iPhoneに搭載されている「iPhoneを探す」機能、使用していますか?
事前にiPhoneでオンにしておくだけで、iPhoneが手元にないときにiPhoneの場所をある程度、特定することができる機能です。iCloudにログインできれば、どこからでも使えるのが便利ですよね。
iPhoneを紛失したさいや、盗難にあったときのことを考えて、オンにしておくと安全です。
お恥ずかしい話ですが、私は家の中で「あれ? iPhoneがどこかいっちゃった?!」となることが多く、結構な頻度で使用しています。
ですが、そんなとき稀に「オフライン」と表示されて焦ることがあります。
家の中で見失ったときなどは自力で探せば済む話ですが、もし外出時に紛失したときや、盗難されたと思わしきときに「オフライン」が表示されたら一大事です。
今回は「iPhoneを探す」機能で「オフライン」と表示される場合の原因と、いざという時の対処法をご紹介します。
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iPhoneを探す設定の確認
根本的な話になりますが、端末側で「iPhoneを探す」がオンになっていなければこの機能は使えません。そしてオンになっていないときは「オフライン」と表示されます。
まずは、端末側の設定がオンにされているかを確認しましょう!
設定からiCloudを選び、iPhoneを探すのわきに「オン」と書いてあればオンになっています。
オフだった場合は、「iPhoneを探す」をタップし、スイッチをオン(緑の状態)にしてみましょう。
「前にオンにしたから」と思っても、何かの拍子にオフになってしまった可能性もあります。
例えば、AppleにiPhoneを修理に出すさいは「iPhoneを探すをオフにしてください」と指示されます。その時のままオフ状態になっているなど……意外とありえることです。
とりあえずは、一番最初に確認してみましょう!
ネットワークの確認をする
「iPhoneを探す」はWi-Fiやデータ通信などのネットワークにつながっていないと使用できません。
通信環境が不安定な場合は、しっかり電波を受信できているかを確認しましょう。
普段はしっかり通信ができている場所でも、何らかの理由でネットワークが不安定になることもあります。そんなときは、時間をおいてから確認すると「オフライン」表示が消えて、正常な状態に戻ることがあります。
「機内モード」では、すべての通信がオフになります。自分で気が付かないうちに、うっかり「機内モード」になっていることは珍しいことではありません。チェックしてみましょう!
端末の電源が切れている
探したいiPhoneの電源が切れている場合も「オフライン」の表示になります。
つまり端末の電源が入っていないと「iPhoneを探す」は使えないというわけです。
仮にiPhoneを紛失したとして、見当たらなくなってから相応の時間が経過すれば、バッテリーが切れて電源がオフになってしまうことは、想像に難くありません。
そんなときに希望になるのが「最後の位置情報」です。
これはiPhoneの電池が切れてしまうその直前、最後の力を振り絞り、端末が「iPhoneはここで電源がオフになりました」とAppleに位置情報を送信してくれる機能です。
この設定は、設定→iCloud→iPhoneを探すから可能です。
「最後の位置情報を送信」という項目を、有事に備えてオンにしておきましょう。
ですが、この機能も万能というわけではありません。
実は、最後の位置情報がAppleに送信されてから24時間以上がたつと、残念ながら「オフライン」の表示になってしまうのです。
「オフライン」のとき何をするべきか
「オフライン」が表示される原因はわかりましたが、紛失時に「オフライン」が表示されたとき、何をしたらいいのでしょう。
まずはじめに「紛失モード」をオンにしましょう。「紛失モード」をオンにすることで、iPhoneはロックされ、第三者が端末内の情報にアクセスすることができなくなります。これで、最低限の個人情報は守れるというわけです。
もし「オフライン」の原因が電源オフであったり、ネットワークがオフであっても「紛失モード」を要求しておけば、電源が入ったときやネットワークに接続されたとき、コマンドが受け付けられます。
次に「検出したら通知」にチェックを入れておきましょう。こうすることで、「オフライン」の原因が取り払われたとき、登録しているメールアドレスで連絡を受け取れます。
例えば電源が切れていて「オフライン」だった場合、電源がオンになったさいに、その位置情報をメールで受け取ることができるというわけです。
◆まとめ
iPhoneを探すで「オフライン」が出たときの原因と、するべきことをお伝えしました。
最後に情報をまとめておくと……
1. 「オフライン」の原因
・iPhoneを探すがオフになっている
・電源が切れている
・ネットワークにつながっていない
2. 「オフライン」のときできること
・「紛失モード」をオンにする
・「検出したら通知」にチェックを入れる
iPhoneを紛失するということは、大量の重要な情報を紛失することと同義です。だからこそ、紛失した場合には焦ってしまうと思います。ですが、何事にも焦りは禁物です。
仮に「オフライン」と表示されていても、できることはあります。
まずは冷静になり、可能な限りのことを行ってみましょう。
紛失は誰にでも起こりうることです。いざというとき、この記事があなたのお役に立てば幸いです。