iPhoneで文字を入力しているとき、普段は意識しないことですが、ときどき「全角数字」の入力を求められることがあります。
例えば、インターネットショッピングなどで住所を記入するさい「全角数字で入力して下さい」と書いてあること、結構ありませんか?
メッセージのやり取りやSNSの投稿などで、文字とともに数字を入力することはよくあることです。日付や時間などは、英数字で書くことのほうが多いと思います。
しかし、あまり「全角」「半角」という意識は持っていませんよね?
いざ全角入力を求められると「あれ? iPhoneで全角ってどう出すんだっけ?」と一瞬たじろいでしまいます。
今回は、iPhoneで全角数字を入力する方法を、キーボードの種類ごとにご紹介します。
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◆日本語かなキーボードで入力する
「日本語かなキーボード」というと仰々しく聞こえますが、なんてことはありません、いわゆるガラケー時代からおなじみのテンキーです。
今では「フリック入力をするときのキーボード」と言ったほうがわかりやすいかもしれませんね。
日本語と最高に相性のいいフリック入力は本当に便利でスムーズ! ご利用の方も多いと思います。
それでは、日本語かなキーボードで、全角の数字を入力する方法を説明します。
まず、キーボードの左側「ABC」という部分を2度タップして、数字入力のモードにします。
そして、好きな数字を入力し、変換候補を見ていきます。
変換候補の中、数字のわきに「全」と小さく書いてあるものが全角数字です。
これを選択すれば、全角数字の入力は完了です。
ちなみに、住所などではハイフンなどの記号も全角での入力を求められますが、「全」マークが付いている変換候補を選べば、記号も全角入力になりますよ。
◆日本語-ローマ字キーボードで入力する
テンキー式の入力ではなく、パソコンなどのキーボードと同じタイプのキーボードで、ローマ字日本語入力されている方は、方法が2通りあります。
まず、変換候補から選ぶ方法です。
任意の数字を入力し、変換候補の中から、数字のわきに「全」と小さくしるしがついているものを選らべば完了です。
次に、キーボードを長押しして全角数字を表示させる方法もあります。
キーボードの中で、全角で入力したい数字を長押します。すると、そこから吹き出しのように変換候補が出てきます。
例えば数字の2を長押しすると、半角や全角の他に(2)や漢数字の二などがずらりと表示されるので、その中から全角数字を選べば入力できます。
ただし、この方法だと全角数字に「全」のマークはついておらず、半角数字との見分けがかなり難しいです。少しだけ半角数字のほうが太くなっているのですが、正直いちいち確認しなくてはいけないので、手間がかかります。
個人的には、数字入力→変換で「全」のしるしがある候補を選ぶほうがスムーズかつ、安全だと思います。
本筋からは少々それますが、全角のアルファベットを入力したいさいには、長押しでの入力はかなり便利です。
ローマ字キーボード入力の状態で、入力したい文字を長押しすると、半角文字と全角文字がぴゅっと吹き出してきます。しかも全角文字には「全」と小さく書いてあるので、判断もたやすいです。
◆まとめ
意外と入力することを求められる「全角数字」の入力方法をご紹介しました。
最後に、おさらいをしておくと……
- 日本語かなキーボード:任意の数字を変換→「全」という小さなしるしがついているものを選択する
- 日本語ローマ字入力:任意の数字を変換し「全」と書いてあるものを選択。または長押しから選択。
間違いがないように全角数字や記号を入力するには、変換候補の中を探すのが一番安全だと思います。
とにかく候補内の「全」という小さなしるしさえ見逃さずにいれば、記号も数字も一括で全角入力してくれますからね。
ちょっとした住所や電話番号の入力で、いちいち「半角になっています」と注意され、何度も入力を強いられるのは本当に面倒です。
ぜひ、全角数字入力法を覚えて、求められたときにささっと入力できるようになっちゃいましょう!