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iPhoneで矢印アイコンが表示される理由は?消し方も紹介!

iPhoneの画面上部、バッテリーやWi-Fiのマーク、時間が表示される部分に見慣れないアイコンが表示されることはありませんか?

電池残量のチェックや時間の確認などで、よく目に着く場所なので、わからない表示があると気になってしまいますよね。

その中でも、電池マークのわきにときどき出てくるのが、矢印のようなマークです。

普段は表示されていないのに、ふとした瞬間、表示されていることがあります。

一体これは何のためのアイコンなのでしょうか。

また「どうもこのアイコンが表示されるようになってから電池の消費が激しい気がする」という方もいらっしゃると思います。

今回は、iPhoneの上部に表示される矢印マークは一体なにものなのかを解説します。また、矢印アイコンを消す方法についてもくわしくご紹介します。

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矢印マークの正体とは

iPhoneの上部、時計などが表示されている部分の正式名称は「ステータスバー」といいます。そしてそこに表示されているアイコンは「ステータスアイコン」と呼ばれるものです。

ステータスというその名の通り、ステータスバーに表示されるアイコンは、iPhoneの今の状態を表すものになっています。

Wi-Fiのマークが表示されているときはWi-Fiに接続されていることを示していますし、データ通信の通信範囲内にいるときは、棒グラフのような形で電波状況を教えてくれますよね。

つまり矢印アイコンも、今iPhoneで何かが使用されていることを示しているわけです。

その何かとは……「位置情報サービス」です。

矢印アイコンが表示されているときは、iPhoneの位置情報サービス利用中という意味になります。

位置情報サービスで何ができるか

では位置情報サービスをオンにしておくと、具体的にどんなことができるのでしょう。

そもそも位置情報サービスとはなにかというと、人工衛星とiPhoneを通信させて、iPhoneの今現在の位置を取得し、その位置情報を利用して受けられるサービスのことです。言い換えると、GPSを用いて取得した自分の現在地を使ったサービスですね。

理屈だけではイメージしにくいと思うので、身近な具体例を出していきましょう。

まず、お天気アプリは位置情報サービスを使うことが多いです。位置情報サービスをオンにしておけば、設定を変えずとも、現在地の天気を表示してくれます。旅先などで便利ですね。

また、マップアプリやナビアプリなども位置情報サービスを使用します。これにより現在あなたがどこにいるかを瞬時に地図に反映させ、行きたい場所までをスムーズに案内してくれるわけです。

他にも、FacebookなどのSNSでもこのサービスと連携していると、投稿時に「この場所から投稿した」ということを表示してくれる機能があります。

位置情報サービスは便利な機能ではありますが、電池を消費しやすい機能でもあります。

iPhoneの位置が動くたびに、人工衛星と通信して現在地を更新していくわけですから、どうしても電池をくってしまいますよね。

「バッテリーがもったいないから、なるべくオフにしておきたいんだけど……」
「そもそも矢印マークがわずらわしいから消したい」

などなど……お悩みが出てくるのは、当然です。

矢印マークの消し方

それでは、矢印マークを消す方法、つまり位置情報サービスをオフにする方法をご紹介します。

まず、「設定」を起動し、「プライバシー」を選択します。

次に一番上にある「位置情報サービス」をタップしましょう。

ここから、位置情報サービスの詳細な設定ができます。

「もう天気もマップもどうでもいいからオフにしたい!!」という場合は簡単です。一番上の「位置情報サービス」のスイッチをオフにすればOKです。

「お天気やマップアプリは使うけど、SNSには位置情報を載せたくない」という場合、アプリごとに設定することが可能です。

位置情報サービスの設定画面には、位置情報サービスを使用するアプリが一覧で並んでいるので、その中で任意のアプリをタップしましょう。

すると「許可しない」「このAppの使用中のみ許可」「常に許可」(「常に許可」はアプリによっては表示がありません)と出てくるので、お好きな設定を選べます。

「許可しない」はそのアプリに位置情報の提供をしない設定です。

「このAppの使用中のみ許可」は、アプリが画面に表示されているときのみ許可します。バックグラウンドで可動させているときは利用できません。
また、この設定にすると、位置情報サービス利用時に画面の上部に青いラインが入り「利用中」であることを知らせてくれます。

「常に許可」はアプリが画面で表示されていない、つまりバックグラウンドで稼働中のときも位置情報を提供するモードです。

上記を参考に、お使いのアプリを自分の好みに設定してみてくださいね。

また、位置情報サービスをオフにしているはずなのに、気がついたら矢印アイコンがステータスバーに復活していた! という場合は、新しいアプリをダウンロードしたさいに、オンにしてしまった場合があります。

そんなときは、設定からちゃんとオフになっているか確認しましょう。

まとめ

ステータスバーに表示される矢印アイコンについて解説しました。

最後に情報を整理しておきますね。

  • 矢印アイコンは「位置情報サービス」利用中に表示される
  • 「位置情報サービス」とは現在地を取得してアプリなどで利用できるサービス
  • 「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」でオフにすることが可能

矢印アイコン自体は、別段あやしいアイコンというわけではないので、不安に思う必要はありません。

しかし、知らないうちにオンにしておくと、SNSなどでは投稿がされた場所が、知らずのうちに公開されてしまいます。また、カメラの位置情報をオンにしておくことで、撮影した写真に位置情報がくっついてしまいますので、このあたりもチェックしておきたいですね。

位置情報は大切なプライバシーのひとつです。

アプリごとにオンオフの設定ができるので、この機会に一度設定をご確認することをおすすめします。

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