わけあって銀行印を変えたい……でも、銀行はだいたい平日の昼間しかやっていません。
仕事が忙しくてどうしても行くことができない……。
そんな時は、代理人を頼んでみましょう!
実は銀行印の変更は代理人でも受け付けてくれます。
そこで、代理人が銀行印の変更をする時の注意事項についてご説明します!
このページの目次一覧
どうしても行けないなら代理人!
こういった手続きは、本来なら本人が行かなければならないところですが、
どうしても都合がつかない時ってありますよね。
そういう時には、代理人にやってもらうという手段が取れます。
ゆうちょでもどこの銀行でも、代理人による銀行印変更届けは受け付けてくれます。
だいたいどこの銀行でも手順自体は同じなので、必要なものや注意点についてひとつずつ解説していきます!
代理人が銀行印の変更をする時に必要なもの一覧! 忘れ物はない?
銀行印の変更に限らず、手続きを代理人が行う場合、
- 本人からの委任状
- 本人の身分証明書のコピー
- 代理人の身分証明書
- 銀行印を変更したい銀行の通帳やキャッシュカード
- 変更前の届け出印
- 変更したい新しい銀行印
が必要になってきます。
委任状は本人の直筆である必要があり、さらには銀行によってフォーマットが違います。
そのへんの紙にテキトーに書いたものではいけません。ちゃんとその銀行で用意された委任状を書く必要があります。
銀行のホームページに委任状の雛形がダウンロードできるページがあるはずなので、そこからダウンロードし、印刷して書き込みましょう。
そして身分証明書ですが、顔写真付きのものになります。
顔写真付きのものでしっかりと身分が証明できないと、なりすましができてしまいますからね。
本人の身分証明書はコピーでOKです。
あとは銀行の通帳やキャッシュカード、変更前の届け出印と新しい銀行印を用意して窓口に行きましょう。
代理人が行う時の注意点!
本人確認が厳重
なりすましなどの犯罪を防ぐため、代理人が申請を行う時はものすごく厳重にチェックされます。
「本当に代理人なのか? 周到に書類を用意した悪意ある人ではないか?」ということが厳重にチェックされるので
もし書類がひとつでも足りなければ変更手続きは通りません。
手続きに時間と手間がかかる
手続きをするために、
- 委任状を書く
- 代理人の必要な書類を揃える
というステップが増えるので、本人が直接手続きに来る時よりも手間が増えます。
手間が増えればそのぶん時間も増えるので、どうしても行けないのでなければ
できれば本人が行った方がスムーズに進みます。
銀行別に見る手続きの手順!
ゆうちょ銀行での銀行印の変更
まずは紛失センターに連絡をしましょう。紛失センターは24時間年中無休です。
銀行印をなくしてしまって変更したい旨を伝えると、必要な書類などを教えてくれます。
その後、最寄りの郵便局の窓口で変更の手続きをします。
窓口で「改印届書」という書類を渡されるので、記入して提出します。
三菱UFJ銀行での銀行印の変更
三菱UFJ銀行の「喪失受付センター」に連絡をします。
すると登録した銀行印での届けができないようにロックされるので
(届け印の必要がない振り込みや引き落としなどはできます)
その後で三菱UFJ銀行の窓口で手続をします。
窓口で変更手続きが完了すると、10日から2週間ほどで三菱UFJ銀行から「手続完了通知状」が送付されます。
こちらはちゃんと保管しておきましょう。
みずほ銀行、りそな銀行、三井住友銀行での銀行印の変更
両銀ともに変更方法は変わりありません。
営業時間中に銀行支店に連絡をし、銀行印での届けができないようにしてもらいます。
その後は最寄りの窓口で手続きをして変更完了です。
その他の銀行での銀行印の変更
基本的に、コールセンターか支店に連絡をして銀行印を用いた届けを受付停止してもらい、
その後で窓口で銀行印の変更手続きをするという流れになります。