掃除していたら出てきた汚い100円玉。
このまま使っても問題ないのですが、汚い硬貨を使うのはなんだか気が引けます。
銀行に持っていけば窓口で交換してくれますが、
わざわざ100円のために出かけるのも大変ですよね。
そこで、錆びた100円玉をキレイにする方法をご紹介します!
このページの目次一覧
100円玉をキレイにするには「磨く」と「化学反応」!
100円玉をキレイにするには、磨いて汚れを削り取る方法と、化学反応を用いて汚れをキレイにする方法の2つがあります。
サンドペーパーで磨く!
サンドペーパーで表面を磨いてキレイにする方法です。
目の粗さで番号がつけられているので、
3000番くらいのものを買うとよいでしょう。
このサンドペーパーで表面をこすって汚れを削り取ります。
あまりやりすぎると汚れごと硬貨の表面を削ってしまうので注意です。
クレンザーで磨く!
クレンザーには研磨剤が含まれているので、汚れを磨いて削り落とすことができます。
雑巾やタオルなどにクレンザーをつけ、こすります。
こちらもやりすぎると硬貨の表面ごと削れてしまうので注意しましょう。
キレイに磨いたら水で洗い流し、拭いて乾かします。
酢や重曹で汚れを落とす!
「たいがいの汚れは酢か重曹で落ちる」という掃除の格言があります。
そのとおり、掃除に酢や重曹を使うと汚れをキレイに落とすことができます。
これを硬貨の汚れにも応用しようというのがこの方法です。
やってみたところ、表面の汚れは軽く落ちます。
ですがサビなどの汚れは落ちてくれませんでした。
塩素系漂白剤を使う!
ハイターなどの塩素系の漂白剤を使ってキレイにする方法です。
やり方は、塩素系漂白剤を薄めた水に100円玉を浸し、30分ほど放置するだけです。
水で薄めず、そのまま使うと汚れがよりキレイに落ちます。
つけたあとは水で洗って漂白剤を落とし、乾かします。
洗わないと硬貨についた漂白剤が財布の生地を痛めてしまったり、
漂白剤が他の硬貨についた汚れを浮かしてしまい、浮いた汚れが硬貨や財布についてしまったりします。
きちんと洗って乾かしてからお財布に入れましょう。
汚れた100円玉でも問題なく使えます!
わざわざキレイにしなくても、汚れた100円玉でも問題なく使えます。
お店のお会計の時に出したり、ATMの預け入れに入れたりするのには全然問題がないです。
ただ汚すぎると、ATMや自販機のセンサーが読み取ってくれず返却されてしまうので、
手渡しができるレジでの会計で使うのがいいでしょう。
レジでは汚い硬貨はよけて保管するので、あなたが渡した汚れた100円玉がお釣りに使われることはまずないでしょう。
使えるなら、普通に使ってしまっても大丈夫です。
犯罪になるかも……やりすぎに注意!
一般家庭で硬貨をキレイにするだけなら問題にならないのですが、
お金の表面を削ったりするのは犯罪です。「貨幣損傷等取締法第1項」という法律に引っかかります。
ちょっと磨いて汚れを落とすだけならセーフですが、
磨き続けて表面を削ったり、意図的に曲げたり変形させたらアウトです。
ヤスリやクレンザーを使って表面をキレイにする場合、
額面が削れて読めなくなるくらいやってしまうとアウトになるので、くれぐれもやりすぎには注意してください。
もし削れ過ぎたり折れ曲がったりしてしまってどうしてもダメになってしまったら、
銀行に行って窓口に正直に言えば取り替えてもらえます。
意図的に貨幣を汚損するのは犯罪にあたりますが、悪意があったわけではないので厳重注意で済むはずです。
銀行に持っていかず、そのまま使い続けるのだけはやめましょう!
まとめ
- 100円玉の汚れを落とすには磨くor化学反応
- サンドペーパーやクレンザーで磨いて汚れを削り落とす
- 酢や重曹、塩素系漂白剤につけて汚れを落とす
- 貨幣の額面を削り取ったり、曲げたり変形させると犯罪になるのでやりすぎは注意!
- 汚れを落とさなくても普通に使えるので普通に使ってしまってもOK
漂白剤につけて汚れを落とす場合、
他の種類の硬貨と一緒にやると100円が変色してしまいます。
試しに1つだけ、一部だけやってみてテストしてからやってみたほうがいいでしょう。