまったことがあります……。
タオルで拭く前にコームタイプのクシで髪をすいてきちんと洗い流せているかチェックしましょう。
洗い流せていなかったらクシにスライムがつくので、タオルが被害に遭う前に洗い残しを発見することができます。
コームについたスライムは濡らしたティッシュや爪でこそぎ落とせば落ちますよ。
万能のクエン酸を使う!
スライムに使われているホウ砂のアルカリ性と酢の酸性を反応させることで落としているので、
極論、酸性のものであれば酢でなくとも落ちます。
そこで酢の代わりとして代表的なものがクエン酸です。
酢を使って落とす時と同様に、スライムがついた髪の毛を濡らしたティッシュやキッチンペーパーでくるみ、
その上からクエン酸を溶かしたお湯をかけ、しばらくしてからティッシュや爪で髪を拭き取ることで落とすことができます。
クエン酸なら無味無臭ですし、酢のようにニオイがしません。洗った後の髪を口に入れてしまっても大丈夫です。
クエン酸は掃除にも便利なアイテムですので、持っておくといいですよ!
薬局などで売っているので、買ってストックしておくといいでしょう。
どうにもならなさそうなら酢で!
やっぱり最強の対策は酢です。
柔らかい状態のスライムならお湯で洗い流せば落ちますが、
子供だと、スライムを触った手でそのまま髪の毛をいじってしまって
髪にスライムがベットリとついたまま遊び回り、親御さんが気付いた頃には乾いて固まってしまっていた……なんてこともあります。
こういう時は酢を使って落とすといいです。
まとめ
- スライムは酢で落ちる
- スライム(アルカリ性)と酢(酸性)が中和しあうので落ちる
- 酢のニオイが気になるならクエン酸で
- 柔らかい状態のスライムなら洗い流せば落ちる
スライムがついた部分の髪の毛を切るという手段を使わずとも、キレイに落とすことができますよ!