海外旅行や海外出張でカンボジアに行くことになった時、気になるのがお金に関することです。
「通貨はなに?」
「物価はどのくらい?」
「チップはいるの?」
と、現地に行くまで意外とわからないのがお金に関する情報です。
旅行にも生活にも不可欠なお金に関するあれこれを、カンボジア生活5年目の私がお教えしちゃいます!
このページの目次一覧
現地通貨は「リエル」
カンボジアのお金の単位は「リエル」です。
日本のように小銭とお札ではなく全部紙幣で、50、100、200、500、1000、2000、5000、1万、2万、5万、10万の11種類があります。
同じ金額でも複数種類のデザインが流通しています。日本でもたまに旧札を見ますよね。あんな感じです。
慣れないうちはちょっと混乱してしまうかもしれません。
だいたい流通しているのは50~2万リエル札までで、5万や10万の高額なリエル札はめったにありません。
ドルも使える!
カンボジア国内ならUSドルも使えます!
USドルの補助通貨であるセントは使えませんので注意です。
だいたい4000リエル=1ドルとなっています。
お店によっては4100リエル=1ドルだったり、4200リエル=1ドルだったりでちょっと混乱してしまいます。
レジに「4000R=1USD」(4000リエル=1ドル)とか張り紙がしてあったり、
「まぁ100リエルくらいいいか」とまけてくれたりしますので、ドルだけでもなんとかなります。
1ドル以下のおつりはリエルで返還されます。
ただ、ドルが使えるからといって小額の買い物に100ドル札をドンと出したりすると
おつりがなかったりしますので、1~10ドルくらいの小額紙幣は必須です。
4000リエル=1ドルで換算すると、1リエル=0.026円くらいになります。
物価はどれくらい?
ちょっと画像が暗いですが、こちらが実際にカンボジアのサークルK(なんとサークルKがあるんです!)で買い物したレシートです。
買ったものは、10枚入りのチョコレートチップクッキー、グリコのお菓子のコロン、そして2つの日清カップヌードル(シーフード味)です。
日本にもあるものをチョイスして買ってきました。
英語とクメール語で書かれていますが、クッキーが0.65ドル、コロンが0.95ドル、カップヌードルが0.7ドル×2つで1.4ドル、合計3ドルのお買い物です。
1ドル100円~120円くらいと考えると、けっこう安いと思いませんか?
クレジットカードは使えない
現金を持ち歩かなくていいクレジットカードは何かと便利ですが、
カンボジアではクレジットカードはあまり流通していません。
大きなホテルや観光地のレストランなどは別ですが、
現地のローカル屋台や露店などではまったく使えません。
それどころかおつりも用意されてなかったりするので、おつりをもらわなくてもいいように小額紙幣はきちんと用意しておきましょう。
ローカルな屋台ですと、1ドルの支払いにたった5ドル札を出すだけでも露店の店員さんがおつりを用意するために両替に走っていったりします。100ドル札なんてそもそも受け取ってもらえません。
チップは必要?
カンボジアにチップの習慣はありません。
チップは、高級レストランやホテルのポーター、ツアーガイドやドライバーなどには渡すことが一般的です。
ですがローカルな屋台などを渡り歩いたり、タクシーやトゥクトゥク(バイクで牽引する台車)で運んでもらったりする時には必要ありません。
高級レストランやホテルのポーター、ツアーガイドやドライバーなどには渡すことが一般的です。
まとめ
- 通貨はリエル
- USドルも使える
- あまり大きな額面の紙幣は受け取ってもらえないことが多いので、小額紙幣をたくさん用意すること
- クレジットカードが使えるのは大きなホテルやレストランのみ
- チップは観光向けのガイドなどには必要だがローカルな屋台などでは必要ない
物価の面でいえばむしろ日本より安かったりするカンボジア。
今度の休みに是非訪れてみてはいかがでしょうか?
ライター:ネコパン
心理学科卒。大学では「箱庭療法」「HTPテスト」など、臨床心理学系を中心にやっていました。 シミュレーションゲームが大好きですが、「これって箱庭療法ってやつでは…?」と心の奥底の無意識に気付いてしまったり。 色々あって現在は専業主婦をしながら海外生活をしています。